この記事のポイント
- 20代後半の男性の場合、ボーナスがないと、平均年収との開きが50万ほどになるので、給料の2〜3ヶ月分のボーナスがもらえて平均額となる
- 20代後半の女性の場合、毎月20万の手取りがあれば、ボーナスがなくても数字上は平均額を超える
- 20万手取りがあれば基本的に生活に困ることはないが、結婚式のお祝儀など、出費が重なるとボーナスなしでは厳しい
- 今後上がる見込みがない、ボーナスがない等、年収へ不満がある場合は転職エージェントを使って年収重視の転職活動をサポートしてもらうべき
単刀直入に申しますが、20代後半で月給の手取りが20万円の場合、平均以下という認識を持つといいでしょう。
もちろんボーナスの額や、その他の福利厚生等の待遇は会社によって違うので一概に月給だけでは言えませんが、決して多くはないという意識を持つことが重要です。
というのも、お給料というのは会社都合のことも多く、”スキルの高さ=年収高さ” とは言えないためです。
もし今の年収に満足してない方は、自分の責任ではありませんから、周囲はどのくらいもらっているの?どんな生活をしているの?年収をあげるには?等、記事では解説しておりますので、ぜひご覧ください!
この記事の目次
毎月手取り額20万円で1人暮らしをした場合の内訳

平均的な毎月の手取り額20万円の会社員の生活を見ていきましょう。20代後半、都心部に勤める会社員の例です。
※1人暮らし向けの1Rや1DKの都内の家賃相場は7.4万なので、今回は7.5万を適用して計算させていただきます。青梅市の家賃相場が都内では最安値の42000円。賃貸住宅D-room様より
- 家賃:75000円
- 食費:25000円
- 水道光熱費:10000円(季節によって多少の変動はあるが)
- 通信費:10000円(携帯料金7000円+自宅回線3000円)
- 保険料:10000円 ※20代の平均は20000円前後(生命保険等)
- 医療費:5000円
- 交通費:5000円
- 雑費(消耗品、車両費、各種ローン等):15000円【〜30000円】
- 娯楽:15000円
- 貯金:30000円
今回は最低限貯金を毎月3万円と考えて内訳を出してみました。
20代も後半ともなると、プライベートで遊びに行くようなところが少し高めなところになるでしょうし、娯楽と雑費が1.5万だと少し足りないかなーなんてところでしょうか?
車を所有しているとその分のローンや車両保険等も含まれますので、その分貯金額が減りますね。
ただ、将来のことを考えると貯金額が3万の想定では不安が大きくなりますし、この時期になると結婚をするような友人も多いでしょうからお祝儀だってバカになりません。
ある程度の生活コストを計算できても、想定外の支出も十分に考えられますし、やはりボーナス頼りな生活を強いられてるような人も少なくないでしょう。
【実際の声】手取り20万だと生活は厳しいですか?




手取り20万は女性は平均程度。男性の場合はボーナスがないと低い

※以下 年収平均のデータ等 国税庁 平成26年分 民間給与実態統計調査 様より
20代後半の平均年収は
- 男性378万円
- 女性297万円
となっています。手取りが20万の人の月当たりの総支給額は24万程度(会社や、配偶者の有無によって変わるが)だと予想できます。となると、それに1年にあたる12ヶ月分をかけて288万円という数字が割り出され
- 男性の場合378万ー288万=90万平均より少ない
- 女性の場合297万ー288万=*9万平均より少ない
という結果になります。
※男女共通で、平均年収にはパートタイム勤務の人も含まれています。20代後半になると女性の場合、結婚、出産、子育てを機に正社員としての勤務をリタイヤされる方も多くなるので、正社員として働き続けてる方は公表されてる平均年収よりも、少し上の年収であるべきと認識するのがベター。あくまで感覚値ですが、310万~330万を平均値として考えるといいでしょう。
手取り20万でもボーナスが十分にもらえないと低い部類になる
男女共通で、20代後半の1年間のボーナスの平均は*50〜70万円と言われています。※夏、冬ともに変動が多いので、20万ほどの幅を持たしています。
女性の場合、上記の※部分で述べたようにパートタイマーが多く含まれる上での平均年収額ということを考慮しても、1年で30万以上のボーナスをもらっていれば正社員の平均年収は超えるのではないでしょうか?
一方男性の場合、一般企業の平均額にあたる50〜70万のボーナスを足しても平均年収には追いつきませんね。1年に最低でも90万ほど、目安としては4ヶ月分の給料がでる会社でないと平均以下の年収となると考えましょう。
【筆者が実体験済み】ボーナスがある企業に行くなら転職エージェント一択!
月の手取りは平均額とは言え、ボーナスがもらえないことにより、なかなか厳しい生活を強いられたり、将来への不安が大きい人もいることでしょう。
筆者も同じような状況で、転職をしよう!と決意しました。
ただ、転職活動は人生で何度もするものではないので
- 転職して今よりも悪い条件のリスクも考えられるし怖い
- そもそも何から始めればいいかわからない
- 人脈がないから人の紹介で入ることもできない
以上のことを考えてしまい、決めたはいいものも全然行動ができない。何をしたらいいのかわからない状況が長く続いてしまいました。
ただ、これらの悩みを何度も転職という現場に関わっている転職のプロなんて言われる人に付き添ってもらいながら解決できると考えたらいかがでしょうか?

筆者の場合、たまたまですが取引先に転職関連のお仕事をされている会社があり、そこの方に「転職するときは転職エージェント(地取引先)を使いなね」と言われていたので利用して、実際に150万年収アップの転職が実現できています。
転職エージェントは何をしてくれるの?という記事でも詳しく書いてますが、転職エージェントという名の通り、自分の代理人となって様々なサポートを無料でしてくれます。

- 求職者とのヒアリング(現状の把握、相談)
- 求人の手配
- 面接日の設定
- 面接対策や履歴書の添削
- “年収交渉”
- 転職後のサポート(求人内容と相違点はないか?)
その人ごとの状況にもよるので、これ全てではないですが代表的なサービス一覧です。もちろん本人のやる気なしではスムーズに進みませんが、ここまでのサポートがあれば仕事が忙しい人でも安心ですし、自身も在職中に活動ができました。
またリクルートエージェントであれば、わざわざエージェント会社に面談やら書類の提出等をしに行く必要がないので、時間がない会社員でもスムーズに転職活動が進められます。
これは他のエージェントも利用したからこそ言えることなのですが、そもそもの転職エージェントとの最初の対面面談の日付が合わず、リクルートでは電話面談を終えて走り出しているのに、B社では未だに面談をやってない、なんてこともありました。
走り出しが早いに越したことはないですから、結果的にリクルートにオススメされた会社に入社できましたし、他のエージェントはその後も対面で書類がどうだとか練習がどうだとかで、なかなか採用に至らなかったです。
こんな実体験から、今の年収に不満、不安があるという方はリクルートを利用して年収アップを実現させましょう!というのが筆者の意見です!
選択肢は数ありますが、現状で止まっていたら勝手に解決するものではないと思いますし、一方踏み出してみてはいかがでしょうか?