5Sとは？

5Sとは、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の5項目をまとめて指す用語で、通常の整理整頓とは異なり、従業員のモラルを向上させることを目的とした職場環境の美化活動です。

「整理・整頓・清掃」の3S活動に「清潔」を加えて4Sとしたものに「躾」を加えて5Sとしたもので、主に製造・サービス業分野での職場環境の維持や改善に用いられています。

５Sでは、必要なものと必要ではないものを区別し、必要でないものを捨てるのを「整理」、必要なものの置き場を定め、誰もがいつでも使用できるように管理するのを「整頓」、常に清掃を行い職場環境をきれいにするのを「清掃」と定義し、その3Sを維持することを「清潔」としています。

そして、これらのルールを正しく守るのが「躾」となっています。5Sは日本で生まれた経営管理の概念ですが、海外でも使われていて、その場合は「five S（ファイブ・エス）」と呼ばれます。