みなさんはマイナビをご存知ですか?マイナビと聞くと、学生や新卒向けの就職活動をサポートしてくれるサービスを想像する人が多いかもしれません。
もしかすると学生時代にサービスを受けたことがあるという方もいるのではないでしょうか?
今回は、マイナビといっても学生向けではなく、転職活動者向けのマイナビエージェントについてご紹介します。こちらは学生向けのマイナビほど、まだ浸透率が高くないようです。転職エージェントのなかでは中規模クラスといったところでしょうか。
それでは早速、マイナビエージェントの5つのメリットと3つのデメリットについて解説していきましょう。
この記事の目次
マイナビエージェントの5大メリットはこれ!
転職エージェント「マイナビエージェント」に登録することで、利用者はどのようなメリットを受けることができるのでしょうか?マイナビエージェントは転職エージェントのなかでは中規模クラスに位置しています。
大手転職エージェントでは手が届かないようなところに、マイナビエージェントを利用することで受けられるメリットがあるようです。5つのメリットを具体的にご紹介しましょう。
中小企業の求人量が豊富
マイナビエージェントは転職エージェントのなかでも求人数は多い方ですが、そのなかでも特に注目すべきなのは中小企業の求人数が豊富であるという点ではないでしょうか。
それはマイナビエージェントが、転職エージェント大手ではなかなか訪問できないような小さい企業にも営業活動をしっかりと行っているためです。中小企業への転職を考えている方におすすめの転職エージェントといえますね。
それでは中小企業の求人数がなぜ多いのか考えてみましょう。転職エージェント大手は求人を掲載してもらうための広告料が高いので、中小企業は躊躇しがちですが、マイナビエージェントは大手に比べて広告料が安価なため掲載してもらいやすい・・・ということが理由の一つにあるようです。
書類通過率は50%以上!
マイナビエージェントでは、エージェント側から勧められた案件に応募すると「半分以上の確率で書類審査に通過する」と公表していています。これはマイナビエージェントが案件を紹介するときに、利用者の適性やスキルをきちんと見分けて身の丈の案件を紹介してくれるからです。
身の丈に合った案件だけでなく「利用者にとって少しレベルが高いかな?」と思うような案件も紹介してくれて、こちらの書類通過率も他のエージェントに比べて高くなっています。このことからマイナビエージェントは、本質的に書類通過力が上がっているということがいえるでしょう。
転職支援サービスは無期限
転職エージェント大手ではサービスを利用できる期間が定められていて、その期間は登録した時点から3か月前後というところが多いようです。なぜ3ヶ月前後の期限を設けている転職エージェントが多いのかというと「利用者の回転をよくしたい」というのが理由の一つに挙げられます。
このように転職をサポートしてくれる期間が設定されているエージェントもいるなか、マイナビエージェントは無期限でサービスを受けることができるため、このメリットを最大限に活かして転職活動を進めていくとよいでしょう。
担当コンサルタントの変更可能
担当してくれるコンサルタントと「相性が合わないな・・・」と思う場合、マイナビエージェントなら担当の変更を簡単に行うことができます。担当の変更をお願いするのはなんとなく気まずいものですが、簡単に行えるなら安心ですよね。
担当の変更をしたい場合は、マイナビエージェントのカスタマーサービスにお願いしましょう。カスタマーサービスを通せば担当に直接言わなくて済むので、比較的楽な気持ちでお願いできるはずです。
サポートが素晴らしい担当者がいる
マイナビエージェントは担当の当たり外れが激しいともいわれています。しかし担当してくれるコンサルタントがいい人にに当たれば、履歴書を丁寧に添削してくれたり、適切なアドバイスをしてくれたりと、とてもいいサービスが受けられると評判です。
大手と比べると、コンサルタントが担当する利用者の人数は3分の1くらいなので、比較的丁寧に対応してもらえるようですよ。じっくり話を聞いてもらいたい方はマイナビエージェントに登録してみてはいかがでしょうか?
マイナビエージェントの3つのデメリットとは?
