職場で聞こえるように悪口を言ってくる人がいる。。。
大人の世界、ましてや職場で子供がやるような嫌がらせ行為を受け悩んでいる人が跡を経ちません。悪質なケースでは、これを集団となって行うため、嫌がらせどころかただのいじめになっていることだってあります。
目をそらしがたい現実ですが、ストレス社会を象徴するような出来事ゆえ、なかなか対処するのは難しいのが現状です。
ネットを見れば解決法、対処法なんて情報で溢れていますが、当サイトでは経験上、「そんな会社はすぐにでも辞めるべき!」「人もそうだが環境が原因!」と認識しております。
以下ではその理由と、逃げるように泣き寝入りだけはしない方法を説明していきましょう。
この記事の目次
聞こえるように悪口を言える環境が問題である理由
注意する人がいないことは問題
あからさまに特定の人物へ向けて聞こえるように悪口を言っている同僚を見たらあなたはどのように思いますか?
間違いなく良い気はしないですし、周りだって同じ気持ちでしょう。これが仲間内で集まる飲み会の場合は別ですが・・・
ただ、今回の場合、そんな人が会社にいても見過ごされてしまっていることが問題です。これだけ世間的にパワハラ/モラハラと関心が高い時代に、嫌がらせが横行してしまう職場は普通とは言えませんし、注意するマトモな大人が存在していないことが不思議て仕方ありません。
悪口を言うことで団結してしまっている
あるあるなのですが、人間関係を築く手段の1つとして共通の敵を作っては複数人で1人の人をいじめるようなことがあります。
これは悪口を言われている人に全く恨みがないようにも関わらず、周りの空気に流されて、あたかも本当に嫌いかのように悪口を言っては団結してまっているケースです。
大人の世界ですから流されず「No!」と言える人が1人や2人いれば、当人間の性格の不一致による不仲で済むはずなのですが・・・。
それが複数人対個人になっているということは、団結によって人間関係を築いてる象徴と言えますね。もし、あなたが退職するようなことがあっても、次にまた標的になるような人が生まれてしまう悪循環を生み出す環境とも判断できるでしょう。
仕事にやりがいがないことを物語っている
ここまである特定の人に悪口を言ったりするということは仕事にやりがいがない象徴でもあります。本来、仕事に使うべきエネルギーが、人に嫌な思いをさせるために働いてしまっているのでしょう。
仕事にやりがいが持てる職場であれば、きっと自分が持つエネルギーを自然に仕事に使うはずです。「気づいたら時間が過ぎてた!」「時間が足らない!」「もっとこうしたい!」なんて、わざわざ聞こえるように人に悪口を言う余裕すらないはずです。
にも関わらず、そんなことが起きてしまっている環境は、きっと「人からやらされていることをやるのが当たり前」「毎日同じ作業」「やりがいなんてない」なんて感じながら働いてる人の集まりだと推測できます。
文句を言いながらでも、各々やりがいを見つけながらやっていくのが仕事です。仕事が嫌いと言いつつも、なんだかんだ人それぞれ仕事にこだわりややりがいの1つは持ちながら続けています。
悪口を言うことがやりがいになるくらい退屈な職場であれば、そもそも環境を変えるのが1番です。
悪口が聞こえなくなっても苦しむのは自分
【職場で聞こえるように悪口を言われます。】最近、聞こえないと思っているのか、気づいてないと思っているのか自分が電話中などを狙って真後ろの席で言われます。
好き嫌いが誰にでもあるので、悪口を言われるのはしょうがないと思っているのですが、聞こえるように言われるとさすがにこっちも気分が悪くなるので止めてほしいです。
ヤフー知恵袋より
悪口を言われてしまっている本人は、悪口を聞こえるように言うのを辞めてほしい・・・
なんて思いがあるかもしれませんが、いきなり悪口を辞められても怖いもので、今度は「私の知らないところで悪口を言われているのではないか?」「私が帰ってから悪口を言われているのではないか?」なんて思いでいっぱいになってしまうと考えられます。
被害妄想とも表現されますが、1度事実として悪口を自分が知っている範囲で言われた手前、このように疑ってしまう気持ちは多いにわかりますし、人間誰しも不安になることでしょう。
そのため、聞こえるように悪口を言われることがなくなっても、その原因となっている人との人間関係の修正やトラブルが原因であれば和解をしない限り、違う角度で自分が苦しんでしまうことが想像できます。
泣き寝入りしないための対処法は記録をとること!
ここまで書いてきたように、悪口を聞こえるように言ってくる環境は間違いなく問題がありますから、自分を守る意味でも今すぐにでも辞めるべきです。しかし、これだけではただの泣き寝入りになってしまうので対処法も知っておきましょう。
ことが起きたら5W1Hを忘れずに!
聞こえるように悪口を言われたら、いつ、どこで、誰に、なにを、どのようにされたのかを記録を残しておくようにしましょう。行為の長さや日常的なものであれば回数なんかも記録しておくといいです。
というのも、退職する際の退職理由として「理不尽な人間関係のトラブル」「いじめがあった」ということを会社の人事、または会社の人事が信用できない場合、労働基準監督署へ相談することになります。
いずれも労働者の味方となってくれる部署、機関ですから、あなたの相談に対しては親身に対応してくれるしてくれるはずです。
しかし、今や同じように労働環境に苦しんでる人がいっぱいいるのも事実で、ただの口頭ベースではなかなか動いてはもらえません。そこで、今まで自分がつけてきた記録が証拠となるのです。
その証拠が具体的であればあるほど信憑性は高まり対応してくれる可能性も高くなります。5W1Hを意識して記録をつけた方がいいのはそのためです。
裁判でも慰謝料が認められたケースも・・・
聞こえるように悪口を言うのがパワハラにあたると過程すると、50〜100万程度の慰謝料の相場が該当すると言われてます。もちろん、その悪質度や内容によって金額は大きく変わりますが。。。
ただ、このようにパワハラによって慰謝料が発生する確率があることを事実として知っておいてください。
<事例 2012年10月30日判決>
派遣労働者として勤務していたA氏が派遣先企業の従業員より、パワハラを受け派遣先での就労を辞めざるを得なくなった。
パワハラの内容としては、病欠した際に上司より「仮病でパチンコに行っていたんだろ」と言われる、A氏が大切にしている車に危害を与えるような発言を繰り返し行なっていた。
A氏は損害賠償として慰謝料の請求を求めた。
<結果>
一審では、派遣先企業に対して使用者責任及び職場環境維持義務違反があるとして慰謝料80万円の支払いを命じたが、二審では使用者責任のみが認められ慰謝料の支払いが30万円に減額された。
参照:あかるい職場応援団|アークレイファクトリー事件
退社の決意と労働基準監督署への相談は早くするべき!
自分に向けて聞こえるように悪口を言ってくる人ばかりに気が向きがちですが、実はその環境にも問題があることを当記事で理解していただければ幸いです。
今いる企業の環境を変えようと努力しても、人の意識を変えるのは非常に難しいことですから自分が消耗してしまいます。退職するというのは本望ではないかもしれませんが、自分のためにも勇気を持って今の会社に見切りをつけることは大切です。
その際は泣き寝入りにならぬよう、きっちり自分が置かれた状況を労働基準監督署や、悪質だと認めてくれそうなケースでは弁護士に頼るのも1つの対処法として考えておきましょう。
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今に見切りをつけ、未来へ向けて、少しずつでいいので進んでみるといいでしょう!
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