これから転職活動を始めようと思っている人向けの記事になります。
転職活動は大まかに分けて
- 情報収集(準備期間)
- 書類作成・応募
- 面接
- 内定
- 退職(引き継ぎ、手続き等)
- 入社
という7ステップです。一般的には3ヶ月程度なんて言われていますが、早い人であれば1から5までのステップを1ヶ月弱で終わらせ、2ヶ月目には転職先で働いている人もいます。
一概に早いからいいとは言えませんが、各ステップをスムーズにこなすためにポイントがあるので以下で解説していきましょう。
この記事の目次
1.情報収集(準備期間)は選択を間違えないように
この期間は選択を誤らないということが1番重要になります。
情報収集、準備期間にとにかくリサーチを重ねて、時間がかかりがちな人もいますが、情報を多くインプットすればいいというものではありません。
情報がありすぎる上、自分が転職したい経緯や進め方がどうしてもブレブレになってしまいます。
転職市場に足を踏み入れてみないことには自分の市場価値や、どんな会社に転職できるのか?なんてことがわかりませんから、転職支援サービスに無料会員登録して、自分のプロフィールを送ってみる。等、なんらかの行動を起こすことが大切です。
転職活動を最初から最後まで一人で進めようなんてことは絶対にしないでくださいね!
どんなに足を動かしても得られるは限られますし、ネットで多くの求人が見れますが、実はそれもごく一部にすぎないのです。大企業や人気の高い優良企業ほど応募殺到を恐れ非公開という形で求人を扱っているので、ネットで簡単に見られる求人ほど注意が必要になります。
非公開求人はリクルートエージェントが業界でも一番多く扱っているので、まずはネットで手に入らない情報に触れて見てはいかがでしょうか?
今後の転職活動がここにかかっているという言っても過言ではないですから、プロに相談する等、これからの方向性をスペシャリストの力を借りて組み立てるようにしましょう。
2.書類作成は自分の言葉で書くように!
転職の準備ができて、ある程度方向性が決まってくれば書類作成が待っています。
普段から文章を書く機会がないので誰もが手こずる書類作成ですが、ネットにある例文をそのまま引用するのだけは辞めましょう。
転職書類を書くのに慣れている人、優れている人、なんてまずいませんから、採用担当の方も完璧は求めてません。それよりも紙面から「この会社に入りたい」なんていう気持ちの部分を読み取りたいと考えています。
丁寧な言葉使いなど、常識の範囲内のことはもちろん注意すべきですが、丁寧にこだわりすぎるあまり回りくどい言い方になったり、堅苦しい文章になって伝えたいことが伝えわらなかったら意味がありません。
とにかく自分の言葉で書くこと。書類作成はここが1番のポイントです。
3.面接では一緒に働きたいかどうかが見られてる!
能力や経験が求められるのが転職ですが、資格やスキル等は書類である程度のことがわかってしまうので、ここでは「一緒に働きたい」「ぜひうちで働いて欲しい」なんて人間性をアピールできるかどうかが鍵を握ります。
たとえ、スキルが凄くても、協調性がない人とは一緒に働きたいとは思いませんよね??
あなたもそう思われないよう、ここではどうやったら一緒に働きたいと思ってもらえるのか?ということを心がけて面接に臨みましょう。決してアピールしてやろう、と肩に力を入れるようなことをしてはいけません。
4.内定したからと喜んではいけない。契約を見直そう
内定が決まるとどうしても浮かれてしまい、すぐにでも「今後ともお世話になります!」という形で承諾してしまいたくなるものですが、まずは労働条件等の契約を見直す必要があります。
「入ってみたら違かった・・・」なんて当たり前の世界です。企業も求人票に都合の悪いことは書きませんから、求人票に書いてあったことは契約に含まれているか?などの確認作業は絶対に怠ってはいけません。
雇用契約書を発行してもらうことで、自身でゆっくりと確認ができますから、内定後は発行してもらうようにしましょう。
ただ、いつまでも保留保留では内定が決まっていても印象がよくないものです。これからお世話になるかもしれない会社ですから、”いつまでに正式な返事を出す” という期限は必ず伝えましょう。
内定が決まってからも状況がどうであれクイックな対応が求められます。
必ず確認すべき項目
- 給与額(月給)/賞与額
- 時間外手当(残業)
- 上記以外の支給(通勤交通費や住宅手当など)
- 就業諸経費の有無(営業交通費や制服代などの負担があるか)
- 社会保険の有無
- 仕事内容
- 勤務形態
- 勤務時間(始業終業時間)/時間外労働の有無
- 休日/有給休暇
- 休日出勤の有無
- 入社日
確認しておくと良い項目
- 給与/賞与の支払い方法/支払い日
- 昇給
- 退職金額
- 研修期間(仕事内容・待遇)
- 配属予定部署
- 勤務地
- 休暇(夏季・年末年始)
- 休職に関する取り決め
- 転勤/異動の有無
- 転籍/出向の可能性
引用元:career-theory様より
5.退社へ向けて。まだまだ転職活動は続きます!
さて、内定が決まったから転職活動が終わったなんて気でいると痛い目にあいます!ここからはさらに険しくなりますよ!
- 上司への報告
- 引き継ぎ
- 退職の手続き
- 取引先への挨拶
と、少々気まづかったり、なんとか引き止めようなんて自分の壁になる人が現れたり、とにかくスムーズには進まないものです。
内定してる手前、正式に退職するということを承諾してもらうのが1番なので、気まずい気持ちを乗り越え早急に上司に伝えましょう。
引き止められたり話しが長引く場合は内定先への迷惑にもなりかねないので、直接人事部にかけあったり何としても手続きをすすめるようにしてください。
職業選択の自由という権利がある以上、強引に引き止めるなんて行為は会社の状況に関わらず認められていません。退職が正式に受理されないまま辞めてしまうと、最悪の場合、懲戒免職なんてこっちが不利になってしまうので注意が必要です。
6.入社に必要な書類を揃えるのは簡単じゃない!?
やっと入社できると思っても、ここでも揃えるべき書類が揃わない場合は正式に入社が認められないなんてトラブルもあります。
とにかく、揃えるべき書類をあらかじめ把握して、前職を退職するまえに揃えておきましょう。
【必要なもの】
- 年金手帳
- 雇用保険非保険者証
- 源泉徴収票
- 健康保険非扶養者異動届
- 給与振込先届書
- 扶養排除等申告書
【あるといいもの】
- 健康診断書
- 従業員調書
- 入社誓約書
- 住民票記載事項証明書
- 身元保証書
- 卒業証明書
- 免許証
- 資格関連証明書
なかには区・市役所にまで行って受け取らなくてはいけない書類や、前の企業に発行してもらうべきものもあるので、内定後は一刻も早く書類を揃える行動を起こしましょう。
【結論】転職エージェントを利用すれば解決することばかり!
転職を成功に導く6つのステップをご紹介していきましたが、正直一人でこのステップを全て行うのは現実的ではありません。
何度も経験することではないですから、必ずどこかが抜けてしまい自分で自分の首を締めてしまいがちです。
転職エージェントは以上で紹介した6つのステップに加え、無料に関わらずこれだけのサポートを駆使し、あなたの転職活動を全面的にサポートしてくれます。しかも、マンツーマンで面倒を見てくれるのです!
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お金が一切かかりませんし、これだけのサポートがあれば利用しない手はないですね!
ライバルに追いていかれないよう、とにかくまずは行動を起こすのが転職活動における最善の選択です!
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