この記事のポイント
- 20代で2回目の転職だからと言って特別不利に働くことはない
- 経験が評価される傾向もある
- 1回転職を経験してる分アドバンテージがあると考えるくらいで問題ない
- あまりにも前職の勤続年数が短い場合(数ヶ月単位)は、伝え方次第で疑いを晴らすことは可能だが、マイナスポイントとして見らる可能性もある。
- 転職活動は転職エージェントのサポート受けながら在職中に進めるのベストである
結論から申しますが、2回目の転職だからと言って “転職できないか?” と言われるとそうでもありません。
なんて認識しているような人も少なからずいるでしょうが違います。
1回目だって2回目だって転職の有利不利はないですし、難易度的なことを見ても変わらないと認識するのがベターでしょう(1回目の会社の辞め方が常識とはかけ離れてる等のケースは除く)。
事実として、20代後半は転職の適齢期なんて言われていて、転職が盛んに行われる時期ですし、そこに様々な企業での経験はプラス要素として受け止められます。
1回転職活動の流れを経験してる点も自身にとってプラスですね。書類の準備や求人の選定方法、または採用に関わるメールでのやりとりだってバカにできません。
初めてだとあたふたしがちですが、経験してることですから1回目よりはスムーズにいくぶん、企業を選定することに時間を割けるのではないでしょうか?
と、20代で2回目の転職でも問題ないということを冒頭ではこれでもか!という具合に伝えてきたので、以下でもさらにその根拠を説明していきましょう!
この記事の目次
20代で2回目の転職をした方の声
経験者の声を聞いてみましょう。
27歳、同業種へ2回目の転職をした K.Mさん(SE)
基本的な業務は同じでも、事業の規模感だとか、予算感とかって、会社によって違ったりするじゃないですか?そこにかける人員の数とかもそうですね。この年齢ですし、本格的にやったことはないのですが、経験からマネジメント的な役割も期待されての採用でした。肩書きはないので平社員っていうのは変わらないですけどね(汗)
26歳、他業種へ2回目の転職をしたM.Aさん(広告代理店→食品メーカー)
ただ、エージェントの方曰く、未経験でも前職で最低1年勤めてれば、それはそれで評価はしてもらえるって言われました。あとは20代なら未経験でも需要はあると。社会人マナーってところでしょうかね?
その点ってやっぱり業界どうこうというより、社会人経験みたいのがものをいうみたいで、、、そこの部分を評価してもらってか、新卒で行きたかったのにいけない業界に2回目の転職にして行けてます!
28歳 同業者への転職へ手こずったY.Tさん(美容メーカー→美容メーカー)
ただ、1点問題があって、同業種への転職って会社との契約上よくない。。。ってことでした。雇用契約書の内容がどうこう言われて、正直手こずったというのが2回目の転職の感想です。結構どこの業者でも雇用契約書には、同業種の会社への転職は○年以上ダメ。みたいなことが書いてあるみたいですね。
僕の場合は3社目だったので、やめる時にも前職の方に色々言われましたし、新しく入った会社でもここは厳しく言われました。特にネット通販の会社なので、顧客情報の扱いも多いので、仮に3回目があるとしたら同業種となったときに考えてもらうみたいな釘打ちはされました。
20代で2回目の転職に苦労するケース
ここまで20代で2回目の転職だからといって不利に働くことはまずないという話しをしましたが、物事に絶対はなく苦労するケースも事実として存在するので紹介しておきましょう。
キャリアアップ思考がない場合
そもそもですが、前職で「セクハラやパワハラを受けた」というのが転職理由の主な理由であったとしても、表向けとしてキャリアアップ思考がないことには転職回数に限らず雇ってもらうのは難しいでしょう。
”転職理由を隠して嘘をつけ!” と言っているわけではありません。
「以前の職場ではこのような経験をしたので、貴社では〇〇を通じ〇〇という職場環境を作れるよう努めたい」
と、会社に勤めたい理由とともに、入社後の展望として以上のようなこをを語ることだってできます。
人を採用するということは、毎月固定のお給料や税金、福利厚生の部分まで、いくら仕事ができないとしても企業サイドが負担をするということ。言い換えればリスクを抱えるわけです。
にも関わらず、志望動機や姿勢が後ろ向きな人を雇いたいとは思いませんよね?あなたが経営者の場合もきっと同じように思うことでしょう。
半年にも満たない勤続年数
半年にも満たないとなると、職場環境への適応能力という部分への疑いはどうしてもつきまといます。新しく入ってきた人だからこそ、早く会社に打ち解けてもらって戦力になって欲しいものです。
採用担当の人が、これから一緒に仕事をするであろう人を選ぶとき、戦力になる以前のところでつまづいてしまう、会社に適応できない人材を積極的に採用したいと思いますか?
それと同じです。面接などで十分疑いは晴らすことは可能ですが、不利に働いて当たり前と認識して置いた上で、転職活動を進めていくといいでしょう。
あとは1回目の転職に比べて、2回目の転職では経験面も評価されるという話しをしましたが、1回目の転職先での経験が少なすぎる場合、その恩恵は受けられないと考えてください。
どの仕事でも、1年通してやっと業界での経験として理解されるものです。それが半年以下ともなると評価対象にならなくて当たり前くらいに思った方が良さそうです。
2回目の転職活動も在職中にするようにしよう
【ここが安心】働きながら転職活動をするメリットとはという記事でも、転職活動は働きながらしましょう!ということを述べてますが、職がない状態で転職活動をしてしまうと、焦りに繋がって、せっかくの機会なのに冷静な判断ができなくなってしまいます。
在職中に転職活動をしておくべき理由
- 入るべき企業の見定めが冷静にできない
- 時間がたつごとに金銭的な心配が大きくなる(貯金が少なくなる)
- 総じて余裕がなくなる
仕事をやめて転職活動をすると、転職活動をする時間が増えて話しもスムーズにいくなんて思いがちですが、そもそも転職活動は毎日のように1日使ってするものではないので、この認識は大げさです。
転職エージェントのサポート内容をしっかり理解した上で、相性のいいコンサルタントと話しあいながら進めていけば、週7日×12時間以上会社で働いてるいるような人でない限り転職活動はできます。
※筆者が利用したリクルートエージェントでは21時〜の電話面談も可能だったので、仕事終わりでも特に問題はなかったです!
これは回数に限らず共通のことなので、もし、「1回目の転職活動は仕事をやめてから始めた!」 なんて人も、2回目の転職活動は転職エージェントに登録して、仕事を続けながら進めていくといいでしょう。
20代〜30代前半でしたら、どの転職エージェントも手厚いサポートを提供しているので、無料で登録、利用できますし、自分にあったものをメールの感じだったり、時間が許す限り実際にいくつかの会社とカウンセリングした上で決めるといいですよ!
人生で何十回もするものではないので慎重にいきましょう!
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