ベンチャー企業への転職をおすすめする理由を、数人規模の会社二社経験した筆者自らご紹介!

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やりがいのある仕事がしたい!

毎日の仕事にやりがいを感じられず、嫌気を感じている人も多いのではないでしょうか?

会社の規模が大きくなれば大きくなるほど、業務が細分化されて、「これ自分じゃなくてもできるのではないか?」「人の役に立っているのだろうか?」と、なかなかクリエティブな役割を見い出せず、惰性の毎日を過ごしてしまっていることでしょう。

結論から言いますが、そんなあなたにはベンチャー企業への転職がおすすめです。

一般論のように感じますが、社員10人にも満たない会社2社経験し、現職に年収150万UPの転職に成功した筆者だからこそ、経験論から自信を持って言えることです。

【運営者プロフィール】リクルートエージェントを使った転職活動とこれまでの歩み

2019.10.09

「仕事にやりがいを感じないな…」なんて感じてる人は、騙された!と思ってでもいいので、最後まで読んでみてください。

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転職云々の前に、そもそもベンチャー企業とは!?

ポン太
最年少上場、若手経営者、IT社長、ベンチャー企業と聞くと、こんな言葉とセットの使われるケースが多いと思うけど、それは関係あるのかな?正直イマイチ理解できてないや!

ベンチャー企業と言うと、注目を浴びるような若手社長が経営していたり、IT系の企業のイメージが強い人が多いのではないでしょうか?

しかしそんなこともなく、ベンチャー(venture)という言葉には「冒険的」なんて意味があるように、冒険的でクリエイティブな事業を展開する中小企業を指す言葉として使われています。(余談ですが、冒険することはアドベンチャーなんて言ったりしますよね。)

インターネットやスマートフォンの普及により、現在ではIT関連のサービスを提供する企業が次々と名を轟かせ、「ITベンチャーブーム」なんて呼ばれますが、過去にもこのように言われる時期が存在しました。

80年代前後はソフトバングの孫正義さんを筆頭に、当時は一般的ではなかった人材派遣サービスを行うPASONAや、企画、販売、手配全てを行う総合旅行会社のHISをベンチャー企業と呼び、流通業やサービス業を中心に、多くのベンチャー企業が現れた時期です。

ベンチャー企業で働く5つのメリット

冒険という言葉にワクワク感や、ポジティブなイメージを抱く人が多いように、ベンチャー企業で働くことにもメリットがたくさんあるので見ていきましょう。

自己責任で仕事ができる

大企業に比べて、従業員数や部署が多くないので、ある程度は管轄外のことも自分でこなさなくてはいけません。管轄外だからと言って、失敗が許される訳もなく、そのような仕事も責任を持って取り組まざるえないでしょう。

これにより業務の幅が広がり、その道のエキスパート!までいかなくても、業務全体を見渡せる、目の前の業務単位ではなく仕事の全体像を見ながら淡々と仕事をこなしていかなくてはならないので、スキルはもちろんのこと、とにかくマネジメントスキルが向上します。

スキルは特定の分野でしか生きないことはありますが、このマネジメントのスキルはどの分野でも通用します。主体的に行動ができるビジネスマンはどのジャンルでも歓迎されるので、今後のキャリアアップの一貫としてでも若いうちに経験しておくべきでしょう。

スピード感を感じながらビジネスができる

大企業には、上司の上に上司がいて、またその上に上司がいて、、、、なんて意思決定1つとってもスピード感が遅くなりがちです。

それに比べ、ベンチャー企業はとにかく冒険的で誰よりもクリエイティブなことをしていかなくてはいけないので、「我れ先は!」と、まわりに置いてかれぬようスピード感が重要になります。

大企業ではなかなか味わえないことなので、意思決定の大切さや、流行へ敏感になったり、仕事以外のとこでもメリットを感じられることでしょう。

スピード感やトレンドへのアンテナは、環境が作り出すものですから、ある意味ベンチャーにいるだけで身につくスキルかもしれません。

社長に近いところでビジネスができる

よく言われるのがこれですね。大企業の社長だろうと、小さい会社の社長だろうと、社長は社長です。今までどんなに頭のいい大学をでても、どんなに英才教育を受けても学べないことがたくさん学べるでしょう。

筆者の経験論から言うと、これはお金の動きの部分が大きいように感じます。

ある程度大きい会社だと、お金の流れを社員に知られるのは決して明るいことではないです。例えばですが、売り上げが良くて純利も高かったら給与や待遇面への不満がでたり、悪かったら悪いで不安を募るだけです。

そういう意味でお金の流れは見えても自分の部署くらいなのですが、ベンチャー企業となると会社単位でお金の流れがなんとなくわかるので、ここの感覚がつくのは今後経理のキャリアを積みたいと思っていなかったとしても役に経ちます。

自分の市場価値が上がる

従来までは、大手に勤めていた方が、転職をする際に市場価値が高いとされていますが、新卒にしびれをきらしたヤフーを中心に、企業は即戦力となるべく人材を求めています。

ここで、大企業に勤めて同じ部署にいた人と、小さい会社ながら幅広い業務に関わり主体的に動いてきた人材のどちらが評価されるでしょう?

