客観的・主観的の意味をビジネス視点で理解するのができる人への第一歩

客観的・主観的の意味をビジネス視点で理解する

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「もっと主観的に考えてみなよ!」「客観的に見たらわかることだろ!」

ビジネスの現場ではこんなやりとりが繰り広げられるのは日常茶飯事でしょう。あなたも社内で上司に資料のフィードバックを求めたときに言われた経験があるのではないですか?

そして、なんとも抽象的な意見かつ、結局この人は何が言いたいのかな?と消化不良に終わった経験も同時にあるはずです。

そんな都合よく利用される客観的・主観的という言葉ですが、この2つの言葉の意味を把握し、これらをビジネス視点で理解できれば、優秀なビジネスマンへ一歩でも二歩でも近づけると言い切れるでしょう。

今日はそんな客観的・主観的について理解してもらうべく、徹底解説していきます。

本来の客観的な意味とは

  1. 主観または主体を離れて独立に存在するさま⇔主観的
  2. 特定の立場にとらわれず、物事を見たり考えたりするさま。「客観的な意見」「客観的に描写する」⇔主観的
    引用元:goo 辞書様より

客観という言葉が度々使われていますが、辞書の言葉を読み解くと”客観的”には以下の2つの意味があることが理解できます。

  1. 自分や特定の立場から離れて存在すること
  2. 物事を自分の立場ではなく外野の立場に立って判断すること
ジョブエモン
簡単に言うと、相手の立場に立って考えたり、お客さんの立場になって考えるということだね!

本来の主観的な意味とは

  1. 表象・判断が、個々の人間や、人間間の心理的性質に依存しているさま。⇔客観的。
  2.  自分ひとりのものの見方・感じ方によっているさま。「主観的な考え」⇔客観的。
    引用元:goo 辞書様より

辞書の言葉を読み解くと”主観的”には以下の2つの意味があることが理解できます。

  1. ある一定の視点からしか物事を見れない
  2. 自分1人の物差しで物事を判断してしまっている
ポン太
なんかこれを見ると1人よがりの身勝手な考え、みたいなことかな?
ジョブエモン
そんな使われ方をすることも多いけど、自身の意見を尊重してもれる場では主観的な意見が求められたりするから、決してネガティブな意味ばかりではないよ!

ビジネスの場での客観的の理解の仕方

ビジネスの世界ではもっと主観的に!というよりは、もっと客観的に考えろ!なんて言われる機会が圧倒的に多いことでしょう。

お客さんとなる会社や人、そして同僚等、人と関わらずにできる仕事はごくわずかですから、そんな自分の先にある人のことを考えて仕事をすることが求められます。

そういった意味でも、客観的に考えなさい!の言葉の根源にあるのは、「人のことを考えて仕事しなさい」「人からの見られ方を考えて仕事しなさい」というメッセージだと受け取るといいでしょう。

現状のあなたの仕事が自分勝手であったり、もしくは視野が狭くマーケットやお客さんを意識することができていないため、上司に指摘されてしまうのです。

他人の目線を気にしすぎることは決して良いことではありませんが、仕事をする上で関わらざるえない、サービスの先にいるお客さんや同僚のことを今よりも思って仕事をするように心がけてみましょう。

ビジネスの場での主観的な理解の仕方

客観的に比べて、もっと主観的になりなさい!なんてことをかけられる機会は多くはないと思いますが、主観的に仕事を進めることも時には大切です。

サラリーマンだとしても、会社内で仕事を回してもらえるのは「信頼されている証」であり、「あなただから頼んだ」なんてケースでは主観的に物事を判断することが求められることもあります。

ジョブエモン
客観的なのはいいけど、周囲ばかり気にして自分の意見がなかなか出ないケースだね。信頼されているのだから、もっと自分の意見を出して欲しい!ってことだね!

一見主観的は自分勝手、自分よがりで周りに気が使えてないなんて悪いイメージもありますが、自分勝手と主観的の意味合いは同じではありません。

時には周りの目を気にせず一貫性(主観性)を持って物事を進めることは大事ですし。

今回のように”人に仕事を任された”、”期待されている”なんてケースでは、ある程度の実力は認めてくれてる上でのことなので、その実力を存分に発揮すべく客観的になり過ぎる必要はないです。

もちろん会社という組織にいる以上チームでやることですから協調性は不可欠です。ただ、目の前にある達成すべきタスク(仕事)と人間関係はイコールではありません。

主観性を持って進めるところは進める。そして譲らない。協調性は忘れず、チームとして結束できるよう人間関係の構築は忘れない。

主観的でいて良い点、悪い点を自分でけじめをつけつつ使いこなしていけるのが理想です。

人にアドバイスをするときは使わない方が得策!?

客観的になりなさい!なんてよく使われますが、もしあなたがアドバイス・注意する側の立場である場合、この客観的・主観的なんて言葉は極力使わないことをおすすめします。

もしくは使ってもいいけど、フォローをしっかりいれるようにしましょう。

客観的の客観は何をさしているのかを明確に

アドバイスをする立場にあるのであれば、相手の足りてない部分・悪い部分をはっきり指摘することが求められます。

客観的な言葉には様々な解釈があるゆえ、ストレートに相手に伝えるべきところを伝えきれないというデメリットが存在するでしょう。

であれば、

  • 「これはお客さん目線で考えると・・・」
  • 「一緒に仕事する人のことも考えると・・・」
  • 「(お客さん)Aさんのことを考えると・・・」

なんて、客観的の”客観”の部分を明確にしてあげた方がアドバイスとしては具体的になります。

何回もアドバイスや指摘を繰り返すことで良くなることももちろんありますが、できることなら意思疎通をとってスムーズに仕事を進めるに越したことはありません。

客観的なんていう抽象的な言葉に逃げず、相手を思い、明確にすることで有効なアドバイスとなるでしょう。

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主観的も意味をはっきりさせる

主観的も客観的と同じく、意味合いをはっきりさせておくことが重要です。

「主観的になりなさい」とアドバイスされても、自分勝手にやるべきか?

はたまたよりクリエイティブに物事を考えるべきか?人の目を気にするなということなのか?状況に応じて相手の理解は様々です。

でしたら、主観的なんて言葉逃げずに、

  • 「このプロジェクトはAがリーダーなんだから、周りは意見を気にする必要はないよ」
  • 「Aの考えは面白いから、無理に周りに合わせる必要はないよ」

なんて、伝える相手がより自分の考えや意見(主観性)を通せる状態を作ってあげましょう

主観的に物事をズカズカと進めていいことの方がビジネスの世界ではまず少ないでしょうから、進めていいケースなのであれば、言葉を紐解いてあげることで大きく背中を押すことができます。

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