マイナビエージェントに登録することはここまでご紹介してきたようなメリットもありますが、反対にデメリットもいくつかあります。ここからは3つのデメリットについて説明しましょう。
ハイクラス求人は少ない
マイナビエージェントで扱っている求人には、管理職向けのハイクラス求人、スキルが高い人や実績がある人などを対象とするエグゼクティブ求人はあまり多くありません。それはマイナビエージェントが、エグゼクティブ求人募集の多いクライアント企業とのパイプをまだ構築できていないからです。
ハイクラス求人やエグゼクティブ求人は大手の転職エージェントの方が強いため、中規模エージェントのマイナビエージェントがハイクラス求人のシェアを伸ばすのはなかなか難しいのが現状のようです。
若手が多いので担当の当たり外れが激しい
マイナビエージェントでは新卒採用でコンサルタントになる人もいます。新卒で知識も経験も乏しい担当者に当たってしまうと、下手をしたら利用者の方が転職業界に詳しい・・・なんてこともあるようです。
十分な質のサポートを受けられないと感じたら、「若手だからすぐに変更してしまってはかわいそう」などと思わずに、すぐに担当者を変更してもらった方がよいでしょう。担当者への情は捨てて、自分の転職を成功へ導いてくれるような相性のよい担当者を探すべきです。
企業に質問しただけなのに・・・
求人を見ていると、企業に質問をするなんて欄があるのですが、そこをクリックすると、自分の職務履歴やなどのデーターが転送されてしまうそうです。
ただ単に質問したいためだったのに自分の情報が漏れてしまうのは、求職中で、企業側も人を欲している状況下であっても好ましいとは言えません。
利用者の個人情報を守るのが会社の最低限の義務だと思うのですが、曖昧になってしまっているなんて意見もあり非常に残念ですね。
いたずら防止のため、、、、の措置のようですが、大きなデメリットと言わざるおえません。
案件の内容が大きく違う場合も…
マイナビエージェントでは、営業とキャリアコンサルタントとの間の情報共有がうまくされていないことがあるそうです。そのため、キャリアコンサルタントが求める案件と、営業が持ってくる案件の内容が食い違ってしまう・・・ということが起こってしまい、利用者も困ってしまう結果になることもあります。
自分の求める求人と、提示された求人の内容が大きく異なっていたら、はっきり担当に話しましょう。また、提示される求人には初めから大きな期待を持たず、自分に合うものがくるまで待つという方法もあります。
リクナビやdodaに比べると・・・
サービスをライバル企業と比べたときに、苦言を申す人は少ないですが、求人数や選べる職種、という点だけを見るとやはりライバルであるリクルートやインテリジェンスが運営するdodaには遠く及ばないというのが大方の意見です。
転職エージェントは地域性もありますし、一概に求人は少ないとは言えませんが、物足りなさを感じてしまう人が多いというのが現実でしょう。
こればかりはリクナビやdodaを利用してみないとわからないことなので、無料で登録をすませて仕様だけでも覗いてみるといいですね。
こんな人にマイナビエージェントはオススメ!
ここまでマイナビエージェントのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、どんな人におすすめなのでしょうか?
マイナビエージェントへの登録をおすすめするのは次のような方です。
- じっくりと転職活動を行いたい人
- ホワイト企業に転職したい人
マイナビエージェントは無期限でサービスを受けられるので、じっくりゆっくり転職活動を行いたい人に向いています。その反対に「貯金が底をつきそうだから今すぐ転職したい」という方にはあまりおすすめできません。
マイナビエージェントの口コミ
オススメ度:★★★★★
働いていた会社での待遇に不満があったので、転職を考えるようになった。自分なりにネットで調べて求人に申し込んだが、面接が思うようにクリアできずに失敗の連続だった。
自分で応募して内定をもらった企業に転職したが、そこはブラックでまたすぐに退職。このままではいけないと考えて、マイナビエージェントに登録。エージェントサービスを利用するのは初めてだった。
エージェントを通すと、求人を出している企業の情報を多く知ることができるのでありがたい。応募する前にブラックかそうでないかを判断できた。
担当してくれた人は、疑問点にもしっかりと答えてくれて多くのアドおばイスをしてくれたので、感謝している。1人で転職活動をして行き詰っている人におすすめ。
オススメ度:★★★★★
私は最初にマイナビ転職に登録して転職活動を行っていました。転職活動を行っている途中で、マイナビ系列でエージェント機能があるマイナビエージェントというサービスが無料で受けられるということを知り、こちらにも登録してみることに。
登録して、早速担当のカウンセラーの方と面談を行いました。担当のカウンセラーの方がすごくデキる人で、テキパキと私の希望に沿うような求人をいくつかリストアップしてくれました。
その中の企業に思いがけず内定をもらうことができ、感謝しています。担当のカウンセラーの方のご尽力あっての内定だと思っています。
オススメ度:★★★★★
マイナビエージェントでいくつかの会社を紹介してもらいました。そのうち、1次面接まで進んだときにアドバイザーの方が同席してくれたので、それほど緊張せずに面接を受けることができて良かったです!
