給与面はもちろん、充実した福利厚生を求め、上場しているような企業に勤めたい、社員を数千人抱えるような企業に勤めたいなんて人多くいるでしょう。
しかし、大企業と言えハードルは高く、求人も多く出回っているわけではないため転職も簡単ではないなんて思い込んでいる人も多いでしょう。
結論から言わせていただけますが、無料登録が必要な転職サイト・エージェントを利用することで大企業への転職へのハードルはグッと下がります。
申し込み過多やライバル企業へ動向がわからないようにする目的で大企業の求人ほど、非公開にする傾向があります。その非公開求人を多く扱うのが転職サイト・エージェントであり、一般的に出回らぬよう無料ですが登録制で利用者を制限しているのです。
大企業でも中途採用はある
大企業と聞くと新卒でしか入れないなんてイメージがもたれがちですが、そんなことはありません。
どんな企業だって辞めていく人はいますから、その穴を埋めるとなると新卒採用は育成期間が必要になってきますし、どうしても中途採用者の力が必要になってきます。
中途採用の波はきている
そして、忘れてはいけないのが、ここにきて中途採用にフォーカスがあてられているということです。
2016年10月、あのヤフー株式会社が新卒一括採用の廃止を発表しました。それによりできたのが、ポテンシャル採用というもの。
【株式会社ヤフーのポテンシャル採用とは?】
入社時の年齢が18歳以上、30歳以下であれば、新卒や既卒、第二新卒などの経歴に関係なく、通年応募することができます。職種は、エンジニアから営業職まですべての職種が対象で、年間300名程度を採用する予定とのこと。
海外留学生や博士号取得者における就職活動時期の多様化もふまえ、広く平等な採用選考機会の提供を目指し、開始された制度のようです。応募から2年以内に入社することが条件となっており、就業経験のない人は4月と10月が入社時期として設定されています。
引用元:ハフポスト
誰もが知ってるような企業の取り組みが話題になり、新卒一括採用の見直しを検討している企業が増えてきているという事実があります。
優れた実績がものを言う
大企業へ転職したい!なんて人は安定や収入だけが目当てな人ばかりだと思われがちですが、そんなことはありません。
「中小では、できなかった大きいプロジェクトに携わってみたい!」「業界のトップを走り続ける企業で切瑳琢磨してスキルを伸ばしていきたい。」
なんて人がライバルにいるってことを忘れてはいけません。
そのような人に差をつけるには、やはり実績です。
社会人を経験してきた人達と対等に渡りあるくには、
- ◯◯ができます
- ◯◯の資格を持ってます
- ◯◯を長く携わってきました
では通用しないと思った方がいいでしょう。
前職で何をやってきたか?どんな結果を残してきたか?が重要になります。
- 新規製造ラインを立ち上げ、新規商品を開発、年間○○○万の売り上げ達成した
- 製造ラインの生産効率を見直し、生産速度を○○%向上
このように、具体的な実績を定時してあげると採用担当の方の理解を得られるでしょう。
そして忘れてはいけないのが、転職して入社したあかつきには、会社にどのようなメリットを与えられるのか?という点まで話すことです。せっかくの実績もただの自慢話しで終わってしまわぬよう気をつけましょう。
「えっ?その程度なの?」
「ウチでそれだけだと大してプラスにならないなあ」
なんて印象を持たれてしまうこともあるんだ。
でも、そもそもの事業規模の違いだから、数字を偽りでもしない限りそう思われるのは当然。だから数字を実績としてあげるときは
- 前年度は◯◯%だったの対し、、、
- 会社平均が◯◯人だったのに対し
というように、過去や周囲を対比対象として伝えてあげることが大切だね!自分の凄さをより引き立つようしよう!
アピールポイントは実績以外にもある!
実績がモノを言うのはもちろんですが、もう少し違ったアピールポイントを考えておきたいですね。では他にどういった成果を伝えれば良いのでしょうか?
それは、「限られた環境の中で、高度なスキルを使って、難易度の高い仕事をしてきた」という点です。
中小企業では使える予算も大企業に比べて少なく、大きな工夫や積み上げてきた技術も必要になってきます。商品開発でもブランド力で大企業に勝てるわけもないので、営業方法からピーアール、商品コンセプトまで徹底的に考え込んで差別化を図り戦っていくことになるでしょう。
生産の観点では、投入できるお金がないので生産機器の整備を自らやるのはもちろん、生産ラインを徹底的に効率化を追及してようやく他企業と競い合っていけるようになります。
中小企業の中では人材が少ないので重要な仕事も任せられることも多く、自分の成長を促す場として捉えることもできるでしょう。こういった中で仕事を着実に頑張っている人は、個々の実力も相当高くなっているはずです。
大企業には部署も多く、仕事が小分けされてるようなところも少なくないので、これらは以外にもアピールポイントになるので、実績云々も大切ですが、限られて環境で自分がやってきたことも事細かに伝えてあげましょう。
大企業の求人は一般的に出回らない方が多い
大企業への転職は難しくないという話しを先ほどしましたが、「難しい」と言われるにはもう1つ理由があって、それは求人が出回ってないということです。
出回ってないというより、隠していると言った方が適切でしょうか?実際は出回ってますので。
実は、大企業の求人は非公開求人となっているケースが多いです。完全にオープンにしてしまうと企業側が応募書類をさばくだけでも大変なことになってしまうので、信頼している転職エージェントを仲介に挟んで公開するようにしています。
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