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IT業界が厳しい業界って数字が証明!?
厚生労働省が2014年に発表したデータです。
メンタルヘルス不調により、1ヶ月以上休業または退職した労働者のいる企業の割合を業界別に表したものですが、1位が情報通信業(IT業界)になっています。
全部が全部とまでは言いませんが、この結果からもわかる通りIT業界は他業種に比べると厳しく、精神的なダメージを負う人が少なくないということがわかっていただけたでしょう。
なぜ身体に精神的に支障でるほど働くの?
これだけ、色々な業界がある中での1位ですから、1つ1つの企業がどうこうと言うより業界そのもの事態が問題なのでは?なんて意見もありますが、あながち間違いないでしょう。
以下では、SEがなぜここまで酷使されてしまうのかという、そもそもの原因について振れていきましょう。
①システムは24時間動き続けるから(管理部門)
web上のシステムに休憩はありません。ゴールデンウィークも、お盆も正月も、基本24時間365日稼働してるのが当たり前です。
サーバーもプログラム常に稼働しているので、それを見守るのもSEの仕事。そして不具合があったら修正するのもSEの仕事。サイトの不具合は何も業務開始時間に起こる訳ではなく、「帰ろうと思ってたのにー」なんて時に起きることも、、、
夜間勤務制を導入して、何時から何時まではAさん、何時から何時までは夜勤のBさんが管理、としっかり振り分けられていたらいいですが、全部が全部の企業で導入されることもなく過酷な労働環境にいるエンジニアは多いことでしょう。
②世間のITリテラシーガ追いついていない?(開発部門)
SEの仕事に対する、世間の知識が追いついてないのも1つの原因ではないでしょうか?
高度な知識を求める方が酷ですが、比較的新しい業種ですから全く無知の人がほとんどで、どこまでなら実装可能なのか?という点を理解するだけで時間がかかってしまいます。
費用、期間、予算を踏まえると、実装可能なレベルに限界はもちろんあるのですが、工数計算すら打ち合わせの段階でがっちり決まることができなく、とりあえずやってもらってそこに口出しするという形になるなんて日常茶飯事でしょう。
家を建てるときは、まずは土地を買って鉄筋?木造?何部屋必要?なんて誰もが当たり前のように考えられることを決めてから、建築家とプランニングしていきますが、お金だけ与えられて、なんとなくの完成像だけ伝えられてスタートするような感じです(肝心な過程が抜けてる、、、)。
③アップデートに振り回される
IT業界の流れが早いことは、皆様承知だと思いますが、その流れに置いてけぼりにならぬよう、web上のシステムも日々改良(更新)を重ねます。ただ、改良が目的なのに、アップデートにはバグがつきもの。
みなさんも使っているiPhoneをアップデートしたら、さっきまで使えてたアプリが使えなくなった!なんて経験ありませんか?
本当にそのようなことが、システム上でも起こってしまうのです。その度に修正に追われる訳で、iPhoneのバグを修正するような工数とは比にならないくらい大変で膨大な作業量が必要になります。
潰れる前に環境を変えてみない?
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