“上司が働いているから帰りづらい”と残業している人が失っている物

"上司が働いているから帰りづらい"と残業している人が失っている物

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上司が仕事をしているから帰りづらい。

なんて思いで毎日残業をしている人も少なくないでしょう。言われなくてもわかると思いますが、帰りづらいから帰らないというのは無駄でしかありません

それが当たり前になってしまっている環境にいるうちは、なかなか深く考えることもないかもしれませんが、”帰りづらいから帰らない”という選択を毎日し続けることによって失っているものは非常に大きいです。

今日はあたなが失ってるもの、そして早く帰る方法について徹底解説していきます。

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帰りづらいから帰らないを続けていることで抱えるリスク

ジョブエモン
プレミアムフライデーやノー残業デーなんてほんの一部だけの企業に適用されてることだから、”結局自分が変わるしかない” ってことを念頭においてリスクとしっかり向き合わないとね!

健康でいることを失っている

睡眠は健康と深い関わりを持っていることは誰もが知る事実ですが、日本では4人に1人は睡眠障害を持っていると言われ、疲れているのに眠ることができない、寝ても疲れが取れない、等の経験をする人が多いです。

これも言われなくてもわかる事実ですが、帰らないことによって睡眠時間やプライベートの時間が失われています。

結果、ストレスを和らげる時間が圧倒的に少なくなり、寝ていても緊張状態が続き快眠が得られない。そもそも睡眠時間が短いので脳がリフレッシュされずに毎日を過ごす。という悪い循環に陥りがちです。

以前より怒りっぽくなった、憂鬱な気分になりやすくなった等、心辺りがある人も多いのではないですか?

その時点で脳、そして心の状態が健康とは言えなくなっているので、気づかぬうちに悪い循環にハマってしまい、日常生活を送る上で周囲に迷惑を欠けているかもしれません。

【逃げ場が大事】仕事の不安を取り除くために実践してほしい5つのこと

2018.04.04

大げさな話しかもしれませんが、睡眠時間・睡眠の質を低下させることで自分の命を削っているなんて言われることも少なくなく、事実として生活習慣病をはじめ、心筋梗塞等、死に至りかねない病気との関連性も明らかにされています。

質の悪い睡眠は生活習慣病の罹患リスクを高め、かつ症状を悪化させることが分かっています。睡眠問題は「睡眠習慣」と「睡眠障害」の問題に分けられます。睡眠習慣については睡眠不足やシフトワークなどによる体内時計の問題、睡眠障害については睡眠時無呼吸と不眠症の問題を取り上げ、それぞれ生活習慣病との関係を明らかにします。

関連記事:e-ヘルスネット 厚生労働省健康情報サイト様

 

上司が働いているから帰りづらいから残業をしていることで、命を削っている意識は感じづらいものではありますが、少しずつ蓄積されるものですが、心のどこかでいいので命を削られているという意識を持つことをしてみましょう。

ポン太
今日寝る時間が減るな〜くらいは考えるけど、健康や命のことまでは深く考えたことがなかったな。

家族との時間を失っている

「仕事だからしょうがない」「家族のため」「子供のため」なんて言葉が多く使われていますが、今や離婚原因の1つとして、”夫の残業が多い” ことが挙がるくらいです。

リスクモンスターという会社が20~49歳の既婚女性300名にアンケートをとると、半数が夫の仕事に不満を抱いており、さらにその4割が「残業が多い」というのが不満理由でした。出典:リスクモンスター(株)「アナリストモンスター」

”家族のため”とやっていたことが、家族の反感を買う引き金となってしまっていては元も子もないです。

仕事を辞めて家族サービスに尽くすのは現実的ではないですが、会社に勤めながらでも家族に尽くせる環境作りを考えることは、以外に急務かもしれません。

会社の利益を失っている

「残業代をもらえるからいっか」と開き直っている人も少なくありませんが、これほど危険なことはありません。

そうやって、会社に残る利益を少なくしているという実感はお持ちでしょうか?もし持っていないとしたら、自分が会社の業績に対してマイナスなことをしているという自覚を持ちましょう

給料、福利厚生に不満を抱いている人こそ自覚が少ないと思いますが、給料も福利厚生の会社の実績によって決まることを忘れてはいけません。挙げた利益を無駄な人件費に使わないことが自分の得になるのです。

帰りづらい空気を打破して帰る方法

失ってから気づくことが多いからこそ今すぐ実践してほしい、帰りづらい空気を打破して帰る方法を紹介していきます。

仕事後にやるべきことをタスク化する

帰りづらさの根源は、上司が働いているのに…という思いからくるのもありますが、帰っても特にやることがないから、という気持ちも含まれていることでしょう。

久しぶりに会う友人と飲みに行く予定があれば、気まづさそっちのけで帰りますよね?娘の誕生日や、彼女との記念日だってきっとそうするはずです。

挙げた例でこそ、大きめのイベントですが、毎日小さくていいので仕事後の予定を明確にしておきましょう。

もっと言えばタスク化して、絶対にやる!くらいの気持ちを毎日持つようにしましょう。洗濯をするでも、外食でなく自炊をするでも、9時からのドラマを見るでもなんでもいいです。

