忘れもしない2018年の12月16日。
この記事の筆者である26歳の僕自身がまさに「仕事を辞めたい」「上司の圧力に耐えられない」と精神的に追い込まれ、「通勤で乗る予定の電車に飛び込んでやろう」と決意し、ホームから一歩踏み出そうとした日です。
ここまで書くと少々重い内容ですが、この記事を書いている2019年8月現在は精神状態も戻り、新たな会社を見つけ生き生きしているのでご心配なく。。。
ただ、少なくとも僕と同じような思いをしている人がいれば伝えたい、「今の状況は逃げ出しても大丈夫だよ」、「自分を大切に」ということを伝えたくて記事にしました。
単刀直入に言うと、次の仕事が決まる前に会社を辞めるのは怖かったので、とりあえずやけくそに転職サイト(リクルートエージェント)に登録したのが、精神的な苦痛を脱したきっかけです。
いくら僕が病もうと、上司がいきなり優しくなったり、労働環境が変わることはまずありませんから。。。。
なんとか状況を脱しようと転職サイトに助けを求めたのが、今思えばいい選択でした。
ただ、せっかく苦労して入った会社ですので、みんながみんなその選択をするのは現実的ではないでしょうし、「とりあえず転職すれば?」なんてアドバイスが、この記事を拝見してくれてる方に対して伝えたいことでもありません。
まずは今できること、まずは今改めて考えて欲しいことを以下ではお話しさせてください。
この記事の目次
仕事を辞めたい毎日が普通だと思わないでほしい
会社を辞めたいと思いつつも辞められない人の多くは「世間の目」を気にしている人が多いでしょう。
ただ考えてみてください。あなたが毎日、満員電車の人並みに埋もれるように会社に行き、毎日終電で帰るような生活を送っていたら、あなたを大事に育ててくれたご両親はどう思うでしょうか?
毎日毎日を浮かない顔をして仕事に励む自分を、将来に夢をふくらませていた幼少期の自分が見たらどう思うのでしょうか?
「これが普通」だと、自分が今生きている狭い世界だけを見ていては何も解決しません。あなたのとなりの会社の人は活き活きと仕事に取り組んでいる人ばかりかもしれません。
少しでいいです。「これが普通」「これが普通」と自分を慰める前に、少しでいいから外の世界を見てください。自分の同僚に相談するのではなく、違う会社で働く学生時代の友人でも幼なじみでもなんでも構いません。
とにかく様々な方と関わる機会をもうけて、これが普通という毎日に疑問を持てるようにしていきましょう。
「自覚もないままうつ病になって会社にいけない状態になっていた」
人ごとのようで人ごとではありません。いきなり会社を辞めた方がいい!なんて言いません。まずは疑問を持つことから初めてみてはいかがでしょうか?
仕事を辞めたいと思うきっかけを明確にしてください
まずは何に悩んでいるかを明確にしてください。
- 上司のパワハラに耐えられない
- 残業が多い
- 毎月のノルマがきつい
- 職場でのいじめ
- 給与が安い
- 勤務先までが遠い
と言ったように、人それぞれ悩んでいる原因は違うと同時に対処法は異なってきます。
「会社を辞めたいと」思っているあなたの悩みは、会社を辞めなくても解決できるケースだって存在するでしょう。
例えば、上記であげた、上司のパワハラ、ノルマがきつい、いじめ等は、会社を辞めなくても「部署を変えてもらう」という選択をすることによって解決できるかもしれません。
家の契約が残っている、ボーナスが欲しい、勤続年数の関係から、「辞めたい」と思っても、簡単に辞めるという決断ができない人が多いでしょうし、辞めたことで勤めていた時以上の苦境に陥る方も少なくないです。
勤務先が遠い、給与が安い等は、「転職」という2文字が真っ先に浮かぶでしょうが、少しでも会社に残りたいという気持ちがあるのであれば、その上での選択肢を探すことも大切になってきます。
まずは、何に悩んでいるかを明確にして自分が起こすべき行動について考えていきましょう。
会社を辞める前に転職活動した方がいい!(余力がある場合)
僕のように、本当に死を考えるレベルまで追い込まれている場合は、今すぐにでも逃げ出した方が自分のためかもしれませんが、まだギリギリ大丈夫!耐えられる!
