転職エージェントはたくさんあるので、どこに登録すればいいのか迷ってしまう人も多いと思います。今回は転職エージェントのなかでも、よく知られているdodaについての評判をご紹介しましょう。
今でこそインターネットにおける大手転職サービス会社になったdodaですが、1989年1月創刊の転職情報誌「doda」が始まりだなんて、なかなか想像もつかないですよね。
転職エージェントのなかでは、業界1、2を争う大手のエージェントなので、大手ならでは受けられるメリットやデメリットがあります。
今回はdodaのことを知って、あなたの転職活動を優位に進めて行きましょう!
この記事の目次
doda転職支援サービスとは?
doda(デューダ)とは、東京都千代田区丸の内に本社を置く『株式会社インテリジェンス』が運営する転職支援サービスで、グループ会社の一つです。
自らの人生の岐路になる転職ですから、信頼のおける企業の元で転職活動をしたいですよね。dodaとはどんな会社なのか、さらに詳しく見ていきましょう。
dodaの歴史
今でこそインターネットにおける大手転職サービス会社になったdodaですが、1989年1月創刊の転職情報誌「doda」が始まりでした。
1994年10月には転職フェアをスタートし、2007年1月には人材紹介と求人情報を融合したサービスを始めました。
2009年には障がい者の採用を支援する「dodaチャレンジ」を、2013年3月には海外勤務や外資系への転職・求人情報サイト「dodaグローバル」のサービス提供も始めました。
dodaで評判の利用する5つのメリットとは?
転職を希望する人なら一度は「名前を聞いたことがある」という転職エージェントのdodaですが、dodaに登録するとどんなメリットがあるのかご存知でしょうか?まずはdodaの4つのメリットについてご紹介します。
非公開求人を含む求人数や求人の質が良い
dodaで扱っている求人はほかの転職エージェントと比べると大手企業や、比較的に高収入の企業が多いという特徴があります。求人数も豊富で、その数は3万3千件にもなり業界トップクラスといえるでしょう。
その求人数のなかには非公開求人も多く含まれていて、非公開求人から転職を成功させた人の数が多いのも特徴です。
このようにdodaは求人の質が良いということが最大のメリットといえます。
限定の求人がある
他社とかぶっている求人情報は自ずとライバルも増えてしまいます。doda限定の求人情報を提供してもらえば、ライバルに差を付けて優良企業への転職成功の可能性がより一層高まります。
地方にも対応している!
dodaは日本全国に拠点があるので、地方へ転職したい場合に心強い転職エージェントです。多くの転職エージェントの場合、地方の求人数は少なくなりがちですが、dodaは地方の求人数も豊富にあります。
海外転職に有利!
dodaは海外にも拠点を持っているため、海外への転職の際にもおすすめです。独自サービスの外資系や海外企業への転職求人情報を提供する「dodaグローバル」も展開しており、語学を活かした転職や海外で働きたい人にとって頼れる存在であります。
海外での活躍を視野に入れている方は、一度dodaに登録してみてはいかがでしょうか?
転職に役立つサービスが豊富
dodaには転職する際に役に立つサービスが豊富にあります。dodaで行っているいくつかのサービスをご紹介しましょう。
スカウトサービス
履歴書などの情報を登録することで企業からスカウトメールが届くサービスです。自分から行動を起こさなくても、登録しておけば企業からスカウトメールがくるので、利用者にとって嬉しいサービスなのではないでしょうか。
ヘッドハンティングサービス
今働いている企業で成果を上げている場合、ヘッドハンティングを受けられるサービスです。実績がある方は登録しておくとヘッドハンティングしてもらえるかもしれません。
年収査定
現在自分が持つスキルや経験などを総合的に判断して、それに見合った年収を査定してくれるサービスです。自分の市場価値知りたい方におすすめのサービスとなっています。
キャリアタイプ診断
「自分にはどんな仕事が適しているんだろう?」そんな疑問を持つ方におすすめなのが、キャリアタイプ診断です。長く続けられる仕事を探すために、調べてみてはいかがでしょうか?想像していないような業種が向いている・・・なんていうこともあるかもしれませんよ。
電話面談からのスタート!