これははっきり前者!後者!と言い切れる部分ではないですが、筆者の経験上は後者にあります。

「どんな仕事をしてきました?」なんて質問を転職面接ではされることが多いですが、とにかく話せることが多くなるのと、全体的な業務に関わっていると主体性がアピールしなくても伝わります。

「あ、この人は主体的に動ける人なんだな」「どのこのポジションでもいけそうだな」なんて思ってくれることでしょう。

お金にガツガツできる

転職理由の多くに、年収の少なさを理由にする方が多いですが、ベンチャー企業に努めていると、ある意味稼いでナンボの世界なので、お金に対してガツガツできます。

大きな企業にいると、上司の年齢や役職からだいたいの自分の将来に対する年収がわかってしまいますが、ベンチャー企業ならそこも自分次第です。

しっかり責任を全うして、利益を残せれば多く貰えるでしょうし、業務が細分化されてない分自分があげた利益というのが明確にでるので給与交渉もしやすいです。

日本だとどうしてもお金に対してガツガツしていることは煙たがられがちですが、決して悪くないですし、お金はもらうものではなく成果を出して稼ぐものという感覚を20代でつけるのは財産になることでしょう。

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2020.10.25

ベンチャー企業で働く3つのデメリット

もちろんメリットばかりではありませんし、「社員が10人にも満たないベンチャー企業に勤める」と言ったら、世間から見ればまだまだそんな会社は辞めときなさい、、、なんて言われるケースが多いでしょう。

やはり安定感がない?

長い年月をかけて多くの取引先を作って、多くの事業を展開してるような大企業と比べると、「今売上が上がってる事業が、もしなくなっしまったら、、、」なんて不安はいつでもつきまといます。

会社設立3年で70%以上の会社が倒産する、10年で見れば95%の会社が倒産するなんて事実がある世界です。

今、上昇気流にのってる日本のIT企業だって、10年後存在しているのかさえ定かではありません。こんな世界で戦っていかなくてはいけないので、安定感を求める人から見ればデメリットにしかなりません。

社会的信用が低い

家を借りる際、クレジットカードを作る際、あるいは住宅ローンを組む際、勤務先を記入する場面は多くあります。

仮にベンチャー勤めで、年収1000万稼いでいても、大企業勤めで年収500万の人が借りられる家が借りられない、企業勤めより倍稼いでるのにローンが組めないなんてケースも珍しくありません。

自分の社会的信用は、自分の能力に関係なく勤務先の規模等を吟味されることもあるので、これは大きなデメリットになるでしょう。

筆者も3人の会社に勤めているときは、金融事故を起こしていないにも関わらず、カードが作れないことが数回ありました。

社内の環境が整っていない

筆者は最初の会社が3人だったので、普通くらいに思ってましたが今の会社に入った時にびっくりしました。

基本仕事で使うものは支給されるし、なにか故障したらすぐに駆けつけてくれる業者がいます(ある程度定期的に契約してるのかな?)。

あとは設備の他に環境で言ったら業務のフローとかも当てはまるでしょう。

規模が大きい会社になるとある程度業務のフローが決まっているので、「あれどうしよう」「これどうしよう」と自分単位で悩むことはあっても、業務、部署単位で答えがでないことはまずありません。

しかしベンチャーはそもそもの業務フローも固まっていないので、「始めてのパターンだ」と社内で前例がなくあたふたすることも多々。。。

ま、自分が業務を作っている感が出るのでここが楽しいところではありますが、決められたルール通りにきっちり業務を進めたい人にとってみたらマイナスでしかありませんね。

でもやっぱりベンチャー企業への転職をオススメしたい!!!

経験者だからわかるメリットやデメリットについてお話ししていきましたが、あなたにとってはどちらの印象が大きかったでしょうか?

デメリットのところで”安定感がない”なんて話しをしましたが、長い目で見ると、これは安定感を掴むための投資的な意味合いがあると思います。

若いうちに苦労しておきなさい〜、若いうちに色々経験しておきなさい〜、なんてよく言いますが、自分自身が転職活動をしていくなかで以下のような印象をもたれる(言われる)ことが多かったです。

採用担当に言われたこと

  • 複数人の会社を2社も経験したことに対する関心(何時まで働いてたの?、最初はやっぱり喧嘩とか多いの?笑とか)
  • 経理ではないが、少しでも数字を見れることへの評価
  • 臨機応変な対応が可能なことへの評価
  • 仕事にやりがいを持って、惰性でなく取り組める人材だという印象
  • 突破力がある印象

これら全て職歴だけで判断してもらいました。

“ベンチャー企業で働いてた” というだけで、社会が持つイメージというのはある意味ポジティブな面が多く、いざ外の世界にでよう(転職)としたときに、非常に評価されるものだと身を持って感じたからこそ、ベンチャー企業をここまでおすすめしています。

そういう意味で言うと、デメリットの部分は一時的なことでしかなく、自分のキャリアアップの一貫としての業務で全然いいと思っています。

特に、終身雇用なんて言葉がなくなりつつある現代において、定年まで働いてください!なんて企業はまずないですから、”若いうちだけだぞ” “ここをジャンプ台にしてもっとやりたいことやってやる” これでいいです。

もし、将来的に結婚や子供ができて安定が1番になった際に、会社が大きくなってたらそこに勤め続ける、先行きが怪しかったら経験を武器に大きな会社に転職する。

そういう選択肢を持って働くことも決して悪いことではないでしょう。

自分が経験し、メリットしか感じなかったのですごく長々と書いてしまいましたが、少しでもこの気持ちが伝われば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

少しでも興味を持っていただいた方は、筆者のリクルートエージェントを使った転職活動についてもご覧になってください!

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