10年後になくなる仕事とは?
元GoogleのSEOラリーペイジはこんなことを言っています。
人工知能の急激な発達により、現在日常で行われている仕事のほどんどをロボットが行うというもので、近い将来、10人中9人は今とは違う仕事をしているだろう
http://lrandcom.com/automation
あなたは今の仕事が10年後も変わらずにあると思いますか?10年後には今ある仕事がどんどんなくなるといわれています。その数は今の仕事の半数とも予想されているのです。
仕事がなくなる背景には、科学技術の発展・・・つまり技術革新によるさまざまな仕事へのロボットの導入が考えられます。ロボットは正確かつ安全に作業を行うことができ、人間の作業効率を超えるものも登場しているのです。
そのため人間が行うよりロボットが行った方が効率がいいと思われるような職業は、この先10年でなくなっていくと予想されます。ロボットの活躍のほかにも、メディアの進化、労働人口の減少によってなくなることが予想される仕事もあります。
10年後になくなってしまう仕事とは、どのような仕事なのかをご紹介しましょう。
電車・新幹線の運転士
電車や新幹線の運転士は、運転を手動で行っている部分と自動で行っている部分があります。しかし技術の進歩によって、すべてを自動で運転できるようになると予想されているのです。
タクシー・バス・トラックのドライバー
自動車メーカーを中心に開発が進んでいるのが全自動運転システムです。現在も危険を予測して衝突を回避するためにブレーキがかかるシステムが導入されている車もあります。
全自動運転がすべての車に導入されると、タクシーやバス、トラックのドライバーなどは不要となってしまうでしょう。
新聞配達・郵便配達
新聞は近い将来完全に電子化されて、ペーパーレス化が進むと予想されます。これは昨今のスマホやタブレットなどの携帯端末の普及を考えれば納得できるはずです。
またハガキや封書などの郵便物も、すべてがメールで済んでしまうような時代になることも考えられます。そうなると、新聞や郵便物を家まで運んでくれる新聞配達や郵便配達の仕事はなくなってしまうでしょう。
新聞記者
ペーパーレス化が進むことで新聞を読む人たちが減少することが予想されます。ニュースは新聞ではなく、オンラインニュースで常に新しい情報を得ることができるからです。
新聞を購読する人が減ると、新聞社への購読料や広告料も比例して減っていくでしょう。利益が出なくなると、新聞社では最終的に新聞記者を雇えなくなってしまうのです。
訪問販売
自分で外に買い物にいくことが難しいお年寄りを中心に需要が高い訪問販売も、ネット通販の拡大によってなくなっていくことが予想されます。
生保レディ
生保レディも、現在は一戸一戸訪問していくスタイルをとっている企業もあります。しかしネット生命保険の発展によって、生保レディの役割は無くなってしまうことも考えられるでしょう。
ネット生保は直接個人から申し込むことで、仲介料が発生しないため保険料が安くなっています。これからの時代は、ネット生保が拡充されていくに違いありません。
レジ打ち
スーパーのレジ打ちもなくなる可能性があります。最近ではセルフレジを導入しているスーパーもありますが、近い将来商品をスマホにかざすとタグが読み込まれて決済が完了するシステムになることが予想されます。
通訳士
これからの時代は、より英語を使う機会が増えるでしょう。通訳士の需要も高まりそうですが、これもスマホの普及により通訳を雇わなくても自分で解決できてしまうのです。
スマホの英訳ソフトを使って、スマホに向かって話してもらえば自動で日本語訳が出てきます。反対に英語が苦手でも、スマホで変換してもらった英語をスピーカーマークを押すことで流すことも可能です。
コールセンター
これからは少しでもコストを下げるために外部委託(アウトソーシング)を行う企業が増えてくると予想されます。コールセンターの業務は、海外の人件費が安い国に委託されるようになるでしょう。
プログラマー
プログラマーは今後需要が増えていきそうな印象を持つ方も多いはず。しかし、コンピューターのプラグラミングは開発してしまえばその後の導入や運用は日本人でなくてもできます。
そうなるとプログラマーの業務もアウトソーシング化の対象となってしまうのです。
レンタル業
CDやDVDなどのレンタル業がなくなっていくことは、近年のインターネットの高速化によって予想できるという方も多いはずです。テレビで放送された番組も、オンデマンド配信やYou Tube配信ですぐに視聴できる時代になってきています。
