この記事のポイント!
- 20代のうちに給料が上がらないのは自己責任ではない
- そもそも会社の給与体制などが原因の場合が多い
- 日経企業では、年功序列が一般的なので、若いうちに給与がいきなり高くなることがない
- 給料が元から高い会社に行くのがベスト
- 外資系は能力重視な傾向があるので、高い給料を目指すのであればおすすめ
- 転職エージェントを利用することで、年収が高い企業だけに絞って活動をすることが可能
「なかなか給与が上がらない!」
こんな不満を抱きながら仕事をしている人もきっと多いことでしょう。
結論からいいますが、会社の給与形態が周囲の企業より安く設定されていたり、業績が不振だったり、あなたの能力が低いから給与が低いというケースは意外にも少ないです。
もちろん出社時刻を守れず遅刻が多い等、社会人としての最低限のマナーが備わっていることが前提ですが、給与に関しては自分の能力は二の次で入る会社の方が重要だったりします。
実際にこの記事を書いている筆者も、転職をきっかけに年収が150万上がった経緯があります。
転職をした瞬間に能力がいきなり上がった訳でもなく、「会社を変えた」だけですので、給与アップの近道は自分を変えるよりも環境を変えるのが1番なのでは?と考えております。
この記事の目次
給料が上がらない原因はあなたではなく会社が原因
いかにも稼ぎが悪い=その人自身が悪い、なんて考えがちですがそんなことはありません。
働けば働くだけお金がもらえるバブルも弾け、景気がよくなっているとテレビのニュースでは見るものの、なかなか私生活ではそれを感じられないのが現実です。
「景気がよくなっているのであれば自分の給料も上がってもいいんだけどな」なんて思いながら仕事をしている人も決して少なくないことでしょう。
ただ、そもそもですが、給料が低い原因はあなた自身ではないですし、極端なことを言えば景気が悪くなっている間にも給料が上がり続けている人もいるわけです。
ではあなたの給料が上がらない原因は果たしてどこのあるのでしょう?
会社の業績のこと
会社の業績が悪かったり、オワコンと言われるように需要すらも見込める業界の会社では、もちろん給料はあがりません。
そのような会社が新規で事業を始めるにしても、そこにかかる費用というのは莫大なものになるでしょうし、仮にそれが成功したたとしても社員に還元されるのはかなり先のことだと言えます。
- 事業を始めるまでの期間
- 新規事業に費やしたお金を回収するための期間
- そして利益として還元できるまでの期間
この他にも会社や事業によって工数や売り上げがあがるスピードはまちまちですが、来年からすぐに給料があがるか?と言われたら難しいところでしょう。
会社の体制のこと
“誰もがみな平等” と平等が1番なんて意識がどこかにあるからか、日本では成果報酬型の給与体型をとっているところがまだまだ少ないです。
例えば、外資系の某保険会社では、
会社の一員として営業マンになってくれれば、
- 年齢問わず新卒程度の基本給
- 基本的な福利厚生は会社が負担
- 基本給以上の給与は営業成績によって毎月変動
なんて決まりの元、実力主義という構図がひかれています。
筆者の知り合いにはこの会社で20代前半にして、月の手取り額が200万を超える人もいれば、40代後半にして、同年代の平均年収以下の人もいます。
日経企業では年齢が上がるにつれ給与が上がる。
そして基本的には平等というスタンスなので、仕事を今月頑張ったからといって来月給料が上がるか?と言ったらそうではありません。
それよりも月の安定や、年齢が上がるともに給料も上がるということを重視している人・企業が多いので、なかなか難しいところです。
会社の上司があなたの将来の姿
「会社に勤め続ければ自ずと給与は上がっていくだろう」と考えている人は注意が必要です。
典型的な一般論に流されてますが、あなたの上司はあなたが理想とする給与はもらえていますか?または仕事に満足し生き生きとしているでしょうか?
上司の姿が自分の将来の姿であり、仮に満足いっていない、こんな風に自分はなりたくない!と思うのであれば、今すぐなんらかの行動をとる必要があります
転職をして年収UPを実現した人は以外にも多い
転職エージェントtypeの調査結果によると、転職活動を行った7割の人が年収UPに成功したという結果もでています。
また、dodaが年収アップに成功した6000人にアンケートをとったところ、20代前半であれば平均40万程度、後半であれば平均70万円程度年収が高くなることがわかっています。
20代後半は、どの年代と比べても年収アップ率が跳ね上がるポイントでもあるので、今の会社の給与に不満がある人はこのタイミングを逃さないようにしましょう。
今後年収が上がるとされるおすすめの業界
前の項目では、転職することで給料アップが期待できる業種についてご紹介しましたが、この項目では今後年収が上がっていくと予想される業界の見つけ方をご紹介します。
- 外資系
- 金融系
- 総合商社
- 通信
- 医療(機器、製薬)
- 電子部品
- ロボット・工作機械
- コンサルティングファーム(企業が持つ課題を解決する企業)
上記に示した業界は、今後需要が大きく見込まれる業界ですので年収アップが期待できるでしょう。特に医療の分野は高齢化に伴い、需要は増すばかりです。
また、世に存在するありとあらゆるサービスの電子化は進む一方ですから、通信や電子部品、ロボット製造などの分野は業界全体として景気がいい傾向があります。
給与が高い会社を探すには転職のプロに頼るのが1番
給与が高い会社のみをターゲットに転職活動をしたいのであれば、転職エージェントを利用するべきです。冒頭でも述べていますがこれは他でもない筆者の実体験からの意見です。
自分1人で転職活動を進めようとするほど効率の悪いことはありません。
信じられないかもしれませんが、筆者利用したリクルートエージェントであれば、上記のイラストに記載してあるサービスが全て無料で受けられてしまいます。
途中で利用を辞めても、転職に成功したとしても、後からお金を請求されることはまずありません。(筆者も一切お金を支払っていません。)
求職者からではなく、人材を募集している企業から成果報酬という形でお金をもらっているためです。なので我々のような求職者からお金を取る必要がないのです。
【詳しいことは以下の記事をご覧ください】
サービスの中には>年収交渉も含まれていますから、年収重視の転職活動をしている人にとってはメリットしかないのではないでしょうか?
どうしてもお金の話しとなるとなかなか強気に出られませんが、これを代行してくれるのは非常に大きいですし、筆者も
「26でスタートアップのような小さい企業でしか働いたことがないけど500万は譲れない!」
と、自分の希望をしっかり押し通したほどです。
今後働くかもしれない企業の担当にいうのは酷な話しですが、間にいるリクルートの方であれば気軽に言えるのもまたいいところですよね!
筆者の転職の経緯や転職活動のことはプロフィールにまとめておりますので、興味がある方はぜひ見てください!
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