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この記事の目次
職場の人間関係に悩んでる人がやるべきこと
職場ほど人間関係のストレスが多い場所はない、と言っても過言ではないでしょう。
転職サイトの『リクナビNEXT』が転職経験者100人に退職理由のアンケートを実施したところ、多くの人が”職場の人間関係”に悩んで仕事を辞めていることがわかりました。
上司から始まり、同僚・先輩・後輩との関係やパワハラ、残業での人間関係のストレスは、誰にでもつきものなのです。
人間関係がうまくいかない原因が自分以外だとしても、相手がいきなり優しくなるなんてことを期待するのは無理というものです。
少しでも居心地の良い職場にするためには、自分から現状を変える工夫が必要になってきます。
職場の人間関係に悩んでいる人がやるべきことを見ていきましょう。
1.生真面目になりすぎない
職場で人間関係をこじらせている張本人をよく観察してみると、あまり仕事熱心ではない人が多いのではないでしょうか。
逆に、職場の人間関係に悩みを抱える人は、一生懸命会社に貢献しようと真面目な性格の人が多いようです。
もちろん会社に貢献することは従業員の使命ですが、少しだけ手抜きすることも覚えましょう。
生真面目に仕事をバリバリこなすあなたの態度に、相手は「こいつに追い越されるのではないか」とか「なんだ、イイかっこしやがって」とねたましい気持ちから嫌がらせをしているケースもあるようです。
2.仕事の場だと割り切る
「あの人さえいなければ、人間関係に悩むこともないのに」と、周囲の人たちの対応が変われば良いと思いがちですが、それは無駄な悩みです。
あくまでも自分自身が変わるしかありませんので、「ここは仕事をする場であって、和気あいあいを望む場所ではない」と割り切ってしまいましょう。
とはいえ、人と会話もしないほど自分自身を追い込んでしまうと、ストレスが溜まり過ぎて病んでしまいます。業務に支障が出ない適度の交流を持ちましょう。
3.笑顔でありがとうを伝える
人間関係が悪くなってくると、自分自身も相手から遠ざかることばかり考えてしまいます。
しかし、そのエネルギーは確実に相手に伝わってしまいますので、尚更人間関係がこじれてしまう可能性もあります。
仕事で書類を受け取る時や会話の合間に、優しい気持ちで相手に笑顔を向けてみてください。その際に、「ありがとう。いつも助かります。」と感謝の言葉を添えることも重要です。
心からの笑顔や感謝の気持ちを受け取って嫌な気持ちになる人はいません。1回目は変な顔をされても2回、3回とあきらめずに続けていけば、次第に悩みが薄れていくことでしょう。
4.嫌われる勇気
一緒に働く人全員に好かれるということは、現実的ではありません。職場に100人働いていれば、あなたのことを嫌いだなと思う人は10人いると思ってください。
もし、あなたの心のどこかに「誰からも嫌われたくない」という不可能な願いがあるとしたら、それが原因で人間関係に悩んでいるのかもしれません。
あなたを好きな人も周囲にいるはずです。その人たちとのコミュニケーションを深めていくことのほうが何十倍も素敵な行動です。
5.上司にNO!という勇気
上司からのパワハラやセクハラは根深い悩みになりがちです。入社したての頃に上司から良く思われたい一心で、「NO」を言えなかった人も多いのではないでしょうか。
いつまでも笑顔で我慢していたとしたら、それは間違った笑顔の使い方です。そんな時は「そこまで聞かれても答えようがありませんので。」などとあっさり返しましょう。
あまりにも無理な仕事を押し付けられたり、容姿のことをいじられたり、プライベートを根掘り葉掘り聞かれたりしたら、はっきりと「NO」を言える自分になりましょう。
6.悪口は聞かない・言わない
職場でありがちなのが、人の悪口を言って楽しむ人たちに巻き込まれてしまうことです。
