「仕事のプレッシャーに耐えられず、どうすればいいのかわからない!」
今まで経験してこなかったような仕事を任されたとき、プレッシャーという壁をにぶつかる人が多いです。
こんな毎日を抜け出したい!押しつぶされそう!なんてネガティブな感情を抱いていると思いますが、そもそもプレッシャーを感じること自体はいいことでも悪いことでもありません。
それを仕事のやりがいと感じる人もいれば、圧力となって息苦しいと感じる人もいる。捉え方次第でどうにでもなる感情なのです。
しかしプレッシャーで苦しいと思っている人が多いのは、プレッシャーではなく「失敗したらどうしよう」なんて自分の未来を悲観していることが根源にあります。
今日はそんなネガティブに捉えがちなプレッシャーで潰れる前に実践して欲しいこと、考えてほしいことを紹介していきます。
今にもこのプレッシャーから抜け出したい!なんて考えている人には必見の内容ですよ!
この記事の目次
①1番最悪のケースを想像してみる
プレッシャーをポジティブに捉えるためにも、一回でいいので今想像できる範囲でもっとも最悪なケース。何もかもがうまくいかないケースを考えてみてください。
その想像が最悪であれば最悪であるほどいいです。
これはあるプロ野球選手の試合前のルーティーンなのですが、その投手はチームのエースでありチームメイトからもファンからも慕われる存在です。
それゆえプレッシャーを強く感じ、毎回緊張で押しつぶされるような思いが続いたときに、試合前に行うようになったと言います。
最悪なケースを深堀して考えれば考えるほど、「さすがにこんな物事がうまくいかないことはないな」「ダメなことがここまで続くことはないだろう」と開き直れるそうです。
仕事でも全く同じで、プレッシャーを感じるほどの仕事を任せられるということは、その仕事を達成する能力があると認められた上なので力は兼ね備えているわけです。
それゆえ、そんなに悪いことが続いたり、全部が全部ダメなんてことは本来であればまずありません。にも関わらず、なんとなくダメになることばかりを考えしまうため重荷となってしまうのです。
悪いパターンを考える時は徹底的に考え込みましょう。これでもか!というくらい悪いパターンを考え込むことで、少しばかり気持ちを楽にすることができます。
②プレッシャーをルーティン作業化してしまう
大勢の観客に囲まれ、失敗したらため息の渦にまかれるようなスポーツ選手のルーティンこそ、プレッシャーに打ち勝つヒントが隠れています。
イチロー
メジャーリーガーのイチロー選手の場合、バッターボックスに入る前に体をほぐす意味で屈伸運動を毎打席行います。
さらにその前を辿るとネクストバッターズサークル(次打つ人が待つところ)でゴルフスイングをしたり、実に1つの打席に経つまでに17種類のルーティンがあると言われています。
クリスティアーノ・ロナウド
サッカーのC.ロナウドも、フリーキックを蹴る際に、ボールから1,2,3と一完歩ずつ確かめるように5歩下がります。これもルーティンの1つで、自分の歩幅的に一番いい状態でキックが蹴れる位置を確かめる意味合いがあります。
結果を出すことに集中すること
以上で紹介してきたスポーツ選手レベルになると、毎年、毎試合、結果を出して当たり前という相当なプレッシャーが常にかけられます。
ただ彼らは、体をほぐしたり、自分が一番ベストな力を発揮できるようにするための儀式(ルーティン)を行い、プレッシャーではなく結果に対しての集中力を高めることで常に高いパフォーマンスを誇り続けているわけです。
これは何もスポーツ選手に限らずビジネスマンに適用ができることです。
大きなプレッシャーがかかるプレゼンの日は
- 自分の好きな色である赤のネクタイをする
- 特別力が入らぬよう、いつも通り会社についたらコーヒーを飲む
- 大切な日にだけ通る道を変える
等、1つ自分の行動パターン(ルーティン)を確立させます。このように物事に取り組むことで、プレッシャーを感じるよりも結果にコミットできるようになるのです。
仕事場でも、家からでも、大事なプレゼンの前でもなんでもいいので、自分のルーティンというのを1つ作って実践してみましょう。
③小さなことを成功とする
プレッシャーと言う言葉の裏には、”失敗したらどうしよう” という恐怖・そして ”自信のなさ” というが見え隠れしています。
その恐怖や自信のなさを改善するには成功体験を繰り返して、徐々に自信をつけていくしかありません。
最終的な結果ばかり見てたら、その過程で起きている大切な成功体験を見逃しがちで、常にプレッシャーを感じながら、自信が持てぬまま仕事を続けなくてはいけなくなります。
仕事には計画を立てたり、計画を実行するために打ち合わせがあったりと、様々なタスクがあるのですから、その1つ1つのタスクに対して成功or失敗、なんて評価基準を設けながらやっていくと、最終的な結果のみに怯える必要がなくなります。
やっていくなかでうまくいくことは必ずあるでしょうから、それを成功体験として自信をつけていけばいいのです。
自分を否定してネガティブな感情で物事に取り組むことこそ、ネガティブな事態を招く最大の原因なので、小さいことでも成功と捉えて、自己肯定をする機会を増やすことでプレッシャーを楽しめるようなります。
④自分の置かれている状況を整理してみる。
自分が任されている仕事の重要性。自分の立ち位置。なんてものを一度立ち止まって、客観的な視点で見てみましょう。
自分では大事な仕事、絶対に成功させないとやばい!なんて肩の力が入りまくっているような仕事でも、
「あれ、以外に自分がプレッシャーだと思ってやってることは、会社からしてみれば大きなことではない?」「自分の抱え込みすぎ?」なんて気づきもあるでしょう。
会社の今後を左右する事業なんて、社員数人のベンチャー企業でもない限り滅多にありませんから、肩の力が入り過ぎて本来の力が出せなくては残念以外のなにものでもありません。
責任を感じやすいのはいいことですが、会社でやっている以上、自分1人だけがプレッシャーを感じて仕事に取り組む必要は全くないのです。
⑤行動することが唯一の解決方法だと諦める
プレッシャーに押し潰れそうでやばい!という時こそ手が動いてないときです。
結果はどうであれ、何かに必死に取り組んでいるときはプレッシャーを感じる余裕もないほど必死でしょう。どちらにせよ行動を起こさない限りはプレッシャーに打ち勝った先の成功は体験できません。
プレッシャーを解決する唯一の方法は行動することだと諦めて、必死に物事に取り組むのも解決方法です。
プレッシャーに押し潰れそうであれば辞めることも手段のうち
プレッシャーに打ち勝つ方法、考え方をここまで紹介してきましたが、そのプレッシャーが自分への圧力となって毎日辛い、仕事にすら行きたくない、なんて状態であれば逃げ出すというのも手札として持っておきましょう。
もちろんできることなら、プレッシャーと向き合ってやり遂げて欲しい気持ちもありますが、苦しい思いをし続けて、あなたが仕事を嫌いになってしまったり、仕事ができないような精神状態になってしまったら元も子もありません。
1番は自分の身体ですから、どんなことがあっても限界を迎える前に逃げ出すことも大切な手段の1つなのです。
幸いこの記事を書く筆者も、社員数人のベンチャー企業勤務自体に精神的に追い込まれて、逃げるように転職をした1人です。
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逃げ出してしまったから次はない。
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どうしてもプレッシャに押し潰されそうだ、そんな毎日が続いて休みの日すら休んだ気にならない、しんどい、なんて方は、筆者のように1度でいいのでキャリアのプロと言われるアドバイザーに相談する選択肢をとってほしいです。
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