この記事のポイント
- 第二新卒とは新卒で勤めた会社を3年以内に辞めた、早期退職者を意味する
- 年齢にするとだいたい22〜26歳のこと
- 以外にも転職市場では人気があり、仕事を見つけるのは難しくない
- ハタラクティブなど、第二新卒に特化した支援サービスを使うと、スムーズに就職できる
この記事の目次
転職市場で人気のある第二新卒とは
解釈は様々ですが、第二新卒というのは教育期間を卒業後3年未満の求職者をさすときに使われます。
そのため、23歳〜26歳くらいまでの求職者に対して使われる言葉になりますが、募集する企業側によっても定義が異なっていることも多く一概にこの年代が当てはまるとは言い切れません。
とりあえず3年なんて言葉があるように、新卒で入社した会社で3年勤めたら立派な社会人として扱われるからか、3年未満で辞めてしまった人は社会人枠ではなく、第二新卒として扱われることが多いようです。
よく、第二新卒、既卒、なんて言葉を同枠のように扱ってる転職サイトを見ることがありますが、意味は異なるので注意しましょう。
第二新卒と既卒の違い
- 第二新卒=新卒で勤めた企業を3年以内に退職した早期退職者
- 既卒=すでに大学を卒業してるが、企業に勤めた経験がない者(勤めた経験があっても、数ヶ月で辞めてしまった場合は、こちらに当てはまることもある)
新卒で勤めた会社を早く退職しても転職できる!
私たちが日常の生活レベルで感じることはありませんが、日本の景気は回復してきていて、リーマンショッック後の就職氷河期に比べると新卒の就職率もかなりの高水準です。
より多くの即戦力を獲得しようと企業も新卒の採用に力をいれ始めてますが、少子化の影響でそもそもの母数が多くないので、人材確保もなかなかうまくいかない時代になりつつあります。
そうなると、予定していた人数の人材(若者)を確保(採用)しきれなかった。。。なんて企業がたくさん生まれてしまうのが、今の就職事情です。
「とりあえず3年」という言葉に反して、3年以内に会社を辞める人が後を絶たない時代になっているのも第二新卒の需要を高める要因になっています。
新卒採用が予定人数を下回り、そこから更に人が辞めていくわけですから、なんとしてでも辞めた社員に変わる若い人材が欲しいということで、第二新卒にスポットが当たるのです。
大手転職サイト、マイナビで掲載される求人の80%が第二新卒を歓迎しています。これらの事実からも第二新卒の重要は高く、3年経たずして会社やめたことがマイナス要因にはならないと理解できるでしょう。
第二新卒は企業にとって、ありがたい存在である!
新卒になくて第二新卒にあるものは考えてください。
どちらも新卒という言葉がつきますが、社会人経験の有無と言う意味では全く違います。
数日、数週間という短い期間でなければ、研修があったり合宿があったりと、社会人としての最低限のマナーは身についていると想像できます。社会人マナーは業種に問わず、今後生きていく上で必ず必要なことです。
「企業からしてみると、売り上げに直結しないような研修や合宿というのはある意味損失な訳ですから、その手間が省けるというだけで、いやらしい話しですがありがたかったりします」(某広告代理店勤務採用担当者より)
それに加えて前職の勤続年数も若く、企業の色に染まってない分育成も楽ですし、20代前半から中盤と若い分よっぽど吸収が早いイメージがあるので勧化されます。
転職というと即戦力のイメージが先行してしまいますが、第二新卒の転職においてはスキル面でのハードルは低いと考えていいでしょう。
それよりも仕事への意欲の高さや、社風に合う人材か?など人物面が重視される傾向にあるので、未経験の業界や、新卒の際知り得なかった業界への挑戦も積極的に行えるチャンスなのです。
でも早期退職した理由を聞かれることは頭にいれておこう
ここまで、第二新卒に関してポジティブなことを書いていきましたが、採用する側からしてみれば「第二新卒歓迎!!!」とは書いているものの、「もしかしたらまたすぐ辞めてしまうのではないか?」 なんて不安を抱えつつ見定めている部分もあることは忘れてはいけません。
それを吹っ切るには以下のような意志を伝えることが大切になります。
- 転職の意志が強いということ
- 前職を辞めた理由(嘘をつかない方が吉)
- 前職の経験をどう活かすか
- 自分の弱いところはなんだったのか?
- 今後どのようにしていきたいか
- 成長したいという意志
人に言わされてるレベルではなく、自分発信で伝えられるくらいの思いで述べるといいでしょう。
以前勤めた会社を勤続年数が短く辞めてしまったという事実は変わらない訳ですから、その事実に臆することがないようにすることが大切です。
第二新卒の転職活動の進め方講座
これから新たな職を見つける上で、「自分がなにをやりたいか?」を考えるのはもちろん大切です。
ただ、サッカーしかテレビで放送されない国の子どもが、野球選手やラグビー選手になる夢を見れますでしょうか?宇宙の存在を知らない子供が宇宙飛行士になる夢は絶対に見れません。これは誰もが容易に想像がつくでしょう。
つまり、社会に出た経験があっても、どんな仕事があるのか?ということをまだまだ知り得ていない若年層にとって、「そのなかで何がやりたいのか?」「何をやるべきなのか?」なんて答えを求めるのは酷なことなのです。
当サイトでは、「何をやりたいのか?」も大事ですが、とりあえず転職・就職支援のプロと言われるキャリアコンサルタントに相談して、様々な業界のことを知ることから始めてみることをおすすめしています!
そこで自分が少しでも興味を持てる仕事を見つければいいわけですから、なにも焦る必要はありません。
あいにく、無料で相談から利用までできる第二新卒専門の転職・就職支援サービスも多く、情報なら溢れるようにあります。
その中でもハタラクティブは、既卒、第二新卒に強く、実績も豊富な支援サービスなので、ぜひ無料登録をして利用してみるといいでしょう。
いくら相談しても、転職先が決まっても料金が発生することもありません!気軽に問い合わせるなり、実際にヒアリングを行うと更に選択肢は広がっていくことでしょう。
早期退職だからってなんだ!第二新卒はまだやり直せる!
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