悪口を自分も言わないと仲間外れになりそうだ、などと思う必要はありません。さりげなくその場からいなくなるか、まったく無言を貫くのが一番です。
また、日頃から仲良くしている人との間でも、お客様や取引先の悪口は言わないようにしましょう。社会人としての常識だけでなく、人間関係がこじれた時にあなたが悪者にされてしまいます。
7.コミュニケーションをとる
仕事が忙しいと、なかなかコミュニケーションをとる時間がないものです。互いを理解するためにも、会社のイベントには参加するようにしましょう。
例えば、新入社員の歓迎会やお花見などは「上手く付き合えないな」と感じる人と積極的にコミュニケーションをとるチャンスです。互いの信頼関係を築いたり、修復するきっかけを作りましょう。
ポイントは、自分の話を語るのではなく、相手の話を上手く引き出して、じっくり聞く側に回ることです。相手の笑顔まで引き出せれば、もう大丈夫です。
後日、職場で顔を合わせたら一言二言短めで構わないので、引き続きコミュニケーションを継続しましょう。人間関係は、ちょっとしたことでこじれることがありますが、逆にふとしたきっかけで修復することも可能なのです。
8.苦手な人を反面教師にする
嫌いな人=敵としてたら、解決は遠くなります。相手がいきなり明日から優しくなるでしょうか?自分を贔屓にしてくれるでしょうか?
「人のふり見て我がふり直せ」とは良く言ったものです。
他人の言動で自分が嫌な思いをしたら、あの人嫌いだなと思うのではなくて、自分も他人に同じようなことをしてしまってはないだろうか?と我に返って考えてみましょう。
そのように、考えられるようになると
- 怒られてるという意識⇒教えられてるという意識に
- いつも文句を言ってくる敵⇒いつもヒントをくれる味方
と変えることが可能ではないでしょうか?
9.相手を褒めてみる
1度怒られると、その苦手意識からか相手の悪いところばかりしか見えてなくなってしまうものです。
ただ指示を出されただけなのに、「雑用をやらされてる」「面倒くさいことばかり自分に押し付けられる」なんて理解をしてしまうこともあるでしょう。
そんな苦手意識から、相手を「苦手だ」だと思い込んで自分自身を追いこんでいませんか?
だとしたら、まず相手の悪いところばかり見ていては一向に解決には向いていきませんので、良い所を見ることから始めてみませんか?
苦手な人が上の立場の場合、仕事のスキルや成績を褒めるのは「上から目線」なんて囚われてしまうケースもあるので避けましょう。
1番褒めやすいのが相手のファッションです。スーツにしても私服にしても必ず褒めるべきポイントは1つはあるもの。
- 「いっつもオシャレなネクタイしてますよね、オススメのブランドとかありますか?」
- 「僕も◯◯さんみたいな時計してみたいんですよねー」
なんて、仮に自分が言われる立場に立ってみてください。人に褒められて嫌な気持ちになる人はいませんし、自分が言われたら嬉しいもんですよね。「こいつわかってるなー」なんて具合に・・・
相手に一歩的に嫌われているだけではラチが空きませんので、このように褒めてみるのも1つの手でしょう。
10.相手に期待しない
「信じてたのに・・・」「これくらいはさすがにやってくれるだろう」「なんでできないの!?」
こんな感情を抱いてるとき、あなたは少なからず人に期待しまっているときでしょう。しかし、この感情を抱かなかったどうでしょう。
「失敗して当たり前」「自分の思っていることはやってくれなくて当たり前」
もし、こんな感情を抱いていたら、相手が自分に不都合に働くことがあっても残念な気持ちになることはないですよね?
物事は期待するから裏切られて悲しい気持ちになるのです。そして、期待というのは、どこか他力本願とも言えます。
「やってくれるだろう」ではなく、やってくれるように仕向ける、伝える、教えるなど、自分自身が工夫を凝らさなくてはいけないのです。
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