Iターンとは？

Iターンとは、一言でいうと「生まれ育った場所で就職・勤務したのち別の場所に移り住みその地で働くこと」を指します。

場合によっては「都会育ちが地元である都会で就職したのち地方に移住し働くこと」というように、「地方」「都会」といったくくりがなされることもありますが、広義には上記のように「生まれ育った地から別の地へ」といった解釈で問題ありません。
「生まれ育った地を離れ別の場所で就職・勤務したのち再び地元に戻って就職する」といういわゆるUターンが「Uの字」を描くのに対し、Iターンはある地から別の地へという一方向、すなわち「Iの字」を描くことからこの名がついたといわれています。

また、Iターンには単に仕事の選択だけでない、もっと大きなライフスタイルというものが密接にかかわってきます。
都会から地方へ、あるいは地方から都会へ、いずれにせよ「生まれ育ったわけではない知らない土地へ就職」することがIターンなので、良くも悪くもライフスタイルが一変することは必至です。

今の土地で働くことのメリットデメリット、別の地で働くメリットデメリット、両者を正確に把握した上で慎重に精査し天秤にかけるのがIターンの1つのポイントといえるでしょう。