これで完璧!内定承諾の連絡時間帯とマナー
内定の連絡をもらったら内定先にお礼の電話を入れるのがマナーです。内定をもらった嬉しさのあまり、すぐにでも電話をしたくなるかもしれませんが、相手に迷惑が掛からない時間帯を選ぶことが大切です。
会社がどの時間帯が忙しいのか、みなさんも身をもって体感していることと思います。例えば、朝礼中に電話が入ると担当者に繋ぐのも気が引けますし、大きな声で話すこともできず迷惑だと感じた経験がありませんか?
他にも、今日中に片付けようと思っていた仕事があったのに、終業直前の時間帯に電話が入ったことで一日の段取りが壊れてしまうこともありますよね。
内定先に電話を入れるNGな時間帯やベストな時間帯というものがあります。また、電話口で戸惑わないよう、あらかじめどんなことを話せば良いのかを把握しておきましょう。
午後14~17時がベストな時間帯
【電話を入れるNGな時間帯】
内定承諾の電話をするには、相手の業務を妨げない時間帯を選ぶのがベストです。始業直後や終業前、お昼休みの前後はあわただしく仕事を片付けていますので、こういった忙しい時間帯は避けましょう。
【電話を入れるベストな時間帯】
内定承諾の電話をする時間帯は、相手が忙しくないであろうと思われる14時から17時ごろが理想的です。
ただし、内定先の終業時間をきちんと把握しておき、最低でもその1時間前までとしましょう。うっかり先方の迷惑も顧みず忙しい時間帯に内定承諾の電話を入れてしまえば、非常識な人間だと烙印を押されかねません。
せっかく決まった転職先ですので、相手に好印象を与えることも必要です。
必要最低限の内容を簡潔に!
内定承諾の電話をかける時間帯が決まったら、内定先の採用担当者に伝えるべき内容をまとめておきましょう。
先方の貴重な時間をいただくことになるので、一方的な内容を事務的に伝えれば良いという訳ではありません。メールと違い電話の場合人間性が声に乗って伝わりやすいので注意が必要です。
もし、電話口で少しあがってしまっても、内定をいただいた感謝心と誠意を持って電話をすれば、こちらの気持ちが十分に伝わるものです。また、気持ちが伝われば相手からも好印象を持たれ、入社後の人間関係も円滑に運びます。
電話口で長々と話す必要はないので、戸惑わないように以下の要点をまとめてメモしておくことをおすすめします。メモを見なくても言える程度に練習しておくと、自分の言葉になり感情が相手に伝わりやすくなるので尚良いでしょう。
- 自分の名前
- 内定へのお礼の言葉
- 内定への意思(内定承諾)
- 入社後の抱負
- 必要手続きの有無の確認
どのように内定のお礼を電話口で話せば良いのか、具体的な事例を挙げておきます。
「お忙しいところ恐れ入ります。内定をいただきました●●と申します。先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。本日は、御社からの内定をありがたくお受けさせていただきたいと思い、お電話をいたしました。入社後は御社に貢献できるよう努力して参りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。入社までに必要な手続きなどがありましたら、お教え願います。」
文字に現すと上記のような文言になりますが、実際は相手あっての会話ですので一気に読み上げるようなことはしてはいけません。
おそらくお礼を伝えた後ぐらいに、担当者の方が「●●さんですね。わざわざ連絡をくれてありがとう。」などと会話があると思います。
焦る気持ちを抑えしっかりと相手が話せるような”間”を考えた話し方を心がけると共に、相手が何を話しているのかを聞く心の余裕を持って電話を入れましょう。
通常、内定をもらった後に採用不可になることはありませんが、採用担当者も人間です。不快になるような言葉や雰囲気を与えることだけは絶対に避けてください。
まれに、採用担当者の癖で「面接のときは給与面で少し不満があるようだったけど、うちの会社で本当に良かったの?」などとカマを掛ける人がいます。
こちらにとって少々ぶしつけな内容を言われたとしても、ムっとしたり言い返したりせずに、「はい、採用いただきたことに大変感謝しております。御社で働けることは私にとって非常にプラスになると確信しております。」とサラッとプラス思考の言葉で大人の対応ができるようにしておきましょう。
第一印象が肝心、マナーを守り良識ある態度を
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