とにかく安定した企業に勤めたい!
幼い頃から経済が不安定な状況を目の当たりにしてきた20代〜30代前半の世代は、とにかく雇用の安定感というもの対して敏感な傾向があります。
少子高齢化、オリンピック開催、AI技術の進歩、今後の日本において安定して残り続けるのはどんな業界でしょうか?見ていきましょう。
この記事の目次
《2018年》安定している業界を紹介
以下では安定していると認識されている企業を紹介していきます。
※全企業が当てはまる訳ではないので注意を・・・
公務員
- 給与面 ★★★★☆
- 雇用 ★★★★★
- 福利厚生 ★★★☆☆
- 残業がない ★★★★☆
やはり公務員がどれをとっても高水準で安定感抜群。ただ、唯一落ち目があるとすると福利厚生の部分ではないでしょうか?
もちろん一般的な福利厚生はありますが、+αの部分で見ると特別魅力的とは言えないのでこの評価をさせていただきました。
お国の仕事な上お固いイメージもありますが、2016年〜フレックスタイムが拡充されるなど、働き方革命の煽りを受けてその体制が少しづつ時代にフィットしたものになってきているようです。
IT関係
- 給与面 ★★★★☆
- 雇用 ★★★★☆
- 福利厚生 ★★★★★
- 残業がない ★★☆☆☆
需要と安定感はイコール関係にあると言ってもいいのではないでしょうか?まだまだ、ITなんて言葉がでてきた当時は「怪しい」「ただのブーム」なんてイメージから敬遠されたりもしていますが、今や日本を代表する企業にまで成長した会社も増えました。
そして、次くる会社やサービスの予備軍までを見てみると、その多くがITを駆使したサービスというのが時代の特徴とも言えるのではないでしょうか?
まだまだ、底知れないくらい需要がある業界と言われているので雇用の安定感もありますし、給与も高めに設定されているところが多いですね。
比較的新しい業界なので、福利厚生面を見ても今までになかったユニークなものを導入する会社が目立ち最大の評価をさせていただきました。需要がある上激務になりがちなのが唯一の欠点でしょうか?
大手食品メーカー
- 給与面 ★★★★☆
- 雇用 ★★★★★
- 福利厚生 ★★★☆☆
- 残業がない ★★★★☆
数々のサービスがITに代替えされるなか、まずなくならないのは食品関係の仕事です。made in Japanへの信頼から、海外の業者が太刀打ちできないほど国内では生き残りますし、海外に進出するような企業も増えてきています。
業界大手の企業をはじめ優良企業なんて言われる企業も多く、就業時間に関してもいわゆるホワイトの会社が多いです。
食品を扱っている上、製造過程でのトラブルなど問題が大きくなりがちでイメージダウン等のリスクは避けられませんが、生きる上で食というのは常に寄り添っているものなので雇用の安定感は抜群にあると言えるでしょう。
電力関係
- 給与面 ★★★★☆
- 雇用 ★★★☆☆
- 福利厚生 ★★★☆☆
- 残業がない ★★☆☆☆
原発で大問題となったことで業界への安定性へ首をかしげる人もいると思いますが、あれだけ問題になっても今や右肩上がりに持ち直しています。
事件を機に全体的に平均年収が下がり自主退職と言うなのリストラが施された事実はありますが、人々の生活とも切ってもきれないものです。
ある程度業界の縮図のようなものも出来上がっているので、新興企業や海外の企業に市場を奪われるリスクも少なく様々な観点から見ても安定と言えるでしょう。
介護職
- 給与面 ★★☆☆☆
- 雇用 ★★★★★
- 福利厚生 ★★☆☆☆
- 残業がない ★☆☆☆☆
高齢化社会が進む日本において、今後さらに需要が高まる業界なので雇用の安定面だけを見たら介護職はオススメです。ただ、給与が低い傾向にあるのに加え、人手不足が問題視される業界なので1人にかかる負担が大きいなんて言われています。
今はまだ大きくスポットが当てられる業界ではないですが、高齢者人口の増加は世間でも見て見ぬ振りをできない事実ではあるので、現状の働き方や給与面の改善の余地はあるでしょう。
安定した企業の条件を明確にすることも大切
みなさんが安定企業として定義づけるのはどのような会社でしょうか?「安定した企業の条件は?」なんて質問をしても「大手!」「上場企業!」「公務員!」なんて答えがかえってくるばかりで、はっきり定義づけて転職活動をしている人が少ないように思います。
そこで、当サイトジョブエモんでは、果たして世間ではどのような企業を安定していると言うの?というアンケートを独自で調べていきました。
自分で安定した企業の定義づけをする際にでも、参考にしていただければと思います。
- 給与が安定している 30%
- 会社の規模(事業の安定感) 21%
- 雇用(リストラがない) 19%
- 福利厚生の充実 18%
- 残業がない(労働時間) 6%
- その他(特別な知識が活かせる 資格が活かせる)6%
アンケート結果からも見てわかる通り、やはり “給与” に関してシビアに考える人が多いようです。単純に毎月の給与の高い、安いというのもそうですが、ボーナスの有無、昇給のタイミング、など将来設計には欠かせない条件のようです。
会社の安定性は給与面のことではなく、その他の手続きにも関わるケースが多いので重要視しているとの意見がありました。
ローン関係は年収より、勤め先の規模が重視されたりしますからね。特に住宅ローンはその傾向が強いので、今後マイホーム!なんて考えている人はシビアになるとこです。
安定した企業に務めるには転職のプロに相談しよう
業界別に傾向を説明していきましたが、あくまで業界の特徴なのでこれらの企業全てに当てはまるわけではありません。企業によってはとんでもなく給与が低かったり、求人の給与が高くても入って見たら残業が出なかったなんてことも十分に考えられます。
安定している業界・需要が高まる業界は確かに存在しますが、結局は業界よりも勤める企業の方が重要と言えるでしょう。そう言った意味でも、転職のプロと言われる転職エージェントに相談しながら転職活動を進めていくことがオススメです。
ただ単に求人を紹介されるだけでなく、カウンセリング〜転職後のことまで、徹底して求職者の要望(ホワイト企業に勤めたい・勤務地等)に応えられるようサポートしてくれます。
転職エージェントは求職者を転職させることが仕事のように見えて、企業側に頼まれて人材を紹介するのも仕事です。そのため、企業との繋がりも深くネットでは落ちていないような情報まで把握しています。
そんな貴重な情報も利用者のニーズに応えて共有してくれるので、今後のあなたのキャリアを占う意味でも相談してみるといいでしょう。
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