とにかく、絶対にやる!とタスク化して、それを達成するための行動を心がけましょう。

終始業務報告を欠かさない

できる限りこまめに業務報告をするようにしましょう。こまめにできない環境であれば、スケジュールシートを使い、自分がどれだけ働いて、どういったスケジュールで動いてきたか伝わる工夫をしましょう。

残業をすることで自分が頑張って働いていることを証明しようと必死になっている人が多いですが、業務の本質は売り上げに繋がることを必死にやることです。

何も、自分が頑張ることを必死にアピールすることではありません。そのアピール精神が根付いているから帰りづらいことを理由に残業をしてしまうわけです。

自分が定時までの時間内にできる限りのことはした、帰っても周りに迷惑かけることはまずないと証明さえできれば、上司が働いていようが問題ありません。

それを証明するための手段として業務報告を欠かさずにして、気まずさとは無縁な状況を作るのです。

定時に退社する機会を増やしていく

上で紹介してきたことを実践しつつ、定時に帰る機会を極力増やしていきましょう。学生時代のクラスや部活動で、絶対に打ち上げに参加しない人、絶対にプールに入らない人等、絶対〇〇な人を思い出してみてください

周りから反感を買いそうな事柄も、やり通せば“絶対に残業をしない人”、というレッテルを貼られて文句を言う人がいなくなるはずです。

最初から「今日からは残業しません!」と言い切るのは不自然かつ反感を買いやすいので、とにかく地道に機会を増やして行くことが肝になります。

ポン太
あ、たしかに残業ではないけど、無駄だからって絶対飲み会に来ない人とかいるいる!そゆのが羨ましいときあるもんな〜

仕事は仕事、自分は自分と割り切ることが大切

ジョブエモン
残念ながら、ブラック企業はなかなか減らずに、今でも苦しんでいる人は多いからね。そんな人には、何より自分のことを1番に大切にしてほしいと本気で思うよ。

会社に勤め始めると、友達と時間があわなかったり、両親との付き合いが減ったりして、自然とライフスタイルそのものが仕事ばかりになってしまいます。

それがゆえに、職場の上司に気を使ってばかりで仕事が終わったのに帰れない。気まずい。という感情になってしまうのです。

会社での仕事はただの仕事であって、決して自分の人生の全てでもなんでもありません。

“仕事と遊びの境界線を曖昧に” 仕事を楽しみましょう!なんて意見があるのも事実ですが、楽しめず生活のために続けている人の方が圧倒的に多いです。

だからこそ、仕事は仕事、自分は自分、と割り切って、毎回毎回自分を大切にする選択を選びましょう。

そして今まで失っていた自分の健康面、家族に気を使い、自分の生活を成り立たせてくれている会社のマイナスになるような残業を辞めて、自分を取り戻すように務めるのです。

筆者が毎日残業で辛かった日々を抜け出した方法

ここからは筆者の経験談になりますが、この記事を書く筆者自身も以前はスタートアップ企業での仕事で、毎日毎日残業で消耗していた1人です。

終電どころか、終電で帰れないような日々もあり、下記の仕事にあるように自殺も考えたような状況でした。

ベンチに座る男性

20代で仕事を辞めたいあなたに、自殺まで考えた僕が伝えたい6つのこと。

2019.08.10

企業のカラーもあるので、いきなり残業がなくなる訳ではありませんし、今回の話しで言うと上司がいきなり変わる訳でもありません。

幸い筆者の場合は、たまたま当時の取引先に転職関連の仕事をしている方がいて、本当に自分のキャリア、今の環境に納得ができないときは”キャリアコンサルタントに相談した方がいい”という助言があったので、なんとか乗り切れた経験があります。

正直かなり追い込まれていて、半信半疑だったのですが、キャリアコンサルタントを業界最大数抱えると言われるリクルートエージェントに相談して、今の会社に転職して環境を変えることに成功しました。

リクルートエージェント

【リクルートエージェントの評判】運営者自ら利用→転職成功を達成した上で語る!

2019.07.20

ここからは少し宣伝染みた感じに見えるかもしれませんが、リクルートの場合、業界最大数のキャリアコンサルタントを抱えているので、自分の希望業種や経験が近い人が担当になることが多いです。

自分の場合は社員数10人以下のスタートアップ企業からの転職だったのですが、担当の方も6人の会社からリクルートに転職した方、かつ経験してきた業界も同じだったので、非常に話しがスムーズかつ、こちらの意図も組み込んでくれました。

だから、リクルートを利用しましょう!転職しましょう!という訳ではなく、筆者の場合、「相談だけしてみよう」という結果が転職であり、抜け出した方法です。

例の通り、相談だけという意識での相談も全然可能かつ、公式サイトにもあるように多いに受け入れています。しかも無料で。

仮に転職することになっても、途中で利用をやめてもお金がかかることは一切ありませんから、キャリアコンサルタントという多くの人のキャリアを見てきた人に相談してみてはいかがでしょうか?

どこの会社でも同じだ〜なんて諦めているうちは、自分の状況は絶対によくなりません。

綺麗事かもしれませんが、一歩踏み出す勇気。今回で言えば相談するだけですから、今の状況を打破するためにも、一度勇気を降り出してみましょう。

筆者のその一歩で、結果的に年収150万UPの転職に成功して、終電ですら帰れない状況から抜け出した経緯がありますので!

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