転職したけど、なんか違う?
転職してみたものの、やはり前の会社のほうが自分には合っていたのではないか、と感じる人もいることでしょう。しかし、転職失敗だとあきらめる必要はありません。
もう一度前の会社に再就職することも可能です。これは、いわゆる”出戻り”と呼ばれています。転職を理由に辞める際に「うちは出戻りOKだから、いつでも戻っておいで!」と言ってくれる企業や、出戻り制度を導入している企業もあります。
一般的に、出戻りがしやすい企業には以下のような共通点が見られるので、あなた自身の前の会社がどうだったか思い出してみてください。
- 前の会社の上司に気に入られていた
- 新卒採用があまりない
- 退職者が定期的に出る
- 出戻り不可の就業規定がない
このような共通点に当てはまる会社だったとすれば、出戻りに成功できる可能性が高まります。企業側にしてみれば、すでに業務に慣れている人材は即戦力となるため受け入れることが多いのです。
転職失敗してしまった後に「前の会社に出戻りたい!」と思った際に役に立つ”成功の秘訣”をお伝えします。
仲の良い上司や同僚に相談
転職後に「どうしても前の会社に出戻りたい!」と考えるようになったら、まずは当時仲の良かった上司や同僚に相談するのも1つの手です。
その際、いきなり出戻りしたいと自分の気持ちをぶちまけてしまうのは止めておきましょう。会社の現況を把握しなければいけないですし、上司や同僚が以前と同じような気持ちをあなたに持っているとは限りません。
もしかしたら、かつての同僚が出世していて上司という立場になることもあるので、まずは、時間を割いて相談に乗ってくれることへの感謝を伝えてから、それとなく会社の状況を聞き出すことから始めるのが賢明です。
状況を確認した上で、タイミングを見計らって出戻りしたい気持ちがあることを伝えましょう。現在も信頼関係がキープされている上司や同僚であれば、あなたの気持ちを汲んで会社側にそれとなく伝えてくれるはずなので、出戻りがスムーズになります。
また、相談した時の雰囲気によってはその日に出戻りの意思を伝えずに、改めて相談に乗ってもらえる機会を作るのも良いでしょう。
今の職場の辛さから解放されたいがゆえに『隣の芝生は青く見える』現象で、深い考えもなく過去の良いイメージだけにすがり、出戻りたい!と思ってしまうのはよくあることです。
日をおくことで冷静に現状判断をすることもできますし、上司や同僚に一度相談したことで「やはり今の職場に留まって頑張ろう!」と、気持ちが変わることもあります。
出戻りを検討する場合は突発的に行動するのではなく、役職や給与などの待遇面や人間関係が変化することも想定してから相談することが大切です。
プラスな出戻り理由を伝える
相談に乗ってもらう際は、おそらく酒の席になることが多いかと思いますが、酔った勢いで「今の会社は最悪なんですよ~!上司は能力ないし社員もゴマすり野郎ばっかりで。」などと、マイナスの理由ばかりを並べてしまうのはNGです。
あくまでも出戻り理由はプラスの要素を相談相手に伝えることが必要です。出戻りしたいときに話す文言は、相談相手の耳に心地良いプラスの言葉を選ぶことや心が動くような内容を考えておくことをおすすめします。
例えば、同じ職種に転職した後であれば「転職先で身に付けたスキルを改めてこちらで活かしたい。」と、会社側にメリットがあることを暗に伝えます。
相談相手が上司であれば、過去に指導を受けた内容をテーマに「あの時は、ご指導いただいた真意が理解できなかったのですが、今の会社に入ってから心底体感することができました。ぜひこちらで結果を作りたいと思っています。」と成長したことと同時に、以前よりも高い能力を身に付けていることをさりげなくアピールしてみましょう。
出戻りには覚悟が必要!
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