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完全版!お礼状の書き方のポイント
内定をもらったらぜひともお礼状やお礼のメールを届けましょう。必ずお礼状を出さないといけない、という決まりはありません。
しかし、内定への感謝の気持ちを先方に伝えることは好印象を与えるだけでなく、入社後の仕事がスムーズになることもあり、最近はお礼状を書く人が増えています。
しかし、いざお礼状を書くとなるとどう手を付けたら良いのかわからないことだらけ、という人が多いと思います。
お礼状は人生でもそう何回も書くものではないので、スラスラ書ける人のほうが稀なぐらいです。こんな疑問はありませんか?
「お礼状はいつまでに出せばいいの?便箋ってどんなものがいいの?ボールペンじゃだめなの?どんな内容を書けばいいの?」
多くの人が疑問に思う質問事項を集めて具体的にお伝えしますので、内定後のお礼状の書き方の参考にしてください。
内定のお礼状は書面じゃないとNG?
内定のお礼を伝える手段としては、書面でのお礼状のほうが一般的です。書面の場合はパソコンではなく手書きで丁寧に心を込めて書くのがマナーです。
ただし、メールで採用通知が来たのであれば、メールで返信してお礼の気持ちを伝えても問題ありません。会社見学をした際に、企業の方針としてペーパーレスを推奨していることがわかっている場合や、自由な雰囲気の企業でお礼状ではあまりにも堅苦しい場合は、お礼メールでOKです。
【お礼状を出すタイミング】
まず、お礼状やお礼メールは内定をいただいたら、即日もしくは翌日には出します。内定が決まりそうだと予感していたら、あらかじめ用意している人もいるぐらいです。仮に翌々日になってしまっても良いので、できるだけ早い段階でポストに投函しましょう。切手を貼るのを忘れずに!
内容はお礼で始まりお礼で終わる!
書面でのお礼状で縦書きの場合、次のような定型に則って内容を書いていきます。
『頭語→宛名→時候の挨拶→選考・内定のお礼→今後の抱負→あらためてもう一度お礼→結語→日付→署名』
それでは、具体的にどんな内容を書けば良いのか一例を挙げてみましょう。□は文字下げを意味しています。
【頭語(とうご)】
謹啓
【宛名】
●●株式会社
人事部長▲▲殿
【時候の挨拶】
□晩秋の候、貴社におかれましては益々ご繁栄のこととお喜び申し上げます。
【選考・内定のお礼 今後の抱負 再度お礼】
□先日は、ご多忙のところ私のためにお時間を頂戴し、ありがとうございました。
□また、この度は内定のご通知を頂きまして、誠にありがとうございます。
□〇月からは貴社の一員として一生懸命精進する所存です。至らぬ点も多々あるかと思いますが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
□まずは書面をもちまして内定の御礼を申し上げます。
【結語(けつご)】
□□□□□謹白 (便箋の最下部に「白」の文字が来るように記載)
【日付】
平成●●年●月●日 (お礼状を書いた日付)
【署名】
□□□□□山田太郎 (謹白の「白」の位置に合わせて氏名の最後が来るように記載)
お礼状はこのように定型に沿って書きます。人事担当者や選考者宛てに送るのが一般的ですので、面接時に約束したことやエピソードを短く盛り込めば、より気持ちのこもったお礼状になります。
書き方で、いくつか注意点があります。
担当者名と併記する場合、会社名の後ろには御中を付けないようにしましょう。様プラス様になってしまいます。時候の挨拶はその季節に応じたものを記載してください。また、頭語の謹啓(きんけい)と謹白(きんぱく)はセットで使います。頭語に拝啓を使う人もいますが、より敬意を示す謹啓・謹白のほうがおすすめです。
白の便箋&封筒と黒か青の万年筆を準備
お礼状は白の便箋と封筒を用意しましょう。一般的に縦書きが基本ですが、横書きでも問題はありません。できれば万年筆で書くのが好ましいとされていますが、近年ではボールペンで書くのも一般的になっています。
【封筒・便箋の選び方】
お礼状にふさわしい封筒と便箋は”完全な白無地”です。ワンポイントの柄が入っている便箋や色付きのタイプはお礼状としては適していないので気を付けましょう。また、封筒の宛名は便箋の向きと揃えます。封筒の裏面に自分の住所・氏名を書くのも忘れずに!
【筆記用具の選び方】
万年筆をお持ちの方なら黒または青のインクを選びお礼状を書きます。ボールペンでもOKですが、その場合は黒を選びましょう。インクのこすれ跡は大変見苦しいので、書き進める際には手でこすらないように意識することも知っておきましょう。
【誤字脱字を確認】
誤字脱字を確認してから投函します。万が一、誤字脱字があった場合、修正液を使用するのは止めましょう。面倒でも一から書き直すのがルールです。会社によっては業務における修正液の使用を禁止しているところもあるので、ちょっとだからイイや、と安易に使用してしまうと印象はガタ落ちし、せっかくのお礼状のメリットが台無しになってしまいます。
転職活動完了!内定後の締めくくりはお礼状
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