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やりがいのある仕事の条件とは?
あなたは、今の仕事にやりがいを感じていますか?もし、やりがいを感じていないなら、その仕事や職場があなたに合っていないのかもしれません。
2015年に大手転職サイトであるエン転職が転職希望者8000人に「現状の仕事にやりがいを感じているか?」というアンケートを実施したところ、約半数程度の人が「やりがいを感じていない」と回答したのです。
仕事にやりがいを感じない人は、給与や勤務地に重点を置いて転職した人が多かったのに対して、「やりがいのある仕事に就いている」と回答した人は、自分のやりたい仕事に就くことを重視したという結果が出ました。
やりがいのある仕事に就きたい!と思うのは新卒者だけでなく転職者もみな同じです。単なる労働力を提供してお金をもらうだけでは、仕事へのやりがいも生れません。やりがいは達成感にもつながるので、幸福感や人生への満足度まで影響するといわれています。
やりがいのある仕事だと感じるのは、個々人の生き方や考え方で千差万別ですが、次に述べる5つの条件に合致していることが多いものです。
- 仕事に行くのが楽しい
- 職場の人間関係が良好
- 給与に満足している
- 正当な評価を受けている
- キャリアアップできている
どのようにしたら、やりがいのある仕事に就けるのでしょうか?まずは、やりがいのある仕事の5つの条件を詳しく見ていきましょう。
1.仕事に行くのが楽しい
やりがいのある仕事の条件として最も大切なのは、仕事に行くのが楽しいかどうかです。
朝起きて「さあ、やるぞ!」とやる気が出てくるような日々であれば、まさしく仕事が楽しいと感じている証拠です。
自分に合っている職種であったり、業務をこなすことが自分のやる気に繋がるようであれば、上司から少々重圧をかけられようが残業が少々増えようが、やりがいのある仕事につながります。
2.職場の人間関係が良好
職場の人間関係が円滑にいっていると、精神的にも無駄なストレスがかかりませんし業務上においても円滑に意思疎通が図れるので、仕事がやりやすくなります。
チームで行う仕事の場合は、人間関係のバランスが崩れると一気に仕事面に現れてしまい、やりがいどころか仕事自体に悪影響を与えてしまう可能性があります。
あらかじめ職場の人間関係の状態を知ることは難しいですが、業種や職種のカラーを調べておくと、ある程度そこで働く人間のタイプを知ることができるでしょう。
3.自分の長所を活かせる
小学校から大学を卒業するまでラグビーをやっていたバリバリ体育系の人が1日10時間近く座りっぱなしのデスクワークの仕事をしていたら、いくら雇用条件や労働環境が良くても苦痛かもしれません。
もちろん、今までやったことないことに活路を見いだし、やりがいを感じられる人も少なからずいると思いますが、生粋の体育会系は外に営業に出て動き回ってライバルである営業マンと切瑳琢磨して結果を追った方が楽しいことでしょう。
ここから何が言えるかというと、どんなに自分を取り巻く環境が良くても、「自分の長所を活かせるような仕事ではないと、やりがいを感じづらい」ということです。
4給与に満足している
やりがいのある仕事の条件として、十分に生活できるだけの給与が支給され金銭面での満足感があるかどうかも大切です。
いくら仕事が楽しくても生活に困窮するような給与では、精神的にも肉体的にも不健康になってしまいます。長期間に渡り不健康な状態が続けば、せっかくやりがいのある仕事だと思っていたのに、生きるためだけのお金を得るのが目的になりかねません。
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5.正当な評価を受けている
仕事を通して会社に貢献するのが社員の役目ですが、正当な評価を受けていることが大前提になります。
やりがいのある仕事とは、1つ1つの結果が給与や役職、上司からの賛辞などによって正当な評価があってこそです。
自分の成功がいつの間にか上司の成功とすり替えられることは、しばしば職場で見られる傾向です。上司との関係が良ければそれも自分のやりがいになりますが、明らかに自分の評価がなされない職場もあります。
6.人から感謝される
人から感謝されることは、心を豊かにし気持ちにゆとりをもたらします。仕事を通して得るのはお金だけではありませんよね。
事実、「仕事にやりがいを感じるときはどんなとき?」と先ほどと同じくエン転職が転職希望者に向けて行ったアンケートでは実に7割の人が、「お礼や感謝の言葉をもらったとき」と解答しています。
社会的な承認は誰もが求めるものです。人に感謝されるということは、それを満たされるということですね。
お客さんと直接関わるようなサービス業や営業ではない限り、お客さんから感謝される、なんてことはほとんどないと言っても過言ではありませんが、仕事は世の中の役に立っていることが前提条件ということを忘れてはなりません。
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