結論から言いますが、仕事がマンネリ化してしまうことは決して悪いことではありません。
筆者も会社員なのでよくわかりますが、誰もが毎日新しい仕事や革新的なサービスに触れつつ仕事をして生き生きするような職場はごく稀でしょう。
そう考えると、マンネリ化なんて当たり前中の当たり前です。
大事なことは、そのマンネリ化を抜け出すための手段をいくつか持っておくことに限ります。
環境がマンネリ化を作るので、「マンネリ化していると思わないようにしよう!」なんて思っても解消できるものではないので、今日はそんな仕事がマンネリ化してしまってつまらない人へ考えて欲しいことや打開策を紹介していきましょう。
この記事の目次
仕事のマンネリ化は成長の証でもある
まず大前提として、マンネリ化することは決して悪いことではないことは理解しておいてください。
「マンネリ化」という言葉がよく使われる恋愛に例えますが、最初のうちはお互いの関心が高くうまくいっていたのに、1年2年と付き合ううちに関心が薄れてきたのかどうもうまくいかない。なんてことがあります。
確かにお互いの関心がなくなったことに関しては決して良いこととは言い切れませんが、他のことに関心を抱く余裕ができたと考えるといかがでしょう?友達、趣味、異性(これはあまりよろしくありませんが…)。
仕事に置き換えると、続けてきた仕事が手につく(できるようになる)ようになってきて、意識せずともルーティンワークとして体に染み付いたということを意味します。
それゆえに続けてきたことにやりがいを感じなくなった結果マンネリ化を引き起こしているのです。
仕事が手につくことは悪いことではありませんから、自分が成長している1つの証である。
こんな素敵な捉え方をしてみるのはいかがでしょうか?
マンネリ化を防ぐための5つの手段と引き出し
やりがいを感じない、成長を感じない、こんなことを続けていて意味があるのか知りたい、マンネリ化に苦しむ人からはこんな声が聞かれますが、そんな時こそ自分の引き出しを持っておくことが大切です。
自暴自棄になってしまっては自分で自分を苦しめるだけです。自分くらいは自分を肯定できるようにしましょう。
自分の成長を確かめる手段を用意しておく!
成長が感じられない、とマンネリ化に悩む人にぜひ試して欲しいのが、自分の成長を確かめる手段を用意しておくことです。
例えば、毎日パソコンを触っている時間が長い人でしたら、定期的にタイピング計測ツールで自分のタイピング速度を測ってみる。あるいは、自分の仕事に関係のある資格にチャレンジしてみる、等です。
【タイピング速度の計測結果】
関連記事:タイピング速度測定様より
小中高大(専)と、我々は定期的にテストがある環境で育ってきました。その度に一喜一憂しては自分の成長を噛み締めたり、時には落ち込んだりしてきたでしょう。
しかし、社会人になると自分の成長を確かめるような機会(テスト)のようなものがなく、上司からの評価(通知表)だけで完結してしまいます。
自分の成長過程がわかりづらく、”成長してない” なんて感覚に陥る人が多いです。育ってきた環境がみなそうなので、こればかりは仕方がありません。
だからこそ、自分が成長できている!と感じられる、あるいは確かめられる機会を日常的に設けておく必要があるのです。
資格勉強1つとっても、キャリアアップ、昇給、なんてイメージでする人が多いですが、そんな義務感の中ではなく、自分の成長確認くらいの気持ちで取り組みましょう。
その結果として、転職時に役に立つことがあったり、職場での昇給の条件に当てはまることだってあるでしょう。
重ね重ねになりますが、兎にも角にも自分の成長を確かめられる環境を持つことでマンネリ化は必ず防げます。
誰のために仕事をしているのかを明確にしてみる
あなたは誰のために仕事をしていますか?
自分の生活のため、お客様のため、取引先のため。自分の仕事は誰のためにしているのか?なんて質問されたら、多くの人がこのように答えるでしょう。
会社組織の中で個人が担う仕事はごく一部に過ぎないので、そもそも誰の役に立っているのか?自分の仕事によって誰かを救えているのだろうか?なんて疑問を持ちがちです。
社会的承認欲求なんて欲求が人間の中にはありますが、誰かの役に立っている。感謝されている。認められている。という感情が満たされることで幸福度が高くなりますし、仕事のやりがいに繋がってくるでしょう。
しかし目の前の仕事だけと向き合っていると、ターゲットが曖昧で承認されているかを確認する余地すらありません。
この仕事は誰のため?これをやることで誰が喜ぶ?どれだけ社会に貢献してる?
