職場で孤立してしまい、毎日があまり楽しくない、辛いなんて感じている人も少なくありません。
ネットで孤立からの脱出方法を調べても
- 飲み会に参加する
- 積極的に話しかける
なんて、それができてたら今頃苦労してねーよ!なんて思わずツッコミたくなるような情報ばかりで、どうも役に立ちません。
お酒飲むのが苦手な人からしてみれば飲み会自体が何よりの苦痛ですからね。
そんなあなたへ向けて、今日は、”孤立しないよう、無理に頑張る必要はないですよ” なんて目線で、悩んでいる今だからこそ知って欲しい5つのことをこの記事では紹介していきます。
この記事の目次
1.孤立していても仕事ができることはすごいこと
会社という組織にいる以上、同僚や取引先と行った人と関わりながら仕事していくのは当たり前のことです。にも関わらず、孤立という状況に置かれても仕事がこなせていることは結構すごいことです。
一人で事業をやっているような人でもない限り、必ず自分だけが100%担う仕事はまずなく、上司から振られる仕事であったり、最終的に他部署のチェックがあったりと仕事にも流れがあります。
その流れを”孤立” という状況にいながらもしっかり乗りこなせていることは、誰でもできることではないでしょう。
よく職場の女性社員が嫌われるポイントで、”女を武器する” なんてものがありますが、これもできる人に頼るための一種の仕事術です。
その点、あなたは孤立した状況で自分の問題を自分で解決して取り組めているわけですから、人間関係はたしかにうまくいってないかもしれませんが仕事人としての誇りは捨ててはいけません。
2.無理に解決しようと頑張る必要はない
でもやっぱり孤立してると周りの目もあるし、なんとか解決したい!と頑張ろうと思いがちですが、急に話しかけるようになったり、急に飲み会に参加したり、これほど不自然なことはありません。
もちろん、何もしないよりはいいかもしれませんが、頑張った時に自分に訪れる疲労感を含めた精神的なダメージは計り知れません。
頑張ることは悪いことではありませんが、人それぞれペースというものがありますから無理に頑張る必要はないのです。自分のことを1番に考えて行動するようにしましょう。
3.挨拶、仕事のホウレンソウだけは徹底する
孤立は人間関係のトラブルですから、会社でやっている仕事にまで影響を及ぼすことは絶対にあってはならないです。
その点、最低限の挨拶、仕事のホウレンソウは抜け目がないように行いましょう。
だいたい、社内で飲み行くメンバーであっても仕事中は挨拶や会議で顔を合わすぐらいの人ばかりが多いです。仕事でも飲み会でも常に一緒なんて人はまずいません。
挨拶とホウレンソウだけの関係では物足りないと感じてしまうかもしれませんが、それだけ徹底していれば人並みにコミニケーションは取れていることになります。
あとは無理しない程度に継続あるのみです!
4.人間関係のトラブルは職場にあるもの
そもそもの話しになってしまいますが、職場に人間関係はあって当たり前です。
「私だけ、どうしてこんなに・・・」「私が悪いんだ・・・」
と、自己否定してしまいがちですが、同じように悩んでいる人は近くにいるかもしれません。
実際に転職支援会社が調べたアンケートでは、退職理由の5割近くが上司への不満だったり同僚や後輩とうまくいかなったという人間関係です。参照元:リクナビNEXT様
これが示すよう、ある程度人間関係のトラブルは職場につきものであり、どうにかして解決しよう!ではなく、どう向き合っていくか?が大事なのかがわかります。
例えば、会社以外に自分と気があう仲間がいたり、会社以外のところで資格やスキルアップへ向けて取り組んでいることがあれば、自ずと会社内の人間関係の優先度は下がります。
それによっていくらか悩みが解消される。なんてことは十分に考えられることです。なにも会社内のことが全てではありません。
5.今の職場だけが職場ではない
極論ですが、今の職場だけがあなたの職場ではありません。
自分は元から人間関係が苦手だから人と関わりたくないということであれば、人間関係が少ない仕事もたくさんあるので興味を持ってみるのもいいでしょう。
ところが、これとは逆に、「孤立して辛いけど仕事内容は好きだから・・・」と、すぐに会社を辞めるという決断には至れない人もいます。「自分が得意な分野の仕事につけることなんて簡単ではないだろうし・・・」なんて具合に。
しかし、今や人材不足に悩まされている企業が半数以上とも言われているので、「仕事がない、仕事がない」なんてニュースで取り上げられている割には、20〜30代前半の方には仕事が選べるくらいある状況なわけです。
事実、若者の確保に手こずっている企業が多くなった結果、ひと昔前までは正社員としての就職なんて難しいとされていた、フリーターや新卒で入った会社を3年以内に辞めてしまった人にまで需要が広がっています。
【第二新卒を採用したいと考える企業の割合】
※第二新卒=新卒で勤めた会社を早期退職した22〜26歳世代(定かな定義はない)
それだけ企業は若者の確保に必死で、逆にある程度社会人経験がある求職者からしてみればチャンスがいっぱいあるのです。
人間関係のトラブルはつきものと言えど、辛い環境で働き続けることが果たしていいことなのか?なんて考えると、転職するということを1つの手札として持っておくのは悪いことではありません。
辛いが積み重なって仕事ができない状況に追い込まれてしまう人も少なくないですからね。
自分を否定しない。自分を大切にしよう。
職場で孤立して辛いというあなたへ向けて知って欲しい5つのことを書いていきました。
最後にまとめると、職場で孤立しているからこそ自分だけは自分を否定しないでいてほしい。
そして、解決したい、早くこの環境から抜け出したい等、色んな思いはを抱きながら行動するにしても、自分を1番に考えた上で選択をしてほしいということです。
行動1つ1つに頑張り過ぎたり、無理してるかも・・・なんてことがあれば本末転倒で、また新たな悩みのタネができてしまいます。
あまりネガティブなことは言いたくないですが、無理するがあまり復活まで時間がかかってしまうまで追い込まれる人を筆者は知っています。
そして筆者もそうなりかけた1人です。
決して悩むこと自体が悪いとは思わないですし、そういった時期も必要なのかもしれませんが、悩みがないに越したことはありません。
まずは、自分を否定せず自分を大切にすることを忘れないでください。
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