面接が終わった後にアドバイザーの方から企業の評価や印象を聴くことができて、その後の2~3次面接を受ける上ですごく参考になりましたね。
あと嬉しかったサポートがもう1つ。仕事をしながら転職活動をしていたので、なかなか面談を行う場所まで行けなかったんです。そのときに当時働いていた会社の近くまでアドバイザーが出向いてくれて、本当に助かりました!
アドバイザーの方にはたくさんフォローしてもらって、特に不満も感じることなく無事に転職することができましたよ。
オススメ度:★★★★☆
新卒のときにマイナビを利用していたので、転職を考えたときにまずマイナビ系列のマイナビエージェントを覗いてみました。
登録しなくても求人は見ることができるのですが、社名が非公開になっていたりして見られなかったので、登録しました。
登録したのが転職サービスの繁忙期だったらしく、実際に面談を行えるまでは期間が空いてしまうとのこと。そこで電話面談という形で、こちらの希望を伝えていきました。
実際にカウンセラーの方にお会いしたときは、職務経歴書の書き方や志望動機の書き方など参考になるアドバイスを受けられました。その点は満足しています。
他のエージェントはどうか分かりませんが、私が見た限り介護系の求人の数は少ないように思います。条件が細かすぎたのかもしれません。
オススメ度:★★★☆☆
登録したらコンサルタントから電話がかかってきて、さまざまなことについてヒアリングを受けた。地方に住んでいたためコンサルタントとのやり取りは主に電話かメール。
担当になるコンサルタントは業種ごとに分かれているみたいで、その点では技術系の話もしやすかった。最終的には紹介してもらった企業への就職はしなかったけど、業種で担当が違うのは話が通じやすいからいいのでは?と思う。
オススメ度:★★★☆☆
私はこれまでに3回転職しています。仕事をしながら転職活動をするのはなかなか大変なことなので、転職支援サービスに登録して求人を探した方が見つけやすい気がします。
マイナビエージェントだけではないのですが、こういったサービスを行っているところは短期決戦で転職先を探す人向いていると思いました。登録して最初のうちは、求人を多く紹介してもらえます。
でも、自分の条件に合う求人の情報が無くなってしまうと紹介してもらえなくなってしまうのです。
転職活動を短期決戦で勝負したいという人におすすめできますが、じっくり長期戦で行きたい人には向かないと思いました。
マイナビを使って転職を優位にすすめよう!
マイナビエージェントは中規模故に大手に適わないところ、大手にはできないところなどがある、ということが分かりましたね。
無期限で利用できるというシステムは、ほかの転職エージェントにはない嬉しいポイントなので試しに登録をして、どのような求人があるか覗いてみてはいかがでしょうか。
転職エージェントへの登録は無料なので、何社か登録してみてそれぞれのエージェントに足りないところを補っていくのが賢い転職活動の仕方ですよ。
転職エージェントおすすめ3選
転職エージェント選びに困っている人向けに、転職エージェントを厳選しました。
豊富な求人数『リクルートエージェント』
転職エージェント大手の『リクルートエージェント』。転職実績や豊富な案件から、登録しておいて損はないでしょう。
・転職実績No.1
・非公開求人数10万件以上
・手厚いサポート
→面接力向上セミナー、職務経歴書エディターなど
求人の質を求めるなら『doda』
『doda』もリクルートエージェントに負けず劣らず非公開求人が多数な転職エージェント。キャリアカウンセリングを実施しているので、今すぐに転職をする気がない人もキャリアの相談をしてみましょう。
・非公開求人含む約10万件の求人
・キャリアカウンセリングあり
・年収査定可能
『type転職エージェント』
『type転職エージェント』は営業、エンジニアに強く、大手企業とのつながりが強いことが特徴。また、年収交渉に強く、あなたの納得のいく勤務条件に近づけてくれるよう努めてくれます。
・約80%が非公開求人
・年収交渉、条件交渉など各種交渉に強い
オススメ度:★★★★★
大学を卒業して7年、事務として勤めていました。しかし職場の人間関係がうまくいかなくなってしまい、思い切って転職しようと決意。マイナビエージェントに登録してみることにしました。
面談があったのですが、かなり長い時間をかけて市場での自分の強みや評価、どんな企業だと受かりやすいかなども親身になって教えてもらったのが印象に残っています。
私はこれまでの経験を活かしたくて、事務を希望していました。事務職は人気なので狭き門なのですが、面談で教えてもらったことを参考にしながら面接もクリアし、無時に希望する企業に事務として入社することができました。