そのためCDやDVDというソフト自体がなくなっていき、すべてデータ通信でやりとりできる時代がやってくるのです。
写真屋
現在もネットプリントが安いため人気ですが、トリミング作業など利用者が行う部分も多いです。しかし、これからは写真の修整や現像もコンピューターによって自動化が進むでしょう。
枚数とサイズだけを伝えれば、明るさや赤目補正、トリミングに至るまで自動で行ってくれる時代がくるかもしれません。
接客業
お店の接客やレストランのウェイター、ウェイトレスなども将来はロボットが行うようになったり、客自身がタッチパネルの操作で品物を選ぶようになったりするかもしれません。
すでに回転ずし店では、タッチパネルでの注文を導入しています。このように接客業は、必ずしも人間である必要がなくなってしまうのです。
調理師
飲食店での調理も機械化が進むでしょう。これも回転ずし店を想像すればイメージができるはずです。機械を導入すれば、量や見た目、味を同じようにそろえることができます。
旅行代理店
旅行代理店に直接足を運ばなくても、インターネットで個人で旅行の手配が行えるので、今後はその傾向がもっと高まると予想されます。
フライトアテンダント
フライトアテンダント(キャビンアテンダント)の将来も明るくない・・・という見方もあります。航空会社では経費の削減や航空会社の合併の影響でフライトアテンダント数を削減することを視野に入れているようです。ロボットがフライトアテンダントの代わりを務める時代になるかもしれません。
林業
林業のなかでも、木材を伐採する仕事をする人は仕事がなくなる可能性が高いです。これは、技術の進歩によって伐採に関わる人数が少なくなったこと、ペーパーレス化によって紙の需要が減ることが理由に挙げられます。
印刷業
ペーパーレス化に伴い、紙製品は減少の一途をたどるでしょう。そのため雑誌や本の印刷を行う企業も行く末は暗いといえます。
税務調査官
脱税をしていないかの調査や収税を行う税務調査官も、マイナンバーの導入や技術の進歩などで効率化が進むため、仕事自体がなくなる可能性があるでしょう。
農家
農家は後継者不足により、労働人口自体が減っています。それに加えて、機械の進化によって少人数でも作業ができるようになってきました。大規模でやっている農家は生き残れるかもしれませんが、個人農家は生き残るのが困難でしょう。
メーターの計測係
現在電気メーターやガスメーター、水道メーターなどは毎月メーターの計測係が測定して料金を郵便受けに入れていく・・・というシステムになっているところがほとんどです。
このメーター類も、各会社で電子計測器の導入を進めているため、計測係がわざわざ出向いて計測する必要が無くなってしまいます。
ドリル作業員
ドリル作業員も技術の進歩によって仕事を失う可能性があります。これまでより少ないドリルで、さまざまな作業ができるようになるからです。そのためドリルを使うような製造業において、人員の削減が進んでいくでしょう。
ガソリンスタンド
エネルギー問題から、ガソリンがいつまで供給できるかわかりません。近年、目覚ましい勢いで電気自動車の開発が進んでいます。充電スタンドの整備も行われています。将来的に車がガソリンを燃料としない時代がくるとなると、ガソリンスタンド自体が不要になるでしょう。
原子力・電力・火力・風力発電所
スマートグリッド技術(次世代送電網)の発達に伴い、原子力・電力・火力・風力発電所といった大規模な発電所は不要になるのではないかという見方もあります。
スマートグリッドは家庭や工場などで使われるエネルギーの需要と供給のバランスを管理し、能率的に電気を管理してくれるシステムで、これから期待できるシステムといえるでしょう。
教員
教育の分野も、対面で直接教師から学ぶシステムではなく、Webを通して学ぶ時代に徐々に移行するのではないかといわれています。
同じ理由で塾の講師も仕事を失う可能性があります。高い授業料を払わなくても、インターネットを使用して学ぶシステムを使えば人件費がかからないため、安く授業を受けられるからです。
製造業
衣類や靴などの製造は3Dプリンター技術で複製可能になります。そうなると衣類メーカーや靴メーカーでは、縫製する人が不要になってしまうのです。
10年後生き残る職業は!?
オクスフォード大学のマイケル・A・オズボーン助教授が、以上で紹介したものを含む、なくなる職業とともに生き残る職業も発表しています。
まとめ
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