「もっといい大学でてればいい企業いけたのに」「転職活動も楽なんだろうな」「給料も高かったんだろうな」と、学歴にコンプレックスを抱く “学歴コンプレックス” になってはいませんか?
なにかと過去の自分を責め後悔し、未来にまで引きづりがちですが、過去の学歴にとらわれて行動ができないほどナンセンスなことはありません。
結論から言うと、転職市場では学歴が全く関係ないとまでは言い切りませんが、それほど重要ではない現状があります。転職活動をしてみたら以外にも「自分でもこんな企業にいけるんだ!」なんて思うことも絶対にあるはずです。
今日はそんな学歴コンプレックスを抱える人向けに、そんなことを気にする必要ない!ナンセンスだ!と言い切れる訳を徹底解説していきます。
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この記事の目次
就活と転職活動は全くの別物
就職活動と転職活動を似たようなものと捉えている人も多いですが全くの別物です。違いは色々ありますが、学歴にフォーカスを当てるとするならば、“学歴が重視されやすい傾向にあるのが就活” “学歴よりも社会人経験やスキルが重要視されるのが転職活動”になります。
就職活動で学歴が重視されるのはしょうがない
日本の新卒一括採用が終わらない限り解決しない問題ですが、就職活動は同じ時期に一括で人材を採用するため、大手・人気企業では一定の条件を設けてバシバシ切り捨てるしかありません。書類選考では紙切れ1枚や2枚で決まってしまうのですからなんとも残酷です。
しかし、自分が採用を任される側だったら、、、と考えると、1人1人と面接して、それぞれのことが理解できるまで話して、そこから選定して、なんてことをしていたら採用にいたるまで何ヶ月かかるかわかりません。数十、数百人規模で応募がくる訳ですから、学歴で判断が下されてしまうのはある程度仕方がないことなのです。
転職活動ではなぜ就活より学歴が重視されないのか?
では転職活動の場合はどうでしょう?
まず第一として一括で採用するようなことはないので、1人1人にかけてもらえる時間、見てもらえる時間が長くなることは容易に想像できます。学歴どうこうよりコミにケーション能力や社会人経験、スキル、実績の面を見てもらえるということです。
1度社会にでてしまえば、学生時の経験より社会人としての経験やスキルが重視されるのは当たり前でしょう。これも自分が採用する側になったと考えればどちらを採用したいか歴然だと思います。
- 超エリート大学卒だけど、採用の段階でコミニケーション能力がないAさん
- Fラン大学出身だけど、コミニケーション能力が高く、一貫して気がきくBさん
エリート大学は紙とペンで合格できたかもしれませんが、社会にでたら紙とペンだけの仕事は限られてきます。企業の一員として活躍するにはコミニケーション能力であり協調性なのです。(業界にもよるが例え話しとして)
企業側が学歴重視なんて言ってられない状況が続いている
グラフを見ていただければわかりますが、今現在、正社員が不足している企業は半数にも及ぶので、そもそも正社員として入りたいという人を学歴という判断基準で見定めている余裕が採用する側の企業にないのです。(求職者が有利ということ)
特に、今ではあらゆるものがIT、AIといったものを活用したサービスに進化しており、その流れに置いてかれないようにするには幼い頃からITに触れてきたデジタルネイティブ世代の人材確保が必須と言われています。
デジタルネイティブという言葉に、学歴があるとかないとかいう意味合いは含まれていないので、そもそもデジタルネイティブ世代であれば、PCが使えないITの言葉の意味がわからないというほどのレベルでなければ企業側も歓迎しているのです。
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学歴があっても職を失うリスクは高まっている
学歴があればいい会社に就職できるし、安定した生活も送れる。という世間の認識の元、育ってきた若い世代ほど学歴には敏感な傾向があります。
今の20代の親世代は高学歴、高年収、高身長が結婚の3条件なんて言われた世の中を経験している世代です。
学歴があることが評価されて、いい会社に勤められ、安定して、生活が充実する。と言った具合に・・・。嘘のような話しですが、結婚の3条件なんて言葉があったのも確かですし、親の世代が言うことは間違いないのかもしれません。当時は・・・
ただ、残念なことに今はそんな時代も終わり、どんなに大きな企業だっていつ経営状況が悪化するかわからないような状態なのです。
事実として、ここ5年の正社員を減らした会社ランキングを見ると恐ろしい事実がわかります。日本を代表するような企業でさえ、5年間だけでこれだけの人を減らしている訳ですから、もはや学歴があっても会社の業績が悪ければリストラになってしまうことは防げないのです。
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学歴がないから転職できないは言い訳でしかない。今すぐ行動を
学歴がないことを理由に転職活動に踏み込めずいる人がナンセンスと言われる訳について説明してきました。毎日少しずつなので気づかないですが、時代はどんどん進み、今ままでの常識が常識でなくなったり、自分の認識が実際の市場の考えとはずれてることもしばしばあります。
今回で言うのであれば、学歴コンプレックスと若い世代をなんとしてでも確保したい企業間のことです。学歴なんか気にしないから、とにかく若い人材が欲しいと考える企業はたくさんあります。(もちろん最低限のコミニケーション能力などは必要)
せっかく、そんなニーズがあるのに、過去の自分のことを引きずって行動をしないなんてナンセンス以外のなんでもありません。行動を起こさない限り何も変わらないので、まずは転職を支援してくれる転職エージェントに無料で登録してみることから始めるのはいかがでしょうか?
在職中でも転職活動ができるようなサポート体制を完全無料で整えているので、自ずと成功率や自分の希望の職につける可能性も高くなります。転職希望者1人につき担当となる専任コンサルタントもつくのも大きな魅力です。
絶対に失敗したくない、学歴にコンプレックスを抱えるあなただからこそ、プロの力を借りて転職活動をしてみませんか?行動を起こすことが何より大切です。
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