猫の手も借りたいほど仕事がいっぱいでどうにもならない!キャパオーバー!
なんて状態に陥ってるあなた。仕事のことでいっぱいいっぱいで他のことを考える余裕すらない状態にあることでしょう。
自分の手に負えないくらい仕事を任されることは信頼されている証でもあるので光栄なことですが、自分にガタがきてしまってはどうにもなりません。
筆者も死を考えるまで追い込まれた時期がありましたが、こうやってこの記事に辿りつけれる今はまだギリギリ救える状態です。1番最悪なケースは、現状を抜け出す気力すら失ってしまうことですから…。
少なくともこの記事を見てくれた人にはそんな思いは絶対にしてほしくないので、今日はキャパオーバーの状態を続けるリスクや改善方法について紹介していきます。
この記事の目次
キャパオーバーな状態を続ける3つのリスク
まずはこの状態を続けるリスクを把握していきましょう。これは他でもない、あなたが今の環境にい続けるリスクになります。
精神的なダメージの蓄積
本来であれば長時間働いた疲れは肉体的な部分にいくはずですが、自分のできる範囲を超えてますから精神的なダメージも大きくなります。
キャパオーバーの状態が続いていると心に余裕がなくなるので、昼休憩など休んでいるつもりでも常になにかに追われているような感覚で過ごすことでしょう。
これでは効果的な休息を取れているとは言えないのでダメージは蓄積するばかりか、最悪のケースだと職場に復帰できないほど大きな傷を負うことも珍しくありません。
「自分に限って…」なんて思えるうちが吉。自覚がないうつ病患者だって少なくないのです。
創造性の低下
流れ作業のように淡々とこなす仕事ももちろん存在しますが、一手間加えたり、工夫をすることでスピードが早くなったり良いモノが出来上がるのが仕事の醍醐味です。
しかし、とにかく仕事を早く終わらそうと思うがあまり、創造性の部分がかけてしまい良い仕事ができない。考えずにただ終わらすことが仕事になってしまっている。
これでは仕事の質を下げると同時に、仕事の楽しみ、そして時には自分の成長の妨げにもなり兼ねます。
仕事量をこなしても、成長がありませんからまったく自分のためになりません。
信頼の低下
仕事がないより仕事がある方がまだマシです。
忙しいときはそんなことを思える余裕がないのもわかりますが、現実的に仕事が回ってこないことほど虚しいことはありません。
今でこそ仕事が回ってきていますが、キャパオーバーの状態で仕事をし続けていては仕事の質の低下や確認の不十分などが原因で信頼を一気に失うことだって想定できます。
「信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生」なんて言うように、信頼を得るのは難しいのに失うときは一瞬。
仕事が多く回ってくる今は信頼がある証でもあるので、このまま信頼され続けるにはどうすればいいか?キャパーオーバーのまま小手先でごまかしたままでいいか?なんてことを考えてみてはいかがでしょうか?
信頼を得ることも大切ですが、得た信頼をそのまま積み上げる方がもっと大事です。
新規の仕事を断ることも仕事のうち
仕事は引き受けてなんぼ、引き受けた仕事はこなしてなんぼ、なんて思いがちですが、仕事を丁寧に断ることも仕事なのです。
これはキャパオーバーの状態を作らないようにする自分のためでもありますが、何よりも仕事を依頼してくれた相手のためでもあります。
キャパオーバーゆえ、あなたがベストなパフォーマンスで頼まれた仕事に取り組めなくて困るのは誰ですか?
万が一、頼まれていた日にちに仕事が終わらなかったら困るのは誰ですか?
そんな状況に追い込まれてしまってるあなたが困るのは間違いないですが、1番困るのはあなたに仕事を振ってくれた人です。
あなたがどれだけの仕事量をこなしていようと、頼んだ人は残念ながら結果しか見てくれません。
「忙しいから雑な作業になってもしょうがないか」とはいかないのです。
自分のことでいっぱいいっぱいでしょうが、そんな時ほど相手のことを考えて仕事に取り組んでみるといいでしょう。
すると自ずと、相手のために仕事を断るべき時がわかってくるはずです。
仕事を断るときは誠意は見せよう
断ることも仕事ですが、「できません」「やれません」「忙しいです」の一点張りでは相手も気持ちのいいものではありません。
最低限の誠意を伝えることで角が立たずに次に繋げることができるのです。
仕事を頼んでくれたことには感謝する
上記でも述べてきましたが、仕事を頼んでくれるというのは信頼があるという証です。その信頼に対してのお礼は断る際も必ず伝えるようにしましょう。
【感謝の気持ちを伝える例】
・仕事を頼んでいただきありがとうございます!ぜひ取り組みたいところなのですが、先約のタスクがいっぱいで引き受けてしまうとご迷惑かけかねません。そのため今回は引き受けられないです。誠に申し訳ありません。
他の手段を提案することも大事
感謝を伝えるとともに、他の手段まで提案できるとさらに印象はよくなります。
今仕事を引き受けることは難しいけど、できることなら協力したいという姿勢を見せられるためです。
【他の手段を提案する例】
・明日の何時以降でしたら取り組むことができるのですがいかがですか?
・もし急ぎってことでしたら、〇〇というアプリを使ってみたらいかがです?かなり使い勝手がよく、1から取り組むより効率よく進むと思います!使いかたで不明点あれば言ってくださいね!
・スケジュール上、全部は難しいのですが〇〇〜〇〇なら対応できます!それでもよろしいですか?