という自負がある方であれば、一旦会社を辞めるという行動は避けて、在職中に転職先を見つけるという方向にベクトルを向けてください。
会社を辞めたいと思う人の多くが、その後の仕事はどうしようか?という壁にぶつかるでしょう。
- 転職活動は就職活動みたいに忙しくなりそう
- 多くの企業に出向いては面接やら説明を受けなくてはいけない
- 求人探すのだって時間がかかりそう
こういったイメージから、仕事を辞めないと転職活動ができないと考える人が多いですが、それは大きな間違いです。
実際に、筆者自身も会社で就業をしながら、転職活動を行いました。
なぜかと言うと、自分の転職活動を代理となって進めてくれる転職エージェントというサービスを利用したからです。
転職エージェントは何をしてくれるの?という記事でも詳しく紹介しておりますが、ヒアリング結果から、自分にあった求人を探してくれたり、面接日程の調整、年収交渉、履歴書の添削、あとは転職後のサポート等を無料で全面バックアップしてくれる強い味方がいました。
1人1人にキャリアコンサルタントという担当者がつくので、二人三脚で転職活動を進めていくイメージをするといいでしょう。
リクルートエージェントであれば土日も営業していますし、担当のエージェントがお休みでも、担当のアシスタントさんが対応してくれるので僕自身は全く転職活動に支障がなかったです。
※担当エージェントとアシスタントのエージェントさんは情報共有等しっかりなされていたため。おそらくそちらも2人3脚のような形で対応しているのだと思う。
会社を辞めたあとの経済的リスクを把握する
経済的リスクに関しては、転職した人の方が給料が高いという記事で詳しく説明しておりますが、7割程度の転職者が前職より年収が上がったというデータもあるくらいなので、転職先を決めた上での退職なら全く問題ないと言えます。
実際に26歳の筆者も、転職を通じ150万ほど年収がUPしましたから・・・
ただ、もし転職先を決めないで会社を辞めてしまったのであれば、収入源がなくなる上、毎月会社が半分払ってくれていた健康保険、年金、そして扶養家族を抱えていた場合はその分の健康保険料を支払わなくてはいけません。
健康保険料は世帯の総所得から決まるので一概にいくらとは言えませんが、年金に関しては収入があろうとなかろうと、基本的には16,490円/月(平成29年4月~平成30年3月※年によって変動します)を支払わなくてはいけません。
貯金が全くないのに、「とりあえず会社を辞める!」という選択肢はおすすめはできないですが、本当に精神的に追い込まれて死を考えるレベルまで悩んでいる場合はお金のことは二の次で今にでも仕事から逃げてください。。。
あなたはもっと評価されるべき!自分を知る!
「自分なんて魅力がない人間だから、会社を辞めたいけど辞めたところで雇ってくるところなんてないだろう・・・」
と思い込むあまり、何にもアクションを起こせなくなっていませんか?
いえいえ、魅力がない人間なんて誰一人として存在しません。
でも1人で考えたところで評価なんて他人にされるものだし難しい!なんて悩んでいる方は、まずは「自分の適正年収はいくらなのか?」なんて診断をしてみてはいかがでしょうか?
MIIDASというサイトでは、簡単な質問に応えるだけで自分の適正年収が知れるのでオススメです。
【筆者の診断結果】
正直、26歳の僕からすると平均よりだいぶ高く年収がでたので、少し高すぎでは?と率直に思いましたが、一つの判断材料としてやってみる価値はありそうです。
20代で働き盛りな今だけど、自分を大切にするのが1番!自分>仕事
20代という若い年齢で、仕事を辞めたい、憂鬱な気分になってしまっているあなたに、筆者自身の経験談から色々と書いていきました。
一度状況が悪くなると、なんでもかんでも悪循環でネガティブに捉えていた僕が実際に行なってきたこと、考えてきたことを綴らせていただきました。
その後、僕自身はリクルートエージェントを利用して転職活動をすることで、「仕事を辞めたい」、「死んでしまいたい」という状況を抜け出せましたが、一度立ち止まって現状を見つめ直すことがなければ、転職するという選択肢にすら辿りつけなかったかもしれません。
それほど、いざ追い込まれると視野が狭くなり、危ない状況に誰だってなりえるということです。
辛いと感じている今、まず1番に考えて欲しいのが、自分自身を大切にできているかどうか。
もし大切にできていないな・・・と率直に感じたら、転職活動をする、立ち止まって現状を見つめ直す、部署の異動を検討してもらう、なんでもいいので行動に移していただければ筆者としてはこの上ない喜びです。
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