※以下の内容は転職活動に8ヶ月をかけてしまった26歳男性Nさんの体験談を編集したものになっています
この記事のポイント!
- 転職活動と学生時代の就職活動は全くの別物
- 取引先などの人脈は大事だが、転職先を見つける上で頼るのはオススメできない
- 持ってるスキルも、相手に伝えられなきゃ、持ってないものと同じ
- 転職活動を最短で終わらせたいなら、転職エージェントを使うべき
転職先を早く決めたいという気持ちとは裏腹に、なかなか転職先を決めることができずに長引いてしまってるなんて人も多いのではないでしょうか?
以下では、転職活動に8ヶ月という時間をかけてしまった方の失敗談や、「最初からこうしてれば良かった」なんて後悔を紹介しています。
これから転職活動をしようと思ってる方、実際に予想とは違って転職活動が長引き気味になってしまってる人には、大変参考になる内容になっておりますのでごらんください。
この記事の目次
なぜ転職活動に8ヶ月もかかってしまったのか?
新卒でITベンチャーに勤めたNさんは、4年目を迎えた26歳の時に、キャリアップのために、同業種でさらに大きな会社への転職を目指していました。
勤めていた会社は大きくないものの着実に業績を伸ばしていて、ベンチャーゆえ与えられる仕事の割合も多く、スキル面も多くのことが身についたと本人は語ります。
しかし、年齢も若くキャリアップと転職理由も前向きなNさんは、なぜ転職活動にここまで時間がかかってしまったのでしょうか?
そもそも転職活動を理解できていなかった
転職活動と学生時代の就職活動をイメージとして重ねるような人も多いのですが、このNさんがまさにそうでした。
キャリアアップという明確な目的があったにも関わらず、ネットで求人を探しては問い合わせ→探しては問い合わせの繰り返し。
学生の就職支援センターの壁に求人がずらーっと並び、なんとなく良さそうな求人にとりあえず食いついてる学生と変わりませんね。
さらにその問い合わせたものに全て自分で対応してはスケジュール調整をしていたので、志望度が高いような企業も断らなくてはいけないことが多かったようです。
最悪人脈に頼ろうとしていた
前の会社で色々な役を担わせてもらったことで、大手とも言われる企業との交流も多く、最悪そういう人脈を辿っていけばいいなんて考えていました。
もちろん人脈は大事ですが、転職を大きなイベントと考えるとこれは安易な考えですよね。
本人も、「人足りないんですよ〜」なんて言っていた取引先に、声をかけたら以外と相手にされなかった、「そもそも引き抜きみたいに思われるのも、、、」なんて理由で断られることも何回かあったと語っていました。
自己アピールが欠けていた
このNさんは転職活動を始めて半年が経ったころに危機感を感じ、助けを求める形で転職エージェントを利用したそうなのですが、そこで驚いたのが自分にできることがたくさんあったことでした。
というのも、今まで面接までたどり着いたことは確かにあったのですが、本格的な面接対策なんてしてこなかったので、そもそも企業側のニーズなどもわからずに自分の培ってきたスキルをただ話してたようです。
それが、転職エージェントのコンサルタントとのヒアリングでにて、
「あれできますか?」
「これできますか?」
「どのくらいやってたんですか?」
なんて質問されると
「できます」
「〇〇年やってました!」
「これなら、〇〇くらいまではわかりますよ!」
なんて答える場面が多く、「あれ?ただのルーティーンワークだと思っていたこともアピールポイントになるの?」なんて気づきがありました。
ただ、これらの能力を、自分の魅力として人に伝えるとなるとまた難しいそうで、そのへんは面接対策でばっちりとしごかれたと言います。
それはそれは今までの挑んできた面接を全否定されるくらい、「相手への伝え方」という点をこと細かに矯正されたそうです。
最初からやっておけばよかったこととは!?
※以下Nさんより
私の場合、転職活動を初めて半年が経ったころに危機感を感じて、転職業界に勤めてる友達の紹介で、まさにその子が勤めてるエージェントを利用したんですね。
結果的にそこからは2ヶ月も経たずに転職先が決まった訳なんですけど、本当に今までやってきたことは全部無駄だったのか?くらいのショックは受けました。逆に笑
だって今まで自分がやってきたこと、CA(キャリアコンサルタント)さんが、やってくれるんですもん。最初友達の紹介だから、すごくよくしてくれてるのかな〜なんて思って、友達に感謝してたんですけど、後々聞いたら当たり前だし、ある意味マニュアル通りなんですね。
驚きました。
冗談抜きで8ヶ月も転職活動をする前の自分に会えるんだったら、夜な夜なスマホで求人見つめてないで、転職エージェントに登録しろ!って伝えたいですね。
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