キャパを広げる方法は、「時間+一点集中」
断ることも大事ですが、できるのであれば断りたくないですし、信頼を落とさぬまま評価をあげたいところですよね。
そのためには今以上に自分のキャパを広げなくてはなりません。
ずばり、今以上のキャパを作るのに重要なことは”時間を意識すること” と “一点集中でタスクに取り掛かる” ことです。時間は有限ですからね。
10の仕事を与えられようと20の仕事を与えられようと1日24時間、労働時間は原則8時間と限りがありますから、そのうちの何時間をAという仕事にあてて、何時間をBという仕事にあてるか?とスケージュールを立てたり自分なりに所要時間・目標時間を1つ1つのタスクに対して明確に設けるようにしましょう。
キャパオーバの人に限って自分が抱えているタスクや所要時間を把握できていないので、常にあれもこれもという状態で仕事をしてしまい効率が悪く自分で自分を苦しめがちです。
会社員がゆえ、自分勝手に1つことだけをやり続けることは難しい気持ちもわかりますが、せめて9時〜11時までの2時間はAというタスクのことだけに集中して終わらそう。という具合に、時間+一点集中で取り組みましょう。
コツコツですが、結果的に1つ1つタスクが片付いていくので、自分のキャパシティーを広げる上では重要なことなのです。
キャパオーバーな状態がそれでも続く場合は逃げるのが吉
無責任かもしれませんが、どんな手を使ってもキャパオーバーな状態が続く場合は逃げるしかありません。
※逃げると言っても明日いきなりバックレるような辞め方をしてはいけないですよ!詳しくは以下の記事をご覧ください。
逃げるという言葉に嫌悪感を抱く人も多いと思いますが、逃げるというのはある意味 “挑戦” なのです。なにもネガティブにイメージを持つ必要はありません。
というのも、仕事を辞めたら
- 転職活動をする
- 新しい会社へ入る
- 新しい会社で仕事を学ぶ
なんて、ざっくり書き出すだけでも大きな挑戦が3つもあります。
人によっては職場の場所が遠いので、住む場所を変えるなんて人もいることでしょう。
人間なにもしないなんてことはまずないですから、逃げても逃げなくても結局なにかしらをやるしかなく、逃げた先には挑戦があるのです。
なので”逃げる”ことをマイナスに捉えるような考え方をまず取り除きましょう。
【経験者が語る】逃げたあとに取るべき行動
逃げる前に逃げたあとの行動まで考えていると楽なので、ここでは実際に筆者がとった行動について言及していきます。
筆者のプロフィール記事でも言及しておりますが、おそらくこの記事を見てくれているあなたのような状態に一時期いました。
キャパオーバーが過ぎて、本当に死をも考えたほどです。※そうなった理由等はプロフィール記事を見ていただけると!
そんな時に抜け出したきっかけが他でもないリクルートのキャリアコンサルタントに出会ったことでした。
正直、「キャリアコンサルタントなんて名前も怪しいし、なんか高いお金を払わないと面倒を見てくれないのであろう」くらいに思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。
まずは、とりあえず面談をしましょうということで電話での面談だったのですが、登録したときの自分のプロフィールから、近しい経歴を持ったコンサルタントを割り振ってくれました。
経歴が同じですから、ある程度こっちの意図を汲み取ってくれたり、業界特有の専門用語も伝わり非常にスムーズに面談が進んだ記憶があります。
このあとの転職の詳しい経緯は以下の記事で紹介しておりますが、逃げた先の行動としてはまずはリクルートのキャリアコンサルタントに相談することを筆者の経験よりおすすめします。
筆者の場合、結果として年収150万UPで優良企業への転職を成功。今ではその企業で問題なく働いています。
自慢でもなんでもなく、こういう今があるのも逃げた後にとった行動が全てだと認識しています。
転職活動は学生の就職活動とは全く違いますし、1人で仕事を探すなんて効率が悪過ぎるためです。
というのも、リクルートに登録してキャリアコンサルタントが担当につくと(登録すれば誰にだって担当はつきます)、以下のようなサービスが全て無料で受けられます。
当たり前ですが、1人で転職活動をしていたらこんなサービスは受けられませんから、ハードルが上がるばかりです。
なぜ無料なのかは以下の記事でも詳しく説明していますが、結論から言うとリクルートのようなサービスは企業側からお金をもらっているので、我々利用者からお金を取る必要が全くありません。
実際に筆者も転職に成功していますが、お金を請求されるようなことは一切ありませんでした。
もっと言うと、お金を支払っているのは自分を採用してくれた企業、すなわち今の勤め先がリクルートにお金を払っています。
そのため、自分がお金を払う必要は全くないのです。これは途中で転職活動を辞めてしまって人にも言えることで、全くお金がかからないです。
かなり詳しく仕組みについての説明をしていまいましたが、こうやって逃げたあとの行動まで想定していると本当に次の挑戦までのスピード感が早くなります。
そして、この無職の期間が短くなることによって、仕事がなくて経済的に困るようなリスクだって軽減できます。
最後になりますが、いっくら辛い辛いと思っていても、行動に移さないことにはその状況は変わりません。
なんとか勇気をだして、今のキャパオーバーの状況を抜け出す行動を心がけてみましょう。
決して逃げることは悪いことではない。今の状態を続けていることの方が危険。
この記事を通じてそんなことが少しでも感じ取っていただける方がいれば幸いです。
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