この記事のポイント
- ホワイト企業を辞めても、若者は仕事を選べる状況なので大丈夫
- ホワイト企業も人手不足に困っている時代なので、ブラックじゃないと転職できないことはまずない
- 周囲の意見は、その人の経験論でしかないので、あてにしてはいけない
- キャリアについては多くの転職者や求職者を見てきたプロに無料相談するのが1番
- 最後は自分の気持ちに正直になろう
「福利厚生や職場環境には大きな不満はないんだけど転職を考えている」「でもホワイト企業を辞めてブラック企業に入ってしまったらどうしよう」
そんな自分のキャリアに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
結論から言いますが、一概に仕事はホワイトだからいい、ブラックだから悪いなんて指標だけではないですから、自分がどうしたいのかを明確にするのが大事です。
もっというと、野球選手や芸能人にいきなりなるのは難しいですが、今や日本全体で若者の人手不足が深刻化しているので、”辞めても仕事が選べる立場” というすごくチャンスな状況です。
そんな中、「今のホワイト企業を辞めても大丈夫?」と不安なあなたに向けて、知ってほしい事実をこの記事ではお伝えしていきましょう。
この記事の目次
ホワイト企業を辞めても大丈夫だと言い切れる3つの理由
まず、なぜここまでホワイト企業を辞めても問題はないと、言い切れるのかを数字の根拠とともに説明していきましょう。
とにかく企業は人手不足で困っているから!
帝国データーバンクのデーターを元に作成したグラフですが、リーマンショック以降、人手不足は深刻化していてどこの企業も正社員の確保に必死です。
それに加え少子高齢化の問題も深刻になり、今や経済状況の良し悪しに関わらず20代の若い世代がそもそも足りていないような状況が起きています。
“チームの若返り” なんて言葉がスポーツ業界でよく使われますが、ビジネスの業界でもIT技術や今後のAIの台頭に際し、柔軟に対応できるデジタルネイティブ世代が喉のそこから手がでるほど欲しい状況なのです。
ホワイト企業へ転職することは難しくないから
人によってホワイト企業の条件は様々なので一概には言えないですが、転職支援サービスを上手く利用すれば優良企業への転職は決して難易度が高いことではありません。
この記事を書く筆者自身も、ホワイト企業へ転職をした1人なので、ここに関しては自信を持って言えます。
また、以前転職支援サービスを展開している企業のコンサルタントに取材をしたところ、こんなことを言っていました。
会社の将来が不安な20代会社員に伝えたいという記事でも触れていますが、生まれたときから不景気と言われている時代に育った若い世代は、給料の高さよりも休みの多さや残業の少なさ、福利厚生面を重視する傾向にあります。
転職支援を行う会社だからこそ、そこに関する理解は高く、昔のように「とりあえず転職させればいい」と言った感じはなくなりつつあるのです。
筆者が利用したリクルートエージェントの場合ですが、業界最大手が故に無料で以下のようなサービスがありました。
リクルートエージェントであれば無料でこれだけのサポートがありますし、21時〜電話面談が可能等、平日の仕事終わりの時間でも気軽に相談ができるので、実際の利用者目線で本当に便利でした。
そして、かなり蜜に連絡がとれた経緯もあり、ホワイト企業へ入ることへのハードルの高さは正直そんなに感じなかったです。
リクルートほどになると、就職、転職、転職も年代別、と多くの企業や求職者と関わっているので、企業の内情もかなり汲んでいるという利点もあるがゆえだったかもしれません。
そもそもホワイト企業はいっぱいあるから
ブラック企業で働くような友達の話しを聞いていると、”ホワイト企業に勤めている自分は幸せ” “わがままを言っていられない” なんて思い込みがちですが、ホワイト企業に勤めているから幸せとは限りません。
どんなに環境がホワイトでも、得意ではない部署に移動させられたら満足度は低くなりますし、パワハラセクハラが横行する職場でなくても人間関係の問題はつきものです。
勘違いしないで欲しいのですが、ブラック企業の話題が目立つだけで、ホワイト企業が当たり前です。
法律という日本のルールに従って会社を経営することは何も不思議なことではありませんから、ホワイト企業が普通なのです。
労働環境がホワイトな上で、仕事へのやりがいや自分の満足度を高めていく環境に勤められることを理想としていきましょう。
「こんな会社他にない!」と周囲に転職を止められている場合
何か行動を起こそうとすると、必ず外野からのヤジと言いましょうか?「会社を辞めない方がいい」「そんな会社他にない」等、否定的な意見を言う人が現れるのは致し方ないことです。
そのような言葉に限り「お前のために言っておく」、なんて言葉とともに発せられますが検討違いなことも多いでしょう。
検討違いな点
- 会社を辞めない方がいい→そもそも辞めたあとのことは誰にもわからない
- そんな会社他にない→感じ方は人それぞれだし、同僚以外だとすれば、実際に働いていないので内情は理解できていない
- とりあえず3年働いてみれば?→今や3年勤めたからと特別評価される時代ではない(「とりあえず3年」と言う人が知らない早期退職者の可能性)
困った時に人に相談することは大切なことです。でも1番大切なのは自分がどうしたいか?どのようなキャリアを築いていきたいか?を最優先に考えることでしょう。
周りの意見を正しい意見と勘違いしがちですが、自分にとって何が1番かは自分以外にはわからないことです。
周りの意見に耳を貸しすぎるがあまり行動できないなんて事態は1番避けなくてはいけません。
仮にキャリアのことを相談したいのであれば、しっかりキャリアコンサルタントと言われる、キャリアに対してのプロに相談をするべきでしょう。
友達も上司も家族も、キャリアにおいては個人の経験論からしか意見できません。
その点、仕事を通して多くの人のキャリアを見てきているプロに相談するのが何よりの自分のためです。
リクルートエージェントでしたら、「今すぐ転職を考えていないけど、相談だけしたい」なんて人も大歓迎している経緯もあるので、今後のキャリアに悩んでいる人にはおすすめしております。
相談はもちろん、もしそのあと転職をすることになっても、仮に転職が決まったとしても無料です ※前述にもあった通り、筆者も相談をして、その後転職をした1人です。
【リクルートエージェント公式HPより】
最後は自分の気持ちを大切にすることが1番大切
ホワイト企業を辞めた先はブラック企業かもしれない。後悔したらどうしよう。
極論になってしまいますが、どんなに悩んでいても、やってみないとわからないことはたくさんあります。だからこそ、違うことに挑戦したい!転職したい!なんて気持ちに正直になりましょう。
あいにく転職においては、転職希望者の要望を答えるべく支援サービスは今や充実していますし、若者からしたらリスクをも超えたチャンスが少子高齢化や景気の回復とともに訪れています。
”若い” というだけで優遇される今は、実はすごくチャンスな時なのです。
自分の活動に対してネガティブなことを言ってくる人も必ずいますが、人は日に日に歳を取りますし、今日があなたの人生で1番若い人です。
友達でも親でも上司でも否定ばかりしてくる人に構っている暇はありません。
自分は何をしたいのか?
その気持ちに紳士に向き合い、最大の武器である若さを活かして、今よりも満足がいく環境を目指しましょう。
「ホワイトだけの辞めても大丈夫だろうか?」
なんて悩んでいたら、気づいたらおじさん・おばさんになってしまうかもしれませんよ!
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どちらかというと「ブラック企業は嫌だ!」みたいな要望の方が多い印象があります。