- 給料が安い
- 残業が多い
- 上司の態度やパワハラ
- 職場でいじめが横行してる
なんて不満から、今にも上司や同僚に会社の不満をぶちまけそうになっている人も多いのではないでしょうか?
どれも今すぐは解決しないことなので、”我慢するしかない”とグッと堪えていると思いますが、ストレスを溜め込んでいいことはまずありません。
今日は、なんとか不満が爆発する前に、上司や身近な人に不満であることを伝え、改善に向かっていけるような伝え方・不満から抜け出す方法を紹介していきます。
この記事の目次
会社に対して不満に思うことを伝える時に気をつけるべきこと
感情的になってはいけない
不満が爆発しそうになった手前感情的な気持ちになるのは重々承知ですが、ここでもグッと堪えてあくまで客観的に見ても問題があること、自分が不満に思っていることが自分だけが感じているワガママでないことを伝えましょう。
証拠と言ったら大げさですが、この時に事実を証明できるようなものがあるとより問題として上司や人事も取り扱ってくれます。
パターン別の証明方法
給料が安いことに関して:給与を今よりも大幅にあげるのは難しいですが、残業をしているのに残業代が出ていない場合は、しっかり残業をした記録を残すこと。今では残業代計算アプリなどもあるので利用するのがオススメです。
残業が多いことに関して:スケジュールシートなどを使って、自分が抱えてるタスクを他人が見てもわかるようにまとめ、自分に負荷がかかりすぎてはないか ?他人に適任がいるのではないか?等の提案込みで伝えるようにしましょう。
上司のパワハラ:自分が言われた内容、他人が言われていた内容、シュチュエーション等をしっかり把握し、これも他人が見てもわかるよう、資料としてまとめると人事も見逃がさざる得ないでしょう。
今やパワハラ・セクハラに関する関心も世間的に高く、厳しくなっているので、資料としてまとまっているほど会社にとって不都合はありません。早急に対処してくれるでしょう。
職場のいじめが横行している:上司のパワハラと同じく、いじめの内容やシチュエーションが他人に伝わるよう資料としてまとめて報告しましょう。
相手に全てを押し付けない
伝える相手が上司にしろ、人事担当にしろ、「〇〇という問題に対して不満があるから解決してください!」という任せっきりの態度では相手も人間ですので快く問題の解決に動いてくれないでしょう。
大切なのは、「自分もこの会社をよくしたい」「協力できることがあれば言ってほしい」という具合に、あくまで自分も力になれる部分があれば力になる、協力させてほしいと言い寄ることです。
「Aという仕事15時までにやっといて!」と雑に振られるよりも、「Aという仕事15時にやっておいて!もしわからないことあればメールでも直接でもいつでも相談きてくれれば対応するからさ!」と一言添えるだけで印象は変わります。
相手に押し付けるのではなく、一緒に解決しましょうという歩むよる伝え方をするのがミソです。
解決策の提案をする
上記の内容と近くなってしまうのですが、問題点を解決して会社を良くしたいということを伝えるには、具体的な解決策の提案までできると相手もより協力的になってくれるでしょう。
「自分は〇〇という立場上、Aさんに強く指摘することはできないのですが、人事担当のBさんからおっしゃっていただければ納得していただけるかもしれません。」
という具合に。「Aさんのパワハラがひどいんで解決してください!」と言われるよりも、解決策の提案と、あなただからこそ解決できるということを遠回しに伝えることができれば、相手も気持ちがいいものです。
伝える相手を間違えてはいけない
伝え方と同じくらい大切なのが相談する相手を間違えないことです。
直属の上司だからと言って、できるだけ波風を立たせたくないような振る舞いのイエスマンに相談しても言いくるめられて終わってしまうだけです。
かと言って感情的な上司に相談した時点で問題が大きくなりすぎて、ややこしくなってしまうことも・・・
ある程度の規模がある会社であれば人事部があるでしょうから、フラットな立場で意見を聞いてくれる人事に相談するのが1番です。
あまりに職場環境がひどい場合は、労働基準監督署への相談も選択肢に入れつつ、まずは1番信頼できる同期や上司に相談して、ことの重大さや客観的な意見にも耳を傾けましょう。
不満がいっぱいあるのは自分がワガママだからではない
会社に対して不満が募ると、みんなは黙って働いているのに自分はワガママなのかもしれない、忍耐力が足らないのかもしれないと感じている人もいることでしょう。
しかし、会社に対して不満に思う気持ちを持つこと自体が、仕事に対して意識が向いていること証拠でもあるため決して悪いことではありません。
ストレス社会と言われる世の中で、同じような不満を持っている人はたくさんいますが、”これが当たり前だからしょうがない” と諦めて、勤務年数を重ねるうちに自分がパワハラの加害者になっていることも珍しくないためです。
その点、なんらかの行動を起こそうと、こうやって記事を読んでくれている読者様が自身を責める必要は全くないのです。
会社への不満から抜け出す方法
ここまで紹介してきたように、不満の解決法として、まずは人事や信頼のおける上司に相談をすることが1番ですが、残念ながら職場環境が明日から急に変わることはまずありません。
もちろん良い方向に進んでいくことは十分に可能ですが、何年かかるかもわかりません。
もし、今の仕事に不満があって、できることならいち早くこの環境から抜け出したいと思う気持ちがあるのであれば、転職という手段を考えてみるのもいかがでしょうか?
あいにく、今の転職市場を見ていると求職者有利な状況が続いていて、20〜30代前半であれば未経験でも欲しいという企業がたくさんあります。少子高齢化の影響で若者の人材確保が十分にできていない企業が多いためです。
20年現在は2社に1社は人材不足と言われるほど深刻な状況で、若者の転職にはこれ以上ないほどの追い風が吹いています。
パワハラが原因で退職した場合の転職活動の進め方等でもお伝えしていますが、転職理由がネガティブなものであっても、伝え方次第でプラスに働くことだってありますし、相手だって職場環境の問題に関しては世間の関心が高まっている今重々承知です。
決して、忍耐力がない人、弱い人、なんて見られるようなことはないでしょう。転職支援サービスも充実している今なら、無料でプロのサポートを受けながら転職活動を進めることも可能なので、この機会にwebから無料会員登録をして実際に利用してみましょう。
自分がより良い環境で仕事ができるよう、毎日会社に不満を募らせるだけではなく、理想を追い求める形にシフトチェンジしていくのです!
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