【1年の1/3は休み?】年間休日130日以上の会社に転職なんてできるの?

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この記事のポイント

  • 130日以上休める企業はないこともない
  •  週休3日制度を導入している企業に多い
  •  休みが多いからといって良いことばかりではない
  •  IT系企業では、年間130日休日ある企業が増えつつある
ポン太
ジョブエモん!この前求人を見ていたらさ、正社員で年間休日130日なんてものがあったんだけど本当なの?年間100日前後しか休日がない僕からしたら信じられないんだけど、、、
ジョブエモン
うーん。なんとも言えないけど、130日休みの会社があることは事実だよ。業種はある程度絞られてくるけどね!

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年間130日休みの内訳は土日祝日+α!

年間休日が130日ある会社とは

暦上多少のズレはありますが、1年は52週間なため、土日完全休みの企業でしたら年間休日が104日になります。

そして、多くの企業でGW、お盆、年末年始休暇が採用されていることでしょう。これらを土日含まず3日前後と考えると、だいたい110日〜115日、そこに※祝日休みを加えると多くの転職希望者が条件にあげる「年間休日120日」が成立する訳です。

このような事実からも、年間休日120日前後でしたら容易に想像はできますし、当てはまる企業に勤めている方も多いのではないでしょうか?

※ちなみに2019年は年間17日の祝日があり、今年はそのうち2日が土曜日となるので追加休日は15日となります。

残りの10日はどこから来るの?

お盆や年末年始休暇が、他社より1日2日長いということが考えられますが、最近少しずつ増え始めてきた「週休3日制度」「リフレッシュ休暇」を導入している企業が130日の条件に当てはまるのではないでしょうか?※有給は勤務日とするので、ここでは含まない

ポン太
そういえば2016年に、Yahoo!が週休3日を導入するとかいうニュースが話題になったよね!130日っていうのは、そういうことなのかな?求人の年間休日欄しか見てなかったから、もっと詳しく詳細を確認しないとな、、、

日本の休日が急に増えることはない限り、130日休みという企業は、土日祝日お盆お正月休みに加えて、会社独自の規定で休みが設けられていることが考えれます。

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【10年後は主流?】週休3日のメリット・デメリット

2016.12.20

休日が多ければ良い!思っている求職者は注意

人にもよりますが、休日が多ければいいという訳ではありませんので、130日以上休みがある求人を希望したときに考えられるデメリットをいくつか紹介しておきます。

選択肢がほぼない!

例えば、転職希望者が「年間休日130日」を条件に転職活動をしていくとします。

厚生労働省が2016年に公開したデータによりますと、年間130日以上休みがある企業は全体平均で0.9%しかないので、そもそも業界を選べないというデメリットが発生してしまうでしょう。

休みが多くても、勤務日の方が多いですから、その勤務内容が自分に合ってないことには転職の意味がありません。

転職は勤務先が変わるだけでなく、キャリアアップの意味合いもあるので、休みの多さだけではキャリアアップに繋がる判断が鈍ってしまうでしょう。

ジョブエモン
たしかに休みが多い方がいいけど、せっかくだから今の会社でやってきたことを活かせる会社に行きたいよね〜

1日の労働時間が長い

他にも、休日は多いけど1日の労働時間が長いなんてことも考えられます。例えば、休みは1日多くなるけど週あたりの労働時間が変わらない場合は、1日あたり10時間働かなくてはなりません。

そこに休憩時間を1時間加えると、11時間拘束。そして通勤時間を2時間(平均が片道58分)と考えると、1日あたり13時間は企業に拘束されることになります。

そこに、残業が、、、なんて考えると、週休2日の時は大したことなかった1時間や2時間の残業が、かなり負担になってきますね。

9時出社で20時退勤(休憩1時間)が定時だと考えると、残業が2時間で22時。そこからまた1時間かけて家に帰り、翌日また9時出勤となると、自分が稼働する4日間はかなりタイトに過ごすことになるでしょう。

給料が安くなる恐れも。。。

あとは人件費の削減などの目的により、1日の労働時間は週休2日の企業と変わらないなんてこともあります。この場合、単純に出勤日数ともに労働時間も減るので、周りに比べると給与が低くなりがちです。

ポン太
たしかに休みが多いってことは単純に働く時間が減るってことだから、その分給料が減るのはごもっともだね。なかなか悩むところだ。。。

130日以上休める会社は教育やIT企業に多い!?

年間休日130日ある会社の業界

【年間休日総数130日以上の企業の割合】

  1. 教育、学習支援業 8.8%
  2. 情報通信業(以下IT)3.2%
  3. 不動産、物品賃貸業 1.6%
  4. 金融業、保険業 1.5%
  5. 建設業 1.4%

データー参照元:厚生労働省「平成28年度就労条件総合調査の概況」より

以上が130日以上休める企業の業種ランキングです。ランキングと言ってもかなり低い水準なので参考程度に把握しておくといいでしょう。

2位のITに3倍近くの差をつけて1位に君臨する教育、学習支援業は、おもに学校の先生、幼稚園の先生、他にもピアノやスイミングスクールの先生などが該当します。

IT業界に130日休みの会社が増えつつある!

130日以上の休みを設けている会社が存在することはわかっていただけたと思いますが、全体の約0.9%しかないので、転職先の必須条件とするには若干厳しいということだけは念頭に置いておきましょう。

また、年間休日が130日以上ある企業の割合が多い業種でトップの、教育、学習支援業に関しては、学校に通って取得しなくてはいけないような資格を必要とすることが多いため、転職先として候補にあげるのは現実的に難しいのではないでしょうか?

となると、「IT業界」というのが、候補の筆頭になってきます。

IBMやYahoo!が週休3日制度をいち早く導入したように、働き方に関しては、IT企業が常に先端をいっていることは否定できません。事実として、27年→28年で130日以上の休みがある企業はIT業界だけで1.7%から3.2%まで増加しているのです。

休みが多ければいいという訳ではないという話しをしましたが、ユニークな働き方を導入している企業も多いので、転職先の筆頭としてIT業界を候補に入れてみてはいかがでしょうか?

タロログ様 【ユニークな社内制度がある企業15選 】

ITと聞くと特別な技術が必要だ!くらいのイメージを持つ方もいますが、そんなことはありません。

第二新卒をはじめ、以外と未経験を歓迎しているような企業も多いので、特別な資格やスキルがなくても躊躇せず飛び込んでみるのも、自分の理想の働き方に近く第一歩からもしれませんよ?

P.S.

余談ですが、筆者もIT企業への勤務経験、今はそこでの実績を元に美容メーカーでもwebマーケティングのお仕事をさせていただいてます!もし仮にこれから飛び込もう!なんて方が入れば参考までにご覧ください!

【運営者プロフィール】リクルートエージェントを使った転職活動とこれまでの歩み

2019.10.09

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