一般的には、転職エージェントに登録すると、エージェント会社に訪問して面接が始まります。
お客様(転職希望者)あってのサービスなので、基本的に日時の都合はある程度つきますが、多忙期などは日にちは指定できても時間までは指定できないなんてケースも珍しくありません。
そういった意味では、訪問する手間がなくなるという点は非常にありがたいですよね。
そして、この電話での最大のメリットは履歴書や自己PRを書く必要がないということです。
電話で
- 履歴
- 自己PR
- 転職理由
- 転職先に求める条件
などを聞かれます。
転職エージェントに登録する段階では、転職の意志がまだまだ固まっていない人も多いでしょうし、履歴書や自己PRを書くの作業は憂鬱でしかありません。
その手間が省けて、最初の1歩へのハードルが非常に低くなります。
この段階で、条件とマッチする求人があれば紹介されるし、ある程度状況を把握した上での面談のスケジュール調整が行われます。
履歴書を書かずに多数の会社にエントリーできる
dodaに登録すると、転職希望者専用の管理ページが与えられ、そこでは新規の求人が次々と追加されます。
企業の詳細も確認できるので、そこで自分の条件と合致するもがあればエントリーができます。
この作業を一括でできるので、履歴書を1枚も書かずに数百者にも及ぶ会社にエントリーができます。
専任キャリアコンサルタントが支援
dodaでは、豊富な転職支援実績を持つ優秀なキャリアコンサルタントが専任で付き、転職活動をガッチリ支援してくれます。自分では気が付かなかった良い点や改善点を客観的な立場から教えてくれます。
転職を行う上でのサポートが手厚いことで有名で。受かりやすい職務経歴書の書き方や面接対策といった、転職活動のテクニックについてアドバイスを受けることが可能です。
このようなサポート面では、ほかの転職エージェントと比べるとdodaの評判が圧倒的に優れています。
転職を希望する企業との面接もwebで日程調整!?
転職を希望する企業との日程調整は以外と手こずるものです。
電話で日程調整する場合、あまりに、こちらに空き時間がないと、「本当に転職する気があるのかなー」なんて、思われてしまう・・・不安になり自分の予定を崩してまで、先方の都合に合わせがちです。
その点、先ほど申した管理画面で提案された日程を選べばいいだけなので、気を使う必要がありませんね。
備考欄も用意されているので、都合がない日程があれば記載するだけです。
dodaを利用する5つのデメリットとは?
dodaに登録するとメリットばかりのように見えますが、その裏にはデメリットも潜んでいます。ここからはdodaの5つのデメリットについてご紹介しましょう。取り扱っている求人数が多いこと、登録している利用者が多いことがデメリットにつながっているようですよ・・・。
非公開求人は早い者勝ち
dodaは求人数が多く規模が大きいため、もちろん登録者数も比例して多くなっています。そのため非公開求人の数がいくら多くても、既に他の方がエントリーしている可能性も高いのです。非公開求人は早い者勝ちともいえるでしょう。
業界知識や専門性が低い
dodaは簡単に言うと「広く浅く多く」という感じで、業界知識や専門性が担当者によっては低い・・・という意見もあります。これは業界最大の求人数を扱っているため、一つ一つの求人や職種・企業に対する知識が浅くなってしまっているといわれても仕方がないでしょう。
キャリアコンサルタントが多忙
dodaは業界大手なだけあって、一人のキャリアコンサルタントが担当する人数が他のエージェントよりも多いといわれています。そのため、すぐに返事がほしくてもキャリアコンサルタントと連絡が取れないこともしばしばあるようです。
すぐに回答が欲しいのにキャリアコンサルタントからの連絡がなく、時間がかかってしまうと焦ってしまいますよね。「回答待ちの時間がもったいない」と思うのであれば、ほかの転職エージェントと掛け持ちすることで焦りも解消するはずです。
じっくりキャリアコンサルタントと向き合うのには不向きなことが多い・・・というのがdodaのデメリットといえます。キャリアコンサルタントと細かいやりとりを行いたい場合は、ほかの転職エージェントを利用した方がいいかもしれません。
質の低い求人が混ざっていることも…
dodaのキャリアコンサルタントにも「ノルマ」があるそうです。キャリアコンサルタントは一ヶ月に一定数の転職を成功させなければいけません。
そのため自分が希望していないような職種の求人や、年収の低い求人、年収がよくても職場環境が悪い求人・・・などという質の低い求人が混ざっている可能性もあるため、すぐに求人に食いつかないように注意しましょう。
非公開求人はすべて見られない
dodaに登録するとすべての非公開求人を見られる・・・と思っているの方もいるかもしれませんね。しかし、それは間違いです。非公開求人はすべてを自由に見られるわけではありません。
非公開になっている求人は、自分が登録しているスキルとマッチしたもの、希望に合ったものしか見られないため、自由に活用することはできない仕組みになっているのです。
評判よりこんな人はdodaがオススメ!
ここまでdodaのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、具体的にどんな人にdodaがおすすめなのかを考えていきましょう。
dodaに登録するのをおすすめするのは、次のような人です。
- 転職をするのが初めてという人
- 以前転職を試みたが失敗に終わった人
なぜこのような人にdodaがおすすめなのかというと、職務経歴書や面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと多くの利用者から好評を得ているからです。
初めて転職するときや転職に失敗したときは、一度相談をして転職活動のスキルをdodaに鍛えてもらうなんて使い方をしてみるといいでしょう。
初めて転職するときは何から始めたらいいか分からないですし、転職に失敗した場合も自分になにが足りなかったのか一緒に分析してもらえるのはとても心強いはずです。
評判の良いdodaのキャリアカウンセリングのサービスとは?
一般的にキャリアコンサルタントとは、労働者の職業の選択や能力開発などに関する相談、助言、指導を行う人のことをいいます。平成28年4月から厚生労働省による国家資格になりました。
dodaでは、キャリアコンサルタントが転職希望者に求人情報を提供したり、能力に応じた仕事を紹介したり、面接や履歴書などの書き方の相談に応じる『キャリアカウンセリング』のサービスがあります。
サービスを受けたら転職しないといけないの?
dodaの転職支援サービスに登録すると、キャリアコンサルタントが専任で付きます。
いきなり本格的に転職活動を始めなくちゃいけないの?と思っている人でも心配はいりません。転職したほうが良いのか迷っている人もキャリアカウンセリングを受けられます。
キャリアカウンセリングのサービスを受けたからといって必ず転職しなくてはいけない、という決まりはありませんので自分の方向性や向いている業種があるのかなどを相談するのも良いでしょう。
連絡方法や日時は?
dodaのキャリアカウンセリングを受けるにあたり、登録後にdoda側から電話またはメールで日程調整の連絡がきます。平日はAM9:00~20:00開始、土曜日は10:00~18:00開始なので、都合の付くときにカウンセリング日を予約します。
どうしても仕事の調整ができない場合は、電話によるカウンセリングをしてくれるのが嬉しいサービスです。
サービスを受ける前に準備しておくこと
dodaの登録時にプロフィール欄をすでに書いていますので、職務経歴書を作成しておきますが書類ではなく、職務経歴書作成ツールの「レジュメビルダー」が用意されています。
業種に応じた形式が自動で設定され必須項目や記入ポイントが出てきますので、一から作ることに比べたらとてもラクに作成できます。
この段階で不明な点は完全に仕上げられなくても大丈夫です。キャリアコンサルタントのカウンセリングによって、指導してもらえます。
しかし、自分の価値を上げるためにも月日や会社名、在職中に行っていた業務内容など分かる範囲は記しておくことをオススメします。
まとめ
dodaは転職エージェントのなかでも大手に位置するので、何でも任せて安心というイメージがあるかもしれませんが、扱っている求人数や登録者が多いが故のデメリットもあるということが分かりましたね。
転職エージェントに登録するときは「大手=すべてがよい」というわけではないので、その点は注意して選ばないといけません。登録をしたら先ほど紹介したデメリットをきちんと頭に入れて、キャリアコンサルタントにいわれるままに流されないように気をつけましょう。
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『doda』もリクルートエージェントに負けず劣らず非公開求人が多数な転職エージェント。キャリアカウンセリングを実施しているので、今すぐに転職をする気がない人もキャリアの相談をしてみましょう。
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