人や会社にやらされている仕事かもしれませんが、意味のない仕事なんて存在しませんから、ターゲットを明確にすることで意味を見いだしてみましょう。
会社の前提上はお客様のため、取引先様のため、なんてなるのでしょうが、自分の中ですから
「営業の〇〇さんが困らないようにするため」「企画部の〇〇さんのため」
なんて、ターゲットを同僚にまで落とし込んで明確にしてみましょう。
すると、自ずと「こうやったら、あの人喜ぶだろうな」なんて工夫やアイディアが浮かんでくるので、自ずと毎日考えることがアップデートされて、マンネリ化防げることでしょう。
自分の価値を調べてみる
上2つに共通しますが、自分が成長している!社会的に認められている!なんて感じることができれば、仕事へのマンネリ化は防げます。
ただ、同じ職場にい続けては毎日上司が褒めてくれるわけではないですし、視野も狭くなりがちなので、一度視野を大きく持ってみることが大切です。
そういう意味でも、自分がやってきたことは他の会社で通用することなのか?評価されることなのか?ということを確かめてみるといいでしょう。
有名なプロ野球選手が「誠意は口ではなくお金」なんて言葉を発しましたが、一般社会でも同じこと。評価が高ければ年収は高まるし、低ければ年収も低くなります。
そういった意味でも、今現在の自分は年収をいくらもらうべき人間なのか?なんてこと調べるのも1つの手です。
miidasというサイトでは、あなたの学歴や職歴、保持しているスキルから実力に伴った想定年収を知ることができます。
あくまで診断なので、絶対的な数値ではないものの、
「仮に転職をしたら、このくらいはもらえるのかな〜?」「最近はこの知識も会社で身についたから、もっと上がるのかな〜」
なんて試しに使ってみると面白いかもしれません。
年収として診断結果が出るので、よりリアルかつワクワクするものですね。
目標を低くしてみる
世間の一般論とは矛盾しているかもしれませんが、目標を低く持つことも手段としておすすめです。
あなたは毎日の仕事に達成感を感じていますか?
この達成感というのは決して売り上げを大きくあげた、自分のスキルを何かの事業で活かせて貢献できた。なんて大それたものでなくて全く問題ございません。
- 取引先へのメールの送信を午前中に全部終わらせる
- システム対応業務を午前には終わらせて報告までする
- 毎日定時で帰れるようにする
- 朝15分前には出勤してPCを立ち上げる
- 次の日に今日のうちのタスクを残さないようにする
もっと細かくて小さいことでもいいくらいなのですが、毎日毎日こんな目標を持ってみてください。
小さくても目標は目標ですし、達成ができれば目標達成!と自分をいたわってあげてることが大切です。
マンネリ化は結局、なんのゴール設定もせずなんとなくの毎日の繰り返しが原因でもあるので、小さいゴールを設けておくことで、達成感を感じるようになり、あらかじめマンネリを防げるのです。
違う業界の情報を取り入れるようにする
同じ会社、同僚、そして業務が続けていると、世間にある仕事=自分がしている仕事、くらい視野が狭くなりがちですが、仕事なんていっくらでもありますし、あなたが毎日打ち込んでいる業務だけが全てではありません。
そして、知らないところで革新的に出来事であったり、もしかしたら自分がやっている仕事の一部がそれに該当することだってあるでしょう。
ニュースアプリ、本、SNS、なんでもいいですから、全く関わってこなかった業種にアンテナを伸ばし、様々な情報を取るようにしてください。
そうやって様々な視点を持つことで、自分の仕事への視点だって変わるはずです。
これは筆者の例に過ぎませんが、何か問題に直面したとき、Twitterでフォローしている
- 「ホリエモンだったらこう言うだろうな〜」
- 「エイベックスの松浦社長ならこう言うのかな?」
- 「いや、サイバーの藤田社長ならこうやるはずだ!」
なんて、読んだ本から勝手に、有名企業の社長の場合なら〜を連想しては問題と向き合ったりしています。
正直この視点を持つと飽きないですし、毎日同じ業務でも違う様々な選択肢がある上で業務をこなせるので楽しさが出るのでおすすめです。
それでも仕事のマンネリ化に悩む場合は環境を変えるべき
筆者の場合は前職がどブラックのベンチャー企業だったゆえ転職という選択を選びましたが、環境を変えることは決して悪い選択ではなく挑戦の意味合いが強いと認識しています。
今回のように仕事にマンネリを感じていたとしても、そこにいようと思えばいれるわけです。
ただ、今こうやってあなたがこの記事にたどり着いてくれた方は、抜け出したい、なんとか状況を変えたい、と思って情報収集をするような方ですから、必ずや向上心があります。
であれば、ここは思い切って環境を変えるという選択肢をとってみてはいかがでしょうか?
その通り決して経済状況が良いわけではありませんが、以下のグラフで紹介しているよう日本はとにかく人手不足です。
そして少子高齢化に伴いそもそもの若年層の労働人口が少なくなっていて、どの企業もなんとしても20代〜30代の若い世代を今後のために確保したい!と必死なのです。
少子高齢化の問題は数年単位で解決する問題ではありませんから、若年層に限っては決して景気が良くないから転職はできないなんてことはまずありません。
逆にそう思っている間に行動している人こそ自分でキャリアを選べるのです。
以下は筆者が26歳の時に実際に筆者が年収150万アップの転職をしたことを書いております。
そんな自分が転職をする、年収が上がる、なんて話しは信じられないかもしれませんが、実際に筆者がリクルートのコンサルタントに相談したことがきっかけで実現ができたことです。
この記事を読んでも、仮にこの後リクルートを利用することになっても一切お金が発生することはないので何か損をすることはまずありません。※筆者は転職に成功してからもお金を請求されていません。タダです。
嘘のように聞こえるかもしれませんが、こんなサービスが世に出回るほど若年層にはチャンスな環境なので、マンネリ化している暇があれば環境を変える!
強気な選択かもしれませんが、需要があるうちに存分に利用し、思い通りのキャリアを築ける選択をしてみましょう。
今回の記事も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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