この記事のポイント
- 年収交渉をスムーズに進めるためには、無料で転職エージェントを使って代理にしてもらうのが1番
- 職場環境が合わなかったなど、職場を変えることが目的なら、今の年収より少なく見積もって答えるのもあり
- 年収アップの転職が目的なら気持ち高めに提示する
- 年収交渉は気まづくて当たり前。採用担当も人だから、印象を悪くする恐れもある
求人である程度のことはわかりますが、実際にその額が提示されるかは定かではありません。
筆者の場合も求人には「500万〜」なんて書いてあるのに、
「これは業界経験者の年収で年齢的に第二新卒に該当するから難しい」
なんて理由で、400万に満たない年収を提示されたことがありました。その差、実に100万以上。
相手も人間ですから、希望年収を多く見積もってしまうと悪い印象を与え兼ねませんし、逆に少なく見積もり過ぎても、足元を見られてしまうことになります。
このどっちつかずの年収交渉にこそ転職先や日々の生活の充実を手にする大事なところです。
今日は、転職活動において希望の年収額を得るために最適な方法を筆者の転職経験論を元に話していきたいと思います。
※筆者は26歳で転職をして年収400万→550万まで上がりました。詳しくは以下の記事をチェックしてください!
この記事の目次
プロに年収交渉をしてもらうのが1番の方法
結論から書きますが、年収交渉はプロに代行してもらうのが1番です。※リクルートなら無料で代行してくれます。
- 年収交渉なんてしたことない
- 人と話すのが得意ではない
- 逆に悪い印象を与えるのではないかと不安
- お金いがめついてと思われたくない
1つでも当てはまる人は代理人に託すべきです。
逆に営業をバリバリやっていたから交渉には自信がある!なんて方でも、商品を売る営業と自分の年収という人事に関する交渉では段取りが異なるので、意外に難しいポイントだったりします。
転職は何回も短期間で繰り返すことでもないですから、プロの力を借りるに越したことはないのです。
“代理を使わず交渉” 希望年収を聞かれた時の対象法
エージェントに代行してもらうのが1番ですが、代理を使わずに行いたい、もしくは使う必要がないケースも存在します。
自分の置かれた状況や転職の理由によって答え方は異なりますが、以下の答え方のパターンを参考にしてください。
希望年収を聞かれた時の答え方
- “職場環境を変える” ことが目的の場合=「未経験の業種なので〜」なんてことを理由に、低く見積もることにより全体として印象は良くなるでしょう。
- “年収アップ” が目的の場合=自分の希望を言うべきです。会社に利益を与えるからこそお金がもらえることを忘れずに、しっかり自分が貢献できる点を述べることが大切です。
正直に答えていいのか遠慮して答えていいのか迷った挙句、今勤めている企業の年収と同額ラインを答える人が多い傾向にありますが、「ではなんで辞めたの?」なんて突っ込まれるポイントになりかねないので強弱をつけるといいです。
未経験業種の場合、逆に低く出るのも1つの手
上記の内容とは少し矛盾してしまうかもしれませんが、未経験業種への転職の場合はあえて下手(したて)にでるのも1つの手です。
『くれくれ』という姿勢を面接官にストレートに見せてはいけません。
相手も採用担当である前に人間ですから、今の年収を大きく超えた金額の話をしてしまうと、「自己評価が高すぎるのでは?」「身の程知らず」と面接官に思われても致し方ありません。
「現在は年収500万円ですが、未経験職なので同じくらいいただければ幸いです」「未経験職につき、今よりも少し下がるのは覚悟の上です」
このように、自分が即戦力になれない分を差し引いて、希望の年収よりも少ない金額を面接官に伝えた方が、未経験の業種であれば好印象を与えることもあります。
家族がいるから年収UPが必須の場合
面接官に今の年収以上がどうしても必要なことを理解してもらうために事情をきちんと話すことが大切です。
「未経験の分野ですし即戦力になれるとは言い切れないので、年収が下がることは覚悟しています。ただ、生活費や子供の教育費のことを考えると今の年収では到底厳しいです。転職活動に至った経緯も、年収をあげることが大きな目的なので今以上を希望しています。」
このように、
- 即戦力になれないこと
- 年収を下げられない理由
- 希望する年収(今以上は欲しい)
の3点を順序立てて、事実をしっかり話しましょう。
自己都合ばかりでは敬遠されるのでは?と思われるかもしれませんが、家族やそこにある生活のことを踏まえて年収を意識するのは当然のことです。
採用が決まれば、会社側も扶養手当等の負担をした上でお給料を支払う手前、実は家族構成なる部分も年収交渉には大きく関わるとも言えるので、話しに出すことは決して失礼には当たりません。
自分にスキルがあり会社に貢献できる自信がある場合
もし企業側が提示してきた年収が、自分のスキルを過小評価されていると感じた場合は、実績や経験等の根拠を示した上で交渉に応じましょう。
年収をアップさせたい場合は、
- 自分のスキル(棚卸ししておく必要がある)
- 会社への貢献度の提示(どのように力になれるか?)
- 実績や経験からくる根拠
の3点は用意しておきましょう。
気をつけたいのは、ただ年収を上げたいから口から出まかせを言わないことです。
あまり大きなことを言ってしまうと、逆に不審がられたり、採用後に契約が取れずに自分で自分の首を絞めてしまうことになります。
せっかくの転職だからこそ年収アップを勝ち取るべき
代行してもらうパターン、自分で交渉するパターンと2つ書きましたが、あなたはどちらで転職活動における年収交渉を続けていますか?
筆者の答えとしてはリクルートエージェントであればお金も一切かかりませんし、代行してもらうのが1番です。
実際に26の時に転職を通じて年収が400万→550万になりましたが、自分で年収交渉は一切行っておりません。リクルートの方に代行していただきました。
※求職者がタダでで利用できるのは以下のようなお金の流れがあるから
※詳しい転職業界の仕組みについての記事はこちらから
P.S.僕らの年収アップはエージェントもウハウハな理由
ここからは、自分が転職経験者であり、こういったサイトを運営しているからこその情報になります。
上記で求職者はエージェントにお金を支払う必要はない、転職が成功しても年収が爆発的に上がってもタダというお話しをさせていただきましたが、エージェントからすると求職者の年収が高いほど嬉しかったりします。
求職者の年収が400万と500万であれば、500万円もらえる人を転職成功させた方がエージェントが企業からもらえる報酬が高くなるためです。
全てのパターンに当てはまらないものの、相場だと年収の3割程度とされています。
- 年収400万で採用が決まった=エージェントの報酬は130万程度
- 年収500万で採用が決まった=エージェントの報酬は160万程度
このように、エージェントからしても高い年収で転職してもらった方が、自分らが受け取る仲介料が高くなるので、高ければ高いほどウハウハなワケです。
だからこそ、代理交渉でも年収交渉を頑張ってやってくれる。という仕組みになっています。
※筆者のプロフィールや転職に至った経緯等々を以下の記事でまとめているので、興味がある方は是非ご覧ください
転職エージェントおすすめ3選
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