ワーキングプアとは、正規雇用または、正規雇用者並に働いていても、生活の維持が困難であったり、生活保護水準以下の収入しか得られない年収200万円未満の就労層のことである。
働く貧困層とも呼ばれる。その人口は平成25年の国税庁の発表では約1,119万人となっている。
男性は、293.5万人。女性は826.4万人となっている。
ワーキングプアが増えた要因として、
・派遣・パート・契約社員などの非正規雇用の割合が増えたこと
・労働規制の緩和・自由化
・企業の人件費の削減、㈬就職氷河期の到来
などの要因と経済的な要因が絡み合った結果と言われている。
また、現在では高学歴ワーキングプアや官制ワーキングプアという